【新作】コナン君の新境地！ サイバード発の街づくりソシャゲ『名探偵コナン ミステリータウン』

サイバードより本日（2015年4月14日）リリースされた『名探偵コナン ミステリータウン』。今度はどんなアドベンチャー？　と思うでしょうが、本作はなんとソシャゲ。

“事件を解決しつつ街を発展させていく”という内容で、“事件（ミッション）パート”と“街づくりパート”を主軸にゲームは展開。コナン君はもちろん、毛利蘭、おっさん（小五郎）といったおなじみのキャラで自分だけの探偵団（パーティ）を編成し、事件へ。事件解決で得た報酬などで街にさまざまな建物を建て、彩り、自分だけの街をつくりましょう。

ガチャでゲットしたキャラは探偵団へ編成すると、街中にも登場。かわいい二頭身でおっさん“かわいこちゃん発見”、蘭“新一元気かなあ”、博士“良い発明思いついたぞ”……等々、セリフを堪能できる点は、同作のファンなら見逃せません。

おなじみのコナンキャラで
探偵団を編成し難事件にいどめ

名探偵コナンの醍醐味と言えば、コナン君がおっさんの声を借りて名推理で事件をつぎつぎ解決していくところ。でも、本作の事件（ミッション）パートは勝手が少し違います。

冒頭に触れた通り、ガチャ等を通してゲットしたキャラで自由に探偵団を編成、その探偵団で難事件に挑むことが可能。で、各キャラ、各事件それぞれに属性があり、この相性で事件解決のスピードがまったく違ってきます。

なのでかなり自由度が高く、普段はあまりお目にかからないようなキャラを組み合わせて、ミッションを楽しむといったやりかたも！

属性はグー、チョキ、パーのじゃんけんの手なのでわかりやすい。上の画像だと、事件の属性が“グー”なので、“パー”のおっさんがこの事件に有利ということになります。

さらに、編成したメンバーどうしの相性がよければ、事件解決がより有利に運びます。おっさん×バーローは鉄板の組み合わせ、当然ペア効果が発動。

“なにかお困りのようですなお嬢さん”
“バーロー！ 早く行くぞ”

KEEP OUT（立入禁止）のテープが表示→アニメでも観ているような、ふたりの掛け合いといったミッション前のちょっとした演出も、思わずテンションが上がります。

ミッション中の画面は、よくあるRPGのバトル画面をイメージすればわかりやすいかもしれません。事件（＝敵）のHPを探偵団たちが調査（＝攻撃）し削り、それが0になれば解決といった具合。

各事件には制限時間があります。1度調査すると再調査するのに時間がかかり、その回復までの時間量は、各キャラによって異なります。

なので、単に調査力が高いキャラを選定し事件に臨んでも、回復までに時間がかかりタイムアウト、ミッション失敗といったこともありえます。

序盤のうちは、こまめに調査のできる、調査力の低いキャラだけで事件に臨んでもたいていクリアできます。

遊園地にコナン像も
街づくりパートで“ミステリータウン”を作成

で、本作のもうひとつの目玉要素の街づくりパート。上記の各ミッションへ挑むことができる、“毛利探偵事務所”や“交番”はすでに設置されており、あとは自分で自由に建物を設置し、自分だけの街をつくっていくことが可能。

例えば“三角屋根の家”を建てれば定期的に家賃収入を、“精肉店”からはキャラ育成に必要な育成ポイントを獲得できるなど、建物の種類によっても意味・役割があるところも特徴。

そのほか、“コナンの銅像”などのデコを設置することで、周囲の建物に影響を与え獲得できるコインが15％アップするなど、アイテムによる仕掛けも多く用意。“街づくりゲー”単体として見ても、なかなか歯ごたえがあると言えます。

建物自体にもレア度があり、通常の建物はレベルアップ→アンロック→ショップでコイン購入という流れでゲットできますが、レアな建物は“レア建物ガチャ”というガチャから引くことが可能。

で、実際に引いてみて出てきたところ、獲得できるコインや育成ポイントが段違いの“トロピカルランド（SR）”や“水族館（SR）”、“公園（SR）”などを獲得。

これらを街に設置して効率よくポイントを稼いで、メニュー“キャラ”から各キャラを育成していくという流れです。

チャイナドレス姿の蘭も！
衣装にも注目のキャラガチャが楽しい

各キャラクターは、先述の“属性”に加えて、同じキャラでも衣装が違うキャラが複数いるので、同じコナン君でも制服姿だったりホームズ風の探偵服に身を包んでいたりと、キャラによってもまったく表情が違います。

調査のために作業服を着た服部平次。

バスガイド姿の灰原哀。

で、レア度ノーマルだと私服姿の毛利蘭ですが……。

レアになるとチャイナドレス姿を披露してくれちゃってます！

ワインレッドのドレスからスラっと伸びた脚、髪にあしらった蝶の髪飾りが良いアクセントに。こんな姿でミッションに向かうって、いったいどんな事件なんだろう？　何かのパーティでのお色気部隊？　などと妄想がたくましくなってしまいます。

さっそく探偵団に上の蘭ちゃんをセットすると、それが“ミステリータウン”上にも反映され、“どぉ？似合う？”とひとこと。

その他、コナン君（私服）“あれれー？”、毛利蘭“今日の夕飯は何にしよう？”、遠山和葉“たこ焼き作ろかなー？”、工藤有希子“あらぁ♪”、服部平次“誰やオマエ！”……。

などなど、さまざまなセリフが堪能できるので、探偵団をいろいろ入れ替えて街なかのキャラの様子を楽しむというのも、またひとつの遊び方です。

と、そんな感じで、コナンシリーズでは珍しい（というか初？）ソシャゲ。

ミッションパートではプレイヤーが謎解き等をするわけではないので、それを求める方にとっては少し拍子抜けする部分もあるかもしれません。

その分、やりこみ要素を多く詰め込んだ“街づくり”、原作ファンにはたまらない各キャラクターの仕掛けなど、ソシャゲならではの部分が充実しているので、そちらを重点的に楽しむというのが正しい遊びかたと言えるでしょう。

[関連記事]
※『名探偵コナン ミステリータウン』の事前ガチャでどんなキャラがもらえるか試してみた！
※【事前登録】今度の『コナン』は街づくりRPG！ 探偵団を結成して難事件に挑め