【新作】隣人トラブルのきっかけは壁に当たったいちぢくでした 『脱出ホラー いちぢく』

2016-02-23 11:00 投稿

お隣さんは猟奇犯!?

アパートに引っ越して数日。

静かな環境に満足していた主人公が、些細な出来事をきっかけに隣人トラブルに巻き込まれていく『脱出ホラー いちぢく』。

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うっかり手を滑らせ、壁に当たってしまったいちぢく。その物音からすべてが始まり、隣りの部屋から漂う気配がおかしくなっていくのだが……。

最初は気のせいだと思われた異変が、故意に発生しているのだと気づいたとき、隣人との間柄はどうなってしまうのか?

さっそく、いちぢくを壁に当てて様子を伺ってみるぞ!!

いちぢく、大きすぎる

バイトに疲れた主人公は帰りに牛丼を食べ、その帰り道にデザートのいちぢくを購入した。

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コンビニスイーツや定番の果物でもなく、なぜにいちぢくなのか。

長い人生のなかで数えるほどしか食べたことのない著者にとって、この選択肢自体がすでに謎だらけだ。

さて、いちぢく好きな主人公。
とっておきのデザートを手で剥こうと試みるのだが……。

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そんなにっ、ってくらい豪快に吹っ飛ぶいちぢく。その直後、お隣さんから“ドン”と物音が!

うるさいぞ

なんて感じのアピールなのだろう。
いや本当に申し訳ない。

あまりにも、いちぢくが大きすぎてね。
そう、きっかけはこんな些細なことだったのだ。

部屋を隅々までチェックしよう

いちぢくを壁に当てて以降、とくに主人公は隣人に迷惑をかけるようなことをしていない。

していない

そう思っているのは主人公だけなのか?

明らかに隣人のアピールは激しくなり、次第にそれは身の危険を感じるほどの嫌がらせに変化していく。

笑い声、トイレ、洗濯機、シャワー

あらゆる生活音が気になり始めるなか、時間だけが過ぎていくのだ。

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▲各ステージ(1日)毎、こちらの行動をマネするように物音を立ててくる。同じ音量が隣人にも響いているのだと気付かされる反面、どこか腑に落ちない様子の主人公。

ちなみに、本作には2種類の結末がある。

プレイヤーの行動によって物語が変化、その分岐点となるのがおもに各ステージの夕方に行うアクションに応じて現れる“夜”のパートにある。

1日目
床の汚れをティッシュで拭く

2日目
棚の上にあるマンガを調べてからクリアー

3日目
隣人が使う洗濯機の音が聞こえてからマンガを読む

4日目
シャワー中、上を向いて“!”を押す

たとえばこんな感じで、些細な行動がトゥルーエンドへの道を切り開いていく。これがふつうにプレイしていると、何が分岐になっているのかさっぱり把握できない。

そこで著者は、毎ステージクリアーごとに、ステージセレクト画面をチェック。分岐が発生していない場合はもう1度夕方からやり直しながら物語を進めたぞ。

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7日目に訪れる結末の行方

こちらの不注意から始まったこの一件。

隣人のアピールも物音からより具体的なものに変化し、徐々に恐怖心と苛立ちが湧いてくる。

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▲もちろん、そのきっかけはこちらのいちぢくだ。しかし、ここまでされて黙っている主人公ではない。

いい加減にしてくれ

我慢の限界に達したそのとき物語は急転。

後戻りのできない事態を招くとはっ。

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基本的にこちらは受け身のスタイル。
とくに序盤は淡々とした日常を過ごしていくことになるので、ホラー要素はさほど感じない。

大きく物語が動き出すのは5日目。
深夜アニメの1話切りみたいなことはせず、これをひとつの判断材料に遊んでみてほしい。

皆さんはこの隣人トラブル
どうやって解決しますか?

P.N.深津庵(アニメは3話まで観て判断派)
※深津庵のTwitterはこちら

脱出ホラー いちぢく

ジャンル
脱出ホラー
メーカー
yogreen
配信日
配信中
価格
無料

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