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スクエニが贈る伝説のヤンキーゲーム『疾走、ヤンキー魂。』がスマホで再結成(RE:UNION)決定

2013-06-24 17:08 投稿

●ふたりの漢(おとこ)の”ヤンキー魂。”に火が付いた

 


スクウェア・エニックス10周年記念サイトにて、突如公開された『疾走、ヤンキー魂。(以下、ヤン魂。)』の10周年第記念夢美(ムービー)。あまりにも突然すぎるこの映像の公開に全国のネットヤンキーたちは度肝を抜かれたはずだ。既にご存知の方も多いと思うが、『ヤン魂。』とは2003年にファミ通Appではおなじみの安藤武博氏によって生み出された世界初のネットヤンキーゲーム(通称:ネットヤンクゲーム)。個性豊かなヤンキーたちが住む世界でくり広げられるオンラインネットワークゲームだ。中でも、ヤンキーアバターの着せ替えやチャットに対する評価が非常に高く、現在でも根強いファンを抱えている。本作の第一期は、2004年に惜しまれつつも運営が終了。その後2009年に奇跡の復活(SAIKAI)を果たすが、2010年に第二期運営も幕を閉じた。

数々のネットヤンキーたちが涙を流した二度の解散(SAYONARA)から3年後の2013年。チキンレースのスタートを告げるかの如き謎のカウントダウン終了と同時に公開されたこの映像では、『ヤン魂。』が10周年を迎えたこと、そして全国のヤンキー待望の“第三期プロジェクト発足”が発表された。この告知映像の配信後には、『ヤン魂。』公式サイトも再構築(リニューアル)。漢(おとこ)の中の漢(おとこ)、レジェンド・オブ・ロックンロール”内田裕也”氏による魂(ソウル)に響く、Rock’n Rollなコメントも添えられている。

我らが安藤氏の携わった作品ということもあり、さっそく夢美(ムービー)にメンチを切った(閲覧した)。すると、とんでもないシーンを発見。まさに

てめぇら、なまいってんじゃねぇぞ!

といった具合だ。その気になるシーンがこちら

「新しい相棒(コイツ)と。これから10年もといった魂(ソウル)のこもったポエムを告げるヤンキーの手には、スマホと思われるデバイスが持たれているこれは『ヤン魂。』最新作がスマホでリリースされるということなのでは!?

ということで、この真相を探るべくファミ通App編集部員はスクウェア・エニックス本社にカチコミ(訪問)。本作のプロデューサー伊勢友光(以下、伊勢)氏と、“エグゼクティブ・ヤンキー魂。”といった謎のエンブレム(肩書き)を背負った本作の生みの親・安藤武博(以下、安藤)氏にぶっこみ(ショートインタビュー)を敢行した。

 

※一般人には解読不可能な”ヤンキー語”(通称:ヤン語)でインタビューが行われたため、下記の原稿にはヤン語翻訳者(通称:ヤントラ)による翻訳がかかっています。

 

―今回の再結成(RE:UNION)をするにあたって、何がきっかけとなったのかを教えてください。

安藤 最大の要因は、伊勢がスクエニに来てくれたことですね。実は『ヤン魂。』の二期が終わったときに、伊勢は当時の『ヤン魂。』運営会社であるゲームポットを離れて別の会社に移っていました。そんな伊勢がスクエニに来てくれた理由が、「『ヤン魂。』をもう一度作りたい!」と言ってくれたからなんです。つまり、伊勢は『ヤン魂。』を作るためにスクエニにいます(笑)。それなのに、正月まで伊勢は『ヤン魂。』が2013年で10周年だということを知らなかったんですよ! ひとつのブランドが10周年経った今でも多くのユーザーさんに愛され続けるということはなかなかないことなので、10周年を迎える5月23日を目指して伊勢とふたりで新プロジェクトを始動させました。あらかじめお伝えしておくと、今回の“プロジェクト始動”というのは、“まさに今から作り始めますよ”という意思表示になります。二期のときには「完成します!」って言って1年延びてしまったので、ある程度完成するまでは完成したことを明言するのは避けるつもりです。

伊勢 僕は前職を離れるときに「『ヤン魂。』を作りたいので会社を辞めます」と、はっきり言って退職をしました。上司には引き止めてもいただいたのですが、「俺は『ヤン魂。』が作りたいんです! 許してください!」と言って分かっていただきました。その後すぐに安藤さんと合流させていただいたという経緯があります。

 

―伊勢さんをそこまで『ヤン魂。』に駆り立てる理由はいったい何なんでしょうか?

伊勢 私がゲーム業界に入ってはじめて携わったコンテンツが『ヤン魂。』でした。その作品が残念だったり、悔しかったりする形で終わってしまい、終わったあとも当時のお客様たちのことをつねに思っていました。本当に申し訳ないことをしてしまったという気持ちがずっと心の中にあります。そうしたお客様や安藤さんと初めて一緒に過ごした日々に対して、まだ決着がついてないだろうと思っていたんです。ゲームポットを離れて違う世界に行ったあとも、そうした想いがずっと心に残っていました。私自身も「これで終わりじゃないだろう」という想いがずっとあったので、私が前に進んでいくためには、初心に戻って、ケジメをつけなければならないだろうと。『ヤン魂。』は絶対に売れるし、絶対に楽しんでもらえる作品だという信念を持って臨んでいます。

 

まさにここがスタート地点なんですね。

伊勢 現在仕様を固めている状態になりますので、まさにこれからです。前回、前々回と続く長い歴史の中でいいことも失敗したこともたくさんあります。それだけに、そんなパッとできるものではないと思っています。元々、安藤さんのプロジェクトを引き継いだ形にもなっているので、そこは石橋を叩いていきたいなと。

 

スマホでの配信は確定なんでしょうか?

伊勢 まずはスマホというデバイスでやっていきますが、元々がPCのゲームなので、スマホに留まらず『ヤン魂。』は次の10年も違ったカタチで何かをやっているだろうと私は思っています。端末にはこだわらず、まずはスマホからはじめようという感覚ですね。いずれはプレイステーション4でも出したいですし(笑)。どの時代、どの場所でもヤンキーという文化は絶対に受け入れられると思っているので、スマホに特別こだわっているわけではありません。いま一番多くのお客さんがいるのがスマホなので、たまたまスマホで作ろうと思っただけです。

 

安藤さんの”エグゼクティブ・ヤンキー魂。”という役職は、いったいどんな役職なんですか!?(笑)

安藤 知りません(笑)

伊勢 名前は私がつけました。元々、あの記念夢美(ムービー)を作るにあたって、安藤さんから「今回の『ヤン魂。』は伊勢の作品になるものだから、僕の名前を出さないほうがいい」と言っていただけました。ですが、安藤さんは生みの親。ご意見番みたいなイメージにしたかったのと、何かしらの形でかかわっていただきたいという想いから、“エグゼクティブ・ヤンキー魂。”という肩書きを作りました。

安藤 まったく関わらないわけではないですからね(笑)。伊勢は一番分かっていますが、『ヤン魂。』には『喧嘩番長』、『くにおくん』シリーズ、『単車の虎』、『龍が如く』のどれでもない、独特の世界観があります。それはまるで、ラーメンの名店のスープ配合のようなものです。何をもって“『ヤン魂。』たらしめるものが生まれるのか”といった哲学や思想的なことを、作っている人間同士で定期的に確認しないと容易にぶれる可能性があります。それだけ非常に難易度の高い世界観になっているんです。僕の人格そのものみたいな所もあります。伊勢には僕の人格もだいぶコピーされていますが、それでも定期的に確認する必要はあると思っています。例えば、『ヤン魂。』については、ちょっと怒られるぐらいのことをしなければならないですし、ヤンキーは反逆魂を持っていなければならない。『FF』や『ドラクエ』、スクエニのファンに怒られるぐらいの、もっとすごいことをしないといけないんです。SiSiLaLa OVERDRIVEのサイト上に登場した、ものすごいアフロをつけた”死死羅羅(シシララ)”がその例です。簡単に言うと、僕は伊勢が縮こまってしまう可能性があるときに「なんでなの?もっとやらないとダメじゃん!」とガソリンを注入して、お祭りに仕立て上げる役割を担っています。あと、これは余談ですが、5月の発表に向けて動き始めた当時、社内の色々な方面から「このタイミングであまりやり過ぎないほうが良いんじゃないか……」と言われるぐらい会社をざわつかせることができました。反逆者としてはしてやったりです(笑)。

 

▲いっぱしのレディースへと成長を遂げた死死羅羅(シシララ)

 

本作の配信はいつごろを目標にされていますか?

伊勢 来年の4月リリースを目標にしています。あらかじめ言っておきますが、配信を延ばさないようにしますからね(笑)

 

期待しています!

安藤 今回の『ヤン魂。』は制作会社も一新しているので、一期二期にかかわったスタッフは総入れ替えになっています。『ヤン魂。』の魅力はごっこ遊びなので、実はゲームであってゲームじゃないんです。けれど、スクエニの看板を背負っている以上はゲームとして成立させないといけない。そのバランス感覚が『ヤン魂。』を作る上で一番難しいところかもしれません。新しいスタッフとともにそこをどう作りこめるかが重要ですね。

伊勢 当時のお客様から「ゲームはおもしろくなかったけど、チャットはおもしろかった」と言われたこともありました(笑)。『ヤン魂。』のチャットは、“ヤンキー”の上に“チャット”が乗っていることでおもしろさが倍増している点もありますし、モーションもほかのゲームとは一線を画すようなものになっています。第三期プロジェクトでは、そうした『ヤン魂。』の良さもちゃんと活かしながら作っていくつもりです。スマートフォンでチャットを密にしてもらうには、ある程度の工夫と発明が必要なのでそこも課題ですね。

 

まさに伊勢氏と安藤氏の“ヤンキー魂”に火が付いたことによってスタートした、『ヤン魂。』第三期プロジェクト。スマートフォンでの配信も決定したということなので、ファミ通Appでも積極的に追いかけていきたい。

伊勢先輩、安藤先輩、自分、一生ついていくッス!

 

【まとめ】スクエニプロデューサー安藤武博氏のブログ“スマゲ★革命”

 

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