【超熱血パズドラ部】第1492回:ブライダルガチャの結果は
2024-07-16 11:25
2016-02-26 17:44 投稿
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パズル&ドラゴンズ
前回の続き。
男はどうしても、覚醒アルテミスが欲しかった。それまで所有していた“月華の狩猟神・アルテミス”も悪くはなかったが、選手層の厚いプラントアーミーズの中にあってはどうしても脇役に甘んじざるを得ず、ぶっちゃけ出番がまったくなかったのである。しかし、究極覚醒を果たした覚醒アルテミスだったら、2軍を飛び越え、サブメンバーもブチ抜いて、いきなりリーダーとして君臨することも可能になる。実際、フレンドで覚醒アルテミスを連れて行くとHPがべらぼうに高くなることに加え、木と水の2コンボだけで攻撃力が4倍になるという、使い勝手のよさも非常に魅力的に映った。
「つぎは絶対に覚醒アルテミスを作る!!! いっさい脇目はふらずにな!!!」
そう誓った俺はさっそく、素材収集に入った。足りないパーツは……ガイアとインディゴだ。幸い、スペシャルダンジョンで両方とも手に入れられるタイミングだったので、俺はすぐさまこの2体を獲りにいったのであった。
さてここで突然だが、ひとつの前提として、この男が最近“協力プレイ用の闇パ”を育てつつある……ということを覚えておいてもらいたい。メンバーは、覚醒パンドラ、覚醒ツクヨミ、覚醒ロキ、ズオー、赤ソニア……ってところで、これがまためちゃくちゃ強くて重宝していたのだが、ある日、仲のいいクリエイターさんがこの面子を見てつぎのようなアドバイスをしてくれたのだ。
「大塚さん、この覚醒ツクヨミをアーミルにすると、バインド対策もできて完璧だと思いますよ!!」
俺は、我が意を得たりとばかりに膝を叩いた。「なるほど! アーミルか!! じつはこのパーティー、バインドに弱くて、どうしようか考えていたんです!!」。
覚醒アルテミスを意識し始める、ちょっと前の出来事だ。俺はすぐさまアーミルを手に入れて、モンスターボックスの中に安置しておいた。「ちょっとずつ育てていこーっと^^」なんて言いながら。
そしてこれが、後の不幸への大きな布石になる……。
覚醒アルテミス完成への第一歩として、俺はまずインディゴを育て始めた。+集めの際に出たカステラの端っこのようなモンスター(意味わかるかなw)を中心に、せっせせっせとインディゴに食わせていく。しかし、メタドラ系ではないので成長速度は高が知れていて、労力のわりにはなかなか育ってくれない。
「やっぱり、キチンと属性を合わせて食わせたほうがいいよなぁ」
そんな、パズドラーの常識を改めて思い返していたとき、インディゴのすぐ隣にいたモンスターが目に飛び込んできた。
……うん、そうだな。闇属性の切れ端モンスターが手に入ったら、こいつに食わせればいいや。俺はそのモンスターを選択しながら、つぎのようにつぶやいた。
「闇属性のいらないモンスターは、アーミルに食わせよう。……どうせこいつも、覚醒アルテミスに合成するんだから^^」
この瞬間から、俺の育てる対象はインディゴとアーミルになった。さすがに切れ端だけでは埒が明かないと判断し、コインダンジョンでキングカーニバルなんかも買ったりして、手に入ったはしから食わせていく。
「こいつらを進化させたら、ついに覚醒アルテミスができるんだ!>< がんばらなくっちゃ!!」
こういう健気なところが、本当にかわいいと思うよボク。
そんなある日、この努力が報われて、ついにインディゴがレベルMAXになった。すぐさま進化合成を選択して、刻薄の凍冥魔・インディゴを作る。これに続くようにアーミルもレベルMAXとなったので、こちらも脇目も振らずに黒獣魔の子分・アーミルにした。
……よし!! そろったぞ!! これでプラントアーミーズの新リーダー、覚醒アルテミスを作ることができるんだ!!!
「おっしゃああああ!!!! 作るぞぉぉおおおお!!!!」
進化合成部屋に入った俺は、迷わずアルテミスを選択した。つぎの画面でズラリと並ぶ究極進化先の中から、これまた迷わず覚醒アルテミスを選ぶ。……一瞬、覚醒アルテミスの項が暗転していたような気がしたが、さして気に止めず俺は先に進んだ。
……そして出てきたのが、この画面である。
見ると、いちばん左のアイコンが暗いままになっている。ここは……アーミルの枠だ! いやでもアーミルは、たったいま進化させたばかりのはずだけど……。
「なんだ? どうなってんだ???」
不思議に思いながら、暗いままのアーミルのアイコンを凝視してみる。
……あれ? アーミルって、こんな顔だったっけ? これじゃまるで、女の子じゃん。ていうか、これって……。
「アーミルって、アイコンで見るとガイアみたいなんだなw ぜんぜん気づかなかったよwwww へぇー、これは意外………………………って!!!!!!!!!!!」
俺はそのときになってようやく、とんでもない勘違いをしていたことに気がついた。そして、2016年でもっとも大きな叫び声を発する。
「必要な素材って、アーミルじゃなくってガイアじゃねえかああああああああ!!!!! ななな、なんで俺はアーミルをっ!!!!>< どこでアーミルにすり替わったんやぁぁぁぁあああ!!!!!!><」
そう……。覚醒アルテミスを作るのに必要だったのは、アーミルじゃなくてガイアだったのだ!!! 同時期にダンジョンモンスターのインディゴ、ガイア、アーミルを手に入れ、モンスターボックスでも並ぶように配置されていたため、いつしか記憶がこんがらがって、
「覚醒アルテミスに必要なのはアーミルとインディゴ^^」
とすり込まれてしまったようなのである。
これはもう、泣くしかなかった。メタドラやら切れ端素材はすべてアーミルに突っ込んでしまったので、ガイアを育て、進化させるにはまたまたかなりの時間を投資しなければならない……。
「嗚呼……>< 覚醒アルテミスが欲しいよぉ……>< なんでアーミルを先に育てちゃったんだよぉぉぉぉ……><」
こういう勘違いって……よくあるよね!!!(同意してくれ)
失意のまま、週末に突入する……。
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大塚角満(おおつか・かどまん)…… 週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。編集業務のかたわら、執筆活動を精力的にこなしており、多数の連載記事を持つ。著書に、『モ ンスターハンター』シリーズのプレイ日記をまとめた『逆鱗日和』シリーズが9作、『ダークソウル』のプレイ日記をまとめた『折れてたまるか!』シリーズな ど。ファミ通Appでは、“熱血パズドラ部!”を始めとするスマホゲームの執筆活動も行っている。 |
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対応機種 | iOS/Android |
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価格 | 無料(アプリ内課金あり) |
ジャンル | RPG/パズル |
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メーカー | ガンホー・オンライン・エンターテイメント |
公式サイト | https://pad.gungho.jp/ |
公式Twitter | https://twitter.com/pad_sexy |
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