【帝国統一への道⑩】力を合わせて敵同盟との激戦に挑め！『クラッシュオブキングス』

同盟と同盟の戦いに勝利せよ

戦略MMOシミュレーションアプリ『Clash of kings』（以下、キングス）では、プレイヤーは城を治める領主となります。その最終目的は、多数の城がひしめく帝国のトップ“国王”の座をつかむこと！ しかしそのためには、同じ目的を持ったライバルたちと熾烈な戦いを繰り広げなくてはなりません。

今回からは2回に渡り、帝国の派遣を奪い合う“宮殿争奪戦”を見据えた戦術知識とテクニックを紹介。同盟と同盟が争う大規模戦闘において、プレイヤーはいかに立ち回っていけばいいのか、その指針をお伝えしましょう。

同盟戦で有効な戦法と対策

最初におさらいとして、ゲーム開始から国王の座をつかむまでのおおまかな流れをまとめます。

これまでの記事では、おもに1と2について解説してきたわけですが、今回は3の敵同盟との戦いについて触れます。こちらが力をつけてくれば、目的を同じにする敵もまた、見過ごしてはおけないはず。そうなれば両者のあいだに戦争が起きるのは避けられません。しかも攻めてくるのはほとんどの場合、自分たちより実力が上の同盟ばかりでしょう。

“弱いモノいじめ”はけして褒められるべきことではありませんが、こと同盟間戦争になった場合それは常套手段と化し、多大な被害を受けるのは避けられません。しかしそんな過酷な状況に耐えていかなければ、国王の玉座に手が届かないのも事実。そこでまずは、同盟間戦争でよく使われる戦法と、その対策方法について紹介します。なお対策方法はあくまでも双方の実力が拮抗している場合に有効であり、あまりに力の差があると小手先の技程度ではどうしようもないのでご注意ください。

【“高級移転”攻撃】

■戦法について

俗に“瞬間移動攻撃”“ワープ攻撃”などと呼ばれる戦法です。任意の場所に城を動かせるアイテム“高級移転”を使って、敵の近くに移動。レベルの低い城や資源地を襲い、兵士を倒してリソースを奪ったのち“高級移転”で元の場所に戻ります。

この戦法の難点は通常であればコイン（課金アイテム）が必要で、同盟ポイント購入でもひとつ40万ポイントと高価な“高級移転”をふたつも消費すること。その損失に見合う成果を上げられる相手はそれなりの強さなので、低レベルで実践しようとしても返り討ちにあうだけです。とはいえ目標にする敵同盟に自分よりレベルの高い城がなく、かつその同盟の言語圏が深夜で、突然の襲撃に対する反応が鈍いと思われるタイミングでこの戦法を使うと非常に効果的です。

■対処方法

利用にリスクがある“高級移転”攻撃を用いる以上、敵は自分たちより実力が上と考えるべきです。そのため無謀に反撃するのは非常に危険。まずは資源地から兵士を戻し、城の守りを固めましょう。わずかな損失をも避けたい、と敵が考えているのならば、積極的に攻めてくる可能性はこれだけで下がります。それでもしつこく攻撃してくるならば、アイテム“戦争保護”を使うか、溜めたリソースはあきらめて兵士を逃がしましょう。

もし同盟メンバーが動ける状態ならば、目標にされた仲間の城に援軍を送って守りましょう。メンバーの軍隊を集結して、反撃をかけるのも有効です。“高級移転”攻撃は高価なアイテムを使う関係で、城ひとつだけの単独行動になることがほとんど。飛んできた敵は、集結攻撃に対して仲間の援軍が期待できない以上“戦争保護”を使うしかありませんが、さらに損失が増えることに。“襲撃してもうまみがない”と敵に思わせてしまえば、再び攻められる心配は減るはずです。

【集結攻撃】

■戦法について

複数の城の軍隊を束ねて敵に送り込む集結攻撃は、とくに自分よりレベルの高い城を攻める際に有効です。集結攻撃の際に招集できる兵士数は公会堂のレベルで、参加できる軍隊と兵士数は同盟の技術で増強できるので、それを見据えて城と同盟を強化しましょう。

■対処方法

弱い城同士が使う集結攻撃を、格上の敵たちに使われると非常にやっかいです。双方の同盟同士が近い場合はもちろんですが、前項で解説した“高級移転”攻撃で複数の敵が同時に現れたならば、この集結攻撃を警戒しましょう。

実力が拮抗している相手ならば、仲間からの援軍を集めて真正面から対抗するのもひとつの手ではありますが、平均レベルが2以上高ければ避けるべきです。『キングス』ではレベルが高いほど戦闘力の差が大きく開くので、正攻法での迎撃は厳禁。素直に“戦争保護”を使いましょう。ただし軍隊の集結には最低5分かかるうえ、一度出撃してしまうと集結元のプレイヤーがアイテム“高級中止”を使わない限り、軍隊を戻すことはできません。集結している敵のなかに低レベルの城を見つけたら、この身動きが取りにくい状況を利用して、逆に攻めるのも効果的です。

【波状攻撃】

■戦法について

攻城戦において、守備側が頼りとするのは城に用意したトラップですが、これは攻撃側が射程の長い遠距離攻撃可能な兵種だけで構成した軍隊を送ることにより、トラップを作動させずに攻めることができます。

これを利用して、第1波の攻撃は遠距離戦部隊にして城の守備隊を減らしてしまえば、続く第2波以降の攻撃部隊はたとえトラップが作動したとしても、かなり戦闘力が落ちた城を相手にできます。こうして目的に合わせた軍隊を複数用意して連続で送り込む波状攻撃は、単独での城攻めで非常に有効です。

■対処方法

トラップを封じられた城は、敵軍隊が同レベル程度であっても迎撃が難しく、遠距離戦メインの第1波で守備隊を失うとさらに厳しい状況に追い込まれます。これに対処するには、第1波による被害をいかに抑えられるかが鍵。攻城戦において、城の守備に有効なスキルを持つのは盾を持った歩兵、弩を持った弓兵、そして騎兵全般です。

これらを主力にした軍隊に城を守らせましょう。もちろん戦闘力自体が大きく負けているならば、兵士の相性以前に負ける恐れがあるため、“戦争保護”を使うか兵士を避難させるといった見極めが大切です。

攻撃と城育成の裏テクニック

ここまでは対同盟戦で役立つ戦法とその対処法について紹介してきましたが、それでもなお対応が厳しい場合や、そもそも城の強化が間に合わず対処できない、といったケースは多いはず。ここではそうしたときに役立つ、裏テクニックについて解説します。実行するかどうかはあくまでもプレイヤー次第ではありますが、効果的に使えば大きな成果を上げられるでしょう。

【戦争保護中の援軍】

アイテム“戦争保護”の効果中は、敵から攻められたり偵察される心配がない反面、こちらからも攻められず偵察を送れません。一見何も手を出せないように思えますが、じつは戦争保護中でも同盟メンバーの城に援軍を送ることは可能です。

これを利用して、味方のなかでもレベルの高い城に“戦争保護”を使ってもらうと、敵が援軍を警戒して攻めにくくなります。援軍の出元である城が狙われる心配もないので、長時間抑止力として働いてくれるでしょう。持ち回りで役目を変われば、高価な“戦争保護”の消費も抑えることができます。

【メンバー協力による育成】

先にも触れたとおり『キングス』では、レベルが高くなるほどレベル差による戦闘力の格差が大きくなります。たとえば城5つで平均レベル15の場合、“15レベルの城5つ”と“14レベルの城4つ＋19レベルの城ひとつ”では、圧倒的に後者のほうが戦闘力が高くなるため攻める側とすればやっかいです。

そこで同盟メンバーのなかで一番レベルの高い城に集中してリソースを送り、急いで城レベルを上げてもらうのも、同盟戦を有利に進めるために効果的です。ただしこの方法だと、リソースを送る側の城育成が滞ってしまうため、参加するメンバーの同意が不可欠です。けして強要はせず、自主的に協力してくれるメンバーのみで実行するようにしましょう。

【サブアカウントを用いた育成】

『キングス』ではFacebookなどによるサブアカウントを用いて、ひとりのプレイヤーが複数の城を運営することを認めています。これを利用して、メインアカウントの城にサブアカウントの城が溜めたリソースを集結させ、城の強化に役立てることができます。

これは確かに有効な方法ではありますが、別のアカウントに移動する際に時間がかかるため、“高級移転”攻撃などで突然敵に襲撃されると対応が難しくなります。またサブアカウントの城が溜めたリソースを、敵に奪われてしまう恐れも。何よりもひとつの城を大切に育てたいと考えるプレイヤーにとっては、抵抗がある方法でしょう。利用するかどうかはプレイヤー次第ですが、効果的な手段のひとつとして覚えておいてください。

次回はいよいよ最終目標である“帝国の統一”を目指す同盟同士の戦いと、さらにその先に待ち受ける帝国同士の対決について紹介します。長い苦難の果てにある玉座の地位をつかむため、仲間と力を合わせて挑みましょう！

【キングス動画のアーカイブ】
※【キングス動画】初心者盟主も納得！　『クラッシュオブキングス』同盟のイロハを知る
※【キングス動画】世界6500万DLの『クラッシュオブキングス』に初心者盟主が挑む

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