
【BitSummit】『Cytus』でおなじみの“Rayark”の新作『Implosion』がスゴすぎてインディーゲームレベルではないw
2014-03-07 14:42 投稿
2014年3月6日~9日まで京都で開催中のインディーゲームの祭典“BitSummit MMXIV”。国内外のインディーゲームメーカー約100社近くが出展した会場は熱気でムンムン。そんな中、『Cytus』、『Deemo』といった大ヒット音ゲーを配信する台湾のスマホゲームメーカー“Rayark”。それと同時に記者の目に飛び込んできたのがこちらのゲーム。
なんかすごそー!! いや、すごいに違いない!
これまで“Rayark”が手がけてきた作品とは大きくイメージが異なるこのタイトル。その名は『Implosion』。ロボットを操り、群がる敵をなぎ倒してくアクションRPGになっている。『Cytus』や『Deemo』を開発したチームとは別のチームが動いており、今夏リリースに向けて鋭意開発中とのこと。有料+アイテム課金というビジネスモデルを採用する予定だ。
まず、驚かされたのがグラフィック。担当者に話を聞いたところ、「プレイステーション3やXbox360レベルのゲームをスマートフォンでも遊べるようにする」というコンセプトのもとに開発されており、その映像美は「うん、納得!」と思えるデキ。動きも非常に滑らかで、実際にプレイしてもレスポンスがよく、ストレスは感じなかった。開発期間を聞いたところ、なんと2年! 最近はスマホゲームもリッチ化に伴い、開発期間が延びてきているが、それでも2年を費やすタイトルは多くない。現在の開発状況は70~80%。これ以上、どこを直すかの素人目にはわからないが、“台湾の中では飛び抜けた開発力がある”と言われている所以が分かった気がする。
つぎはアクション部分について紹介していこう。プレイヤーが操れるロボットは3種類。最初は白銀の機体のみだが、レベルアップすることで増えていくようだ。操作は移動を行うビジュアルパッド、攻撃を行うボタン、スキルを発動させるボタン、武器切り替えの4つを使い、両手でプレイすることになる。攻撃はボタンを連続タップするだけで連続攻撃となり、一気に敵を倒す爽快感を味わえる。同じ方向を2回タップするとすばやく移動したり、スキルボタンをタップしたあと、上下左右にフリックすることで対応したスキルしたりと、ほかの操作も直感的で分かりやすい。武器には格闘と射撃の2種類があり、ステージ中でいつでも切り替え可能。iPad miniで試遊したのだが、次第に家庭用ゲームで遊んでいる感覚に陥り、タブレットでプレイしていることを忘れてしまう。これでまだ20~30%の開発余地があるというから凄い。課金に当たるのが武器部分で、より強力な武器を手に入れたいプレイヤーは課金を行うことになる。もちろん、無料の武器も用意されており、課金せずとも十分に楽しめる作りのようだ。
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ステージは30個以上が用意されており、なかにはボスが出現するステージも。このボス、迫力、強さともに半端ではないうえ、ザコ敵もいっしょに出現するため、難易度はかなり高い。同時に、ボスの”動き”の躍動感がバトルをよりスリリングに演出していた。プレイさせていただいた時点では相当な歯応えがあったため(開発者も力尽きるレベルw)、このあたりはまだ調整が入りそうだが、リリースされたら絶対に遊びたい! と思えるレベルであることは間違いない。最後にプレイ動画を載せるので、ぜひその目で本作の魅力を確かめてほしい。
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