dゲーム『ビックリマン』をビックリマン直撃世代編集者がプレイ 懐かしさにビックリ仰天
2014-03-28 20:00 投稿
忘れていた記憶とワクワク感がよみがえる!
1980年代に社会現象になるほどのブームを巻き起こした、ロッテのシール付きチョコレート菓子“ビックリマンチョコ”。人気を博す要因となったのが、おまけのシールに描かれた個性豊かな天使やお守り、悪魔のキャラクターと彼らに関連したストーリーと言える。
そんなビックリマンシールのキャラクターたちが活躍するソーシャルカードバトルゲーム『ビックリマン』が、dゲームで配信中。今回その『ビックリマン』を、まさにビックリマンブーム直撃世代であるファミ通App編集者がプレイ。ビックリマンに夢中になった当時の思い出とともにインプレッション記事をお届けする。
※dゲーム『ビックリマン』へのアクセスはこちら(スマートフォン、フィーチャーフォン)
収集欲をくすぐるビックリマンらしさはゲームでも健在
巨大な力によって天使、悪魔、お守りたちがシールに閉じ込められてしまうという事件が発生。その事件を解決することがdゲーム『ビックリマン』の物語であり、そのためにビックリマンの世界に召喚されるのがプレイヤーというわけだ。
ゲームをスタートさせると、最初にお供として天使の“ピーター神子”が仲間に加わったが……おぉ~懐かしい! ピーター神子と言えば天使の中でも人気の高かった若神子の7人のひとり。これは俄然やる気も出てくるというものだ。
ちなみにゲームの基本的なサイクルを簡単に説明すると以下の通り。
①行動力を消費して冒険を重ねて、ミッションの最後に待ち構えるボスを撃破する。
②冒険で経験値を貯めてプレイヤーレベルを上げたりお宝からシールをゲット。
③集めたシールを素材にして育てたいシールと合成させ、能力をアップさせる。
④冒険やバトルで手に入る神化用アイテムでキャラクターを神化(進化)。
⑤育てたキャラクターたちでデッキを作り、闘技場でほかのプレイヤーとバトル。
ゲームを進める中で、お宝やガチャなどでさまざまなシールをゲットすることができるが、「どんなシールが出てくるのかな?」という感覚は、ビックリマンチョコを購入してワクワクした当時を思い起こさせる。
ちなみにビックリマンのシールには、最上位に位置するヘッド(キラキラしたシール)を始め、天使、お守り、悪魔という種類が存在。当然、当時の子どもたちの憧れの的はヘッドだったが、そうそう出てくるものではなかった。
しかも、地域によって違うかもしれないが、筆者の地元のスーパーでは、あまりのビックリマンチョコ人気に“おひとり様3個まで”という縛りも。そんな過酷な状況も手伝ってか、ビックリマンチョコを開封してチョコ菓子の下からキラキラしたヘッドが出てきたときは興奮したし、悪魔が出た(しかも運悪く同じシールが出てダブってた)日には、ハンパない絶望感にさいなまれたものだ。悪魔は友だちとのシール交換でもほとんど交渉材料にはならなかったし(笑)。
出てきたキャラに一喜一憂でき、しかも実際のシールでは叶わなかったお気に入りのキャラを強化、神化できるというゲームならではの要素もあいまって、本作をプレイしていると子どものころのようにビックリマンへの情熱がふつふつと湧き上がってくるから懐かしくもあり楽しい。
ほかのプレイヤーとの対戦は、まさにシール自慢のような感覚
冒険やガチャ、神化などで新しいキャラクターを手に入れると、自分の中のコレクションが増えた満足感が得られるが、それ以上に周りの人に自慢したくなるのが『ビックリマン』の魅力。
ビックリマンチョコを買っていた当時も、友だちが持っていないシールや、最新のシリーズ第何弾のシールをゲットしたら人に見せていい気分になったものだ(逆に友だちに自慢されるとうらやましくてたまらなかった)。
本作でも集めたキャラクターの中からお気に入りのキャラでデッキを作成して、ほかのプレイヤーと闘技場で対戦することができる。闘技場でのバトルでは、自分と対戦相手のデッキのキャラクターが表示されるのだが、ビックリマンチョコのシールコレクションを友だちと見せ合って「こんな奴いるのか!?」とか「その天使かっこいいなぁ」とかワイワイ言っていたあのころのようだ。もちろんゲームはコレクションの見せ合いだけでなくしっかり勝敗が付くので負けたら悔しいけど。
デッキを作っているときに、ふと苦いエピソードを思い出した。ビックリマンシールを集め出したころ、筆者はシールだったからという理由でノートに貼っていた。だけど、周りの友だちはみんな貼らずに束にして輪ゴムでとめたり、専用のシールフォルダ(アルバム)に入れてコレクションしており、いらないシールは交換していた。当然、筆者はノートに貼っちゃっていたから交換することもできず、泣く泣く集め直すハメに……。まぁ、これもいまとなってはいい思い出だ。
そんなわけで、ビックリマンチョコにハマっていたビックリマン世代の筆者がプレイしてみたわけだが、とにかく新しいキャラをゲットするたびに「懐かしい!」と連呼してしまう。もっと気の利いたコメントのひとつでも発したいところだが「懐かしい!」がいちばん素直でシックリ来る感想だった(笑)。
ビックリマン世代の人は、ぜひ一度dゲーム『ビックリマン』をプレイしてみてほしい。きっと筆者と同じ「懐かしい!」と言ってしまうはずだから。
ビックリマン
- メーカー
- ドリコム
- 配信日
- 配信中
- 価格
- 無料(アイテム課金制)
- 対応機種
- スマートフォン、フィーチャーフォン
- コピーライト
- (C)LOTTE/ビックリマンプロジェクト (C)Drecom/日本一ソフトウェア
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