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【大塚角満の熱血パズドラ部!】第211回『激烈! オンナの戦い!(その2)』

2013-08-05 16:14 投稿

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激烈! オンナの戦い!(その2)

オンナの戦いの続き。一気に全部書くので、かなり長くなる予感。

「あーもう、ヘラなんてやったことないからどんなパーティー組めばいいかわからないんだけど……」

俺の目の前で、R子さんが慟哭する。彼女は一応、ログイン日数500日のベテランプレイヤーであるのだが、パズドラの知識レベルで言ったら昨日今日始めた人と大差ないと思われる。要するに、俺や中目黒目黒と同じ世界で生きている人と言うことだ。そんなR子さんに、俺はこんなアドバイスをする。

「いいじゃん、ゾンビパーティーで。こんだけ長くやってりゃ作れるでしょ」

怪訝な顔で、R子さんが応える。

「は? ナニそれ。どうせまたテキトーなこと言ってんでしょ」

俺、顔を赤くして憤慨する。

テキトーじゃねえよ!! ホラ、リーダーにオロチ、助っ人にアマテラスとかを置いて、“根性”で踏ん張るヤツだよ。サブにはHPが低くて攻撃力が高い、ベビーマッチプラスとかを配置してさあ」

R子さんが(?_?)という顔をした。

「オロチ?? 根性??? なんだかよくわからないけど、少なくともオロチもアマテラスも持ってないよ。ベビーマッチ?? ナニソレおいしそう

埒があかないと悟った俺はR子さんの手からスマホをブン取り、その小さなモンスターボックス(なんかかわいい)をつぶさにチェックする。

「いやいや、ゾンビパーティーくらい作れるでしょ…………ってオイオイ、モンスターボックス小さいな。500日やってて160かよ。えーっと、オロチオロチ……っていないな。じゃあ使えそうな回復係は……って最強がエンジェル?? ていうか、こんなに女子キャラが少ない女性プレイヤーのボックスを始めて見た……。筋肉自慢のおっさんキャラしかいねえぞ……」

R子さん、「ちょ!!! セクハラ!!」と言って俺からスマホを取り返し、返す刀でこんなことを言う。

「関係ないところを見るんじゃねええ!!! もう大塚さんはいいです。……ちょっとそこの!!! ファミ通の攻略の人!!!」

ハイネ鳥居がギョッとしてこちらを向いた。女性広報・Mさん第208回の記事参照)に肩入れし、パーティー編成を考えてあげていたところで、強引に“こっちサイド”に引き込まれたのである。「な、なに? ボク、なにかしました??」と戸惑う鳥居に、R子さんが言う。

「鳥居さん、アタシのボックスを見て、ヘラを倒せるパーティーを作ってください。このおっさん(俺のこと?)じゃ頼りなくてアカンのよ」

言われた鳥居、「えー!?」と難色を示すも、いい感じに酔っぱらっているR子さんと俺に絡まれては面倒だと思ったのか、諦め顔でスマホを受け取った。そして、15分ほども「うーんうーん!!」と便秘のマレーグマのように唸りながら画面とにらめっこをし、どうにか「こ、これでなんとかなるかもです!!」とパーティーを作り上げたのである。できたパーティーはこんな感じ。

・オーディン(リーダー)
・紅蓮の女帝エキドナ
・常夜の魔女リリス
・エンシェントドラゴンナイト
・魔人バアル

これを見た俺、(・_・; ←こんな顔でボソっと言う。

「なんか、パッと見は強そうなんだけど……これ、オーディンって覚醒してないよね? あとバアルも進化してないし……。エキドナもリリスもエンシェントもすべてレベルが中途半端なんですが、ホントに大丈夫なんですか?w」

R子さんも、怪訝な顔で続いた。

「ホ、ホントにダイジョブなんですか??」

アンタが言うな。

このとき、すでにライバルのMさんはヘラ討伐に出発していた。おかげですっかりヒマになっていたクリエイターのTさんが、R子さんのパーティーを眺めてこんなことを言う。

「いやあ、ぜんぜん大丈夫っしょ」

「おお」とどよめく俺、R子さん、鳥居の3人。Tさんが続ける。

「毎回、50連コンボ決めてやりゃいいんです」

R子さんは無言で、ダンジョンに入っていった。

ヘラ戦の鍵を握る序盤は、先行するMさん、追うR子さんも、比較的順調に進んでいたと思う。とくにMさんは、どんなパーティーだったのか知らないが速攻でザコを蹴散らし、ノーコンで中盤の神戦にまでたどり着いていた。一方のR子さんは「ひゃー!」、「ヤバッ!!」なんて叫びながらも地道にドロップを消し、なんとか序盤を乗り切った。

しかしこの段階で、R子さんは2回コンティニュー。「コンティニュー5回までは目を瞑る!」と自分に言い聞かせて臨んでいたが、ライバルのMさんがノーコンなのを見て、さすがに焦りの色が見え始めている。気付けば、R子さんの口から念仏のような声が……。

(失敗しろ……!! 失敗しろぉぉぉぉおおお!!!)

呪うな(苦笑)。

しかし、そんなR子さんの願い(呪い)が通じたのか、Mさんが「あっ!!!」と叫んだ。超順調だったのに、ゲームオーバーになってしまったようなのである。Mさんにずっとアドバイスを送っていたコザキさんが、「これ、詰んだかも!!」と言って事の次第を説明する。

「いまハーデス戦なんですけど、パーティーのHPが15000程度しかないんです……。つまり、覚醒オーディンでもハーデスの攻撃に耐えられないという……。M、スマン! ハーデスの攻撃力を見誤ってたわ!!」

ここでMさんは、「これじゃ、魔法石をいくつもつぎ込むことになっちゃうから……」と言ってあっさりとチャレンジをあきらめた。そう、R子さんのライバルが先に退場してしまったのである。これにR子さんは密かに歓喜……するかと思ったらそんなことはなく、顔面が蒼白になっている。怪訝に思って、俺は尋ねた。

「ど、どした……?」

R子さんは瞳孔が開いた目で、鳥居を睨みつけている。鳥居は「ちょ、ちょっとトイレに……w」と言って席を立ってしまった。その姿を睨みながら、R子さんが答えた。

「あ、あたしのパーティー、HPが9000しかないんですけど……!!w コラ鳥居!!! 逃げるなぁぁぁぁあああ!!!」

Tさんが、メンドくさそうに反応した。「ダイジョブダイジョブ。50連コンボすりゃイケる」

けっきょく、トイレから戻ってきた鳥居はR子さんに「責任取りなさいよっ!!」と迫られ(?)、必死の形相でこれを攻略。ホントに石2個でハーデスを倒し、最後のヘラまでたどり着いた。

「責任取りましたよ……。これで、突然メールでも来て操作が狂わない限り、R子さんでもクリアーできるはずです」

息も絶え絶えの鳥居にスマホを渡され、R子さんが再び戦場に立った。そして、いまや店内中の視線を独り占めにしながらR子さんが宣言する。

「よし、やる! あたしはやる! ……ていうかアナタたち、マジでメールとかしてこないでよ? すんなよ!? わかった!?」

おもに、俺とTさんに向かって強い口調で言うR子さん。

「わかったわかった」と俺。

「了解です!!」とTさん。

その返事に満足したのか、R子さんがドロップを操作しだした。そして。


ちゃくし~~~~~ん……

メールの主は、誰あろうTさんである。R子さんがキレた。

「だから、メールすんなっつったろが!!!(怒) 目の前にいるんだから口で言えや!!!」

キョトンとした顔で、Tさんが応じる。

「え!! “絶対すんなよ”って、“絶対しろよ”の合図じゃなかったの!!?」

R子さんが泣き声を出した。「ダチョウ倶楽部じゃねえから!!!(泣)」。

そんな大騒ぎをしながらも、なんとかR子さんはヘラ討伐に成功。見事この日のヒロインとなって、店中から「おめでとー!」の大喝采を浴びたのでしたw

おしまい。

 

大塚角満Twitterアカウント→@otsuka_kadoman

大塚角満(おおつか・かどまん)……週刊ファミ通、ファミ通コンテンツ企画部副編集長。編集業務のかたわら、執筆活動を精力的にこなしており、多数の連載記事を持つ。著書に、『モンスターハンター』シリーズのプレイ日記をまとめた『逆鱗日和』シリーズが9作、『ダークソウル』のプレイ日記をまとめた『折れてたまるか!』シリーズが2作品ある。現在、ファミ通.com上でブログ“大塚角満のゲームを読む”、“『ドラゴンズドグマ』で暮らす”、アメーバブログで“大塚角満のブログ”などを連載中
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