迫撃砲のダメージってどうなってるの？

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Ｑ.迫撃砲のダメージってどうなってるの？ アーチャー一撃でご臨終なんですけど(；´Д`A

Ａ.お答えします。『クラッシュ・オブ・クラン』のユニットや防衛設備のダメージはすべて”ダメージ(秒間)”となっています。これは海外のゲームでは一般的な考えかたですが、日本ではまだそれほどなじみがないかもしれません。

結論からいいますと、ダメージ(秒間)とは、ユニットや防衛設備の一発ごとのダメージではないのです。順を追って説明していきます。

まず、迫撃砲のダメージ(秒間)と、アーチャーのHPを比べてみましょう。これを見る限り、どう考えてもアーチャーが迫撃砲で一撃死するはずはありません。ところが、ここで問題になるのが、迫撃砲のダメージ(秒間)と攻撃間隔です。

ダメージ(秒間)というのは文字通り、1秒ごとのダメージです。一方、迫撃砲の攻撃は、実際に見ればわかるように、攻撃間隔が非常に長いです。具体的には5秒に1回の頻度です。1発の攻撃のために5秒を要するわけですから、迫撃砲の1発当たりの攻撃力は、1秒間の攻撃力、すなわちダメージ(秒間)の5倍となるわけです。この結果を表にすると以下のとおりです。

これならアーチャーがひとたまりもないのはわかるはずです。

これはほかのユニット、防衛設備にも当てはまります。

上記の攻撃間隔時間をダメージ(秒間)に掛けて出た数値が各ユニット、防衛設備の1発当たりのダメージとなります。

（例1）大砲レベル5の場合

ダメージ(秒間)は25。攻撃間隔は0.8秒だから、一発当たりの攻撃力は25×0.8で20。

（例2）ジャイアントレベル2の場合

ダメージ(秒間)は14。攻撃間隔は2秒だから、一発当たりの攻撃力は14×2で28。

理解してもらえたでしょうか。ユニットも防衛設備も1秒ごとのダメージで説明されているにも関わらず、実際の攻撃は1秒ごとではないものも多いために、わかりづらくなっていたわけです。ダメージ(秒間)というのは、あくまでユニットや防衛設備の相対的な強さを計るためのダメージ効率を表すものであり、必ずしも一発ごとのダメージを示すものではないと考えておきましょう。

参考までに英語では、ダメージ(秒間)のことをdamage per second、略してDPSといいいます。これはRTSのみならず、MMORPGなどでも頻繁に使われる言葉で、本来の意味以外にも、ダメージを出す役割のキャラクター、日本でいうアタッカーのことをDPSと呼ぶことも多いです。覚えておくとよいかもしれません。

▲迫撃砲とアーチャーが同じレベルなら、アーチャーの一撃死は確定です。

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