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【VRリポート】HTC Vive体験会で『マブラヴ オルタネイティブ』の世界に飛び込んでみた!

2016-04-04 17:50 投稿

『マブラヴ』の世界を疑似体験

2016年4月3日、秋葉原ベルサールにて、VR機器”HTC Vive“を用いて『マブラヴ オルタネイティブ』の世界を体験できるイベント”Muv-Luv × HTC Vive体験会”が行われた。

また、このイベントではVR体験のほかにもトークイベントや、PCで使える物理コントローラー”Steamコントローラー“の試遊台も用意された。

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HTC Viveとは?

HTC Viveとは、台湾の電器メーカーHTC社とゲーム開発会社であり、現在PCゲームプラットフォーム”Steam”を提供しているValve社が共同開発したVR端末。

VRヘッドマウントディスプレイのほか、専用コントローラーや、ヘッドマウンドディスプレイの位置をトラッキングするセンサーがセットとなった機器である。

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VRの時代がやっときた

この体験会の冒頭では、今回のイベントを主催した株式会社DegicaのVice President 岩永朝陽氏が今回イベントを開催した意図について、以下のようなコメントを残している。

「2016年はすでにVR元年と呼ばれている年だが、まだコンテンツ作りにはルールやセオリーが存在していない。そんな中で、どこまでリアルを追求すればいいのかというのが、これからの議題になってくると思います。たとえば、今回作成したソフトでは、360度さまざまな方向から”BETA”が襲ってくるような仕組みになっていますが、これは従来のゲームや映画では味わえないような恐怖に繋がります。なので、あまりに怖くしすぎるとアトラクションとしては成り立たなくなってしまう。どこまでが面白いと感じられて、どこからが怖いとなってしまうのか。これを知るには、やはりユーザーのみなさんに直接声を聞くのが一番だと思い、今回イベントを開催させていただきました」

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よく分かる!VR講座

トークセッションの一幕として”よく分かる!VR講座”というセッションも設けられた。こちらは、いま話題となっているVRヘッドセットを比較し、それぞれどういった特徴を持っているのかを紹介したもの。

ここでは、そのセッションの内容を簡単にまとめて紹介しよう。

今回のセッションで紹介されたVR機器は全3種類。イベントでも用いられたHTC Vive、昨今のVR機器の草分け的存在でもあるOculus Rift、そして値段も発表されて話題も熱いPlayStation VRだ。

【資料提供:AMD社】

※プレゼンで発表されたハードウェアの価格は、USドルの価格をおおよその日本円に換算していたり、アマゾンでの価格を引用したりしたものになります。実際の価格とは異なる場合がありますので、ご了承ください。
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セッションで述べられたそれぞれの特徴を端的にまとめると、以下の通りとなる。

HTC Vive

・トラッキングセンサーを設置することで、VR端末の位置や姿勢を正確に読み取れる。
・しゃがみ込んでも、寝転がっても、センサーがそれを読み取ってくれる
・動き回って遊べる端末
・動作には、VRに対応したグラフィックカードを搭載したPC環境が必須
・価格は11万1999円
・ソフトはPCゲームプラットフォームSteamから入手
・Steamはセールの頻度と割引率が高いため、長期的に見るとお買い得の可能性

Oculus Rift

・座って遊ぶタイプ
・動作には、VRに対応したグラフィックカードを搭載したPC環境が必須
・価格は8万3800円
・ソフトは専用サイトOculus Shareなどから入手

PlayStation VR

・座って遊ぶタイプ
・動作にはPlayStation 4が必須
・価格は4万4980円
・ソフトはPlayStation Storeから入手
・ほかと比較すると初期投資が少ない
・SIE(ソニー・インタラクティブエンタテインメント※)のチェックが入るため、コンテンツのクオリティが安定している

※旧SCE(ソニー・コンピュータエンタテインメント)と旧SNEI(ソニー・ネットワークエンタテインメントインターナショナル)の統合により生まれたソニーのゲーム事業子会社

VR体験はいかほど?

このイベントでは、『マブラヴ オルタネイティブ』の世界に登場する地球外生命体”BETA”と、歩兵として対峙して闘うというVR体験が用意されていた。ここでは筆者のプレイインプレッションをお届けしたい。

まずHTC Viveの装着感だが、こちらはヘッドバンドのサイズを任意で調整できたため、非常に良好。重さも気になるほどではなく、上からヘッドホンを装着しても自由に首が振れるものとなっていた。

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視野も思った以上に広く、視線を左右に振ってもほとんど違和感は感じられず。また、首を振ったときの反応速度も早い。サラウンド音響システムと相まって、臨場感は高め!

さて、そんな感じの一式を身につけて、いざVRの世界に飛び込んでみたのだが、率直な感想は「”BETA”怖っ!」のひと言に尽きる。

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▲ヘッドマウントディスプレイに表示されるものが、パソコンに出力されている様子。1枚絵で見るとそうでもないが、VR世界で見るとその巨大さをよりリアルに体験できてかなり怖い。
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▲こちらも同じくPCモニターで出力されている様子。自身の間近に着地するロボットの迫力は凄まじいものがあった

後に行われるトークセッションの中で「このVRソフトは1ヵ月未満で作り上げた」と言われていたが、それほどの短期間で作られたとは思えないほどのリアルさだった。

いや、現実にあるものではないのでリアルとは言えないのだが、リアル。なんかそんな感じだ。変な感覚を覚える。

HTC Viveは、部屋の2隅に設置されたトラッキングセンサーにより、ヘッドマウントディスプレイの位置を正確に読み取れることが特徴的なデバイス。なので、本ソフト中にもそれを活かした機能が実装されている。

つまり、実際に歩き回ると、ゲームの中のプレイヤーキャラクターもそれに合わせて移動をするといった具合だ。エリアの移動などは左手に持ったコントローラーで行うのだが、自分が立っているエリア内の移動は実際に歩行することで行う。

これは、ハッキリ言ってしまうと結構怖かった。周りにサポートスタッフがいるとは言え、視界がディスプレイで遮られている状態で歩くのには、意外なほどに勇気がいるものである。

また、ヘッドマウントディスプレイからケーブルが伸びていて、それをスタッフの人が絡まらないようにうまく手繰ってくれるのだが、やはりそれでも「急な動きをしたら、絡まってしまうのではないか」という不安がぬぐえなかった。

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しかしながら、手持ったコントローラーで行う銃撃は非常に楽しいものだった。首を振って、体を回して敵を見つけ、コントローラーをそちらに向けてトリガーを引く。言葉にするとそれだけのアクションだが、「なんとなくこの辺を狙いたい」と照準を向けると、ちゃんとそこに弾が飛んでいくのだ。

自分の考えが、しっかりゲームに反映されたような気がして、感動を覚えた。

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終わってしまえば、あっという間の体験だったが、かなりの充足感が得られる体験だった。実際に足を動かすのは怖かったが……。

なお、このVR体験会は、今後ドスパラ店頭でも行われるそうなので、気になっている人はもちろん、VRを体験したことのない人、VR世界でのFPSに興味がある人は、ぜひ参加してみて欲しい。

 

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