『ダビオナ』やろうぜ!:代重ねで強い馬を生産しよう

2013-05-10 21:28 投稿

セガネットワークスの配信する競走馬育成レースゲーム『DERBY OWNERS CLUB(ダービーオーナーズクラブ)』のAndroid版がついにリリーズ開始! それに合わせて、本作を楽しく遊ぶためのイロハを伝授する本ブログも復活! 週末レース予想も読めるので、現実の競馬にも詳しくなっちゃおう!

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●今回は効率の良い代重ねの方法を紹介!

タッチ藤田(以下、タ):今回は生産について話していきたいと思います。

ハイネ鳥居(以下、ハ):そういえば、意外に生産ってこれまで取り上げてきていませんでしたね。

:そうなんだよね。先日、2012年秋の連載を読み返してみたら、ムチの使い方なんかはしつこく語っていたんだけど、生産については最終回で「超便利な親馬のパラメータ一覧表」の公開をしたくらいであまり話題にしていなかった。

:ああ、あの表は覚えています。結構、反響が多くありましたよ。

:あの中から、逃げ・先行、差し・追込に分けて、特にオススメの親馬紹介をしつつ、効率の良い代重ねのやり方なんかを紹介してみようかと。

:いいですね。代重ねはつい行き当たりばったりになってしまうので、「近親配合のため生産できません」って言われて配合ができなくなっちゃうんですよね。そのあたりをうまく改善できる方法があるなら知りたいです。

:じゃあ、まずは逃げ・先行タイプの馬を生産して代重ねする場合から紹介しよう。2012年秋に紹介したリストから、さらに厳選したオススメの親馬は下の表の通り。

:レア度がR以上の馬の中からチョイスしたんだけど、意外にダート馬の生産にオススメな母馬が少ないんだよね。

:SRのニキーヤとRのケイショウハーブの2頭だけですか……確かに少ないですね。

:その分、父馬はワイルドラッシュ、Adjudicating、Timber Country、ストラヴィンスキー、ヴァーミリアンと使いやすそうな馬を5頭ピックアップしたので、それらを使ってなんとか頑張って生産しよう。

▲ガチャPを使って回せる「ノーマル馬ガチャ」ではRランクまでの親馬がゲットできる。LE、SRの親馬が欲しい場合は「プレミアム親馬ガチャ」を利用しよう。

●ちょっと複雑だけど、頑張って理解してほしい4頭回しの代重ね

:では、上の表の「逃げ・先行」にオススメの親馬からスタートする代重ねの効率的な方法を紹介していくことにしよう。いわゆる「4頭回し」と言われる代重ねのテクニックだ。

:はい、お願いします!

:まず、どの馬を使ってもいいので、上のリストに載っている親馬を手に入れて、その親馬のパラメータをうまく受け継いだ産駒を作ってほしい。必要な頭数は、牡・牝をそれぞれ2頭ずつの計4頭ね。

:必ずしも、父馬と母馬の両方がリストに載っている馬じゃなくて、どちらか片方だけでも良いんですか? 例えば、父馬はフサイチホウオー(ス◎、コ◎、馬○、競△、粘○、瞬○)×母馬は表に載っていないアドマイヤグルーヴ(ス△、コ◎、馬△、競○、粘◎、瞬○)みたいな配合とか。

:OKだよ。ただし、産駒は必ずフサイチホウオーのパラメータを受け継いでいないとダメだよ。生まれた仔馬は誕生直後からスタートのアビリティ(棒グラフ)が他にくらべてグンと伸びているのが目安だ。もし、あまりスタートが伸びていなくて、むしろ競り合いの方が伸びているような馬だった場合は配合のやり直しね。

:やり直しってことは、またフサイチホウオーをガチャなんかで手に入れないといけないんですよね? うーん、パラメータを狙って生産するのは、なかなか大変そうですね……。

ショップのアイテムを使っても良いなら、「父方遺伝御守(金)」や「母方遺伝御守(金)」というアイテムがあるので、配合時に使ってみるといいよ。このアイテムは父や母の特性「馬場適性」「アビリティ」「タイプ」が引き継がれることが約束されるアイテムなので、引き継がせたい方の親馬のパラメータを産駒に伝えられるよ。

:なるほど、それは便利なアイテムですね。……そういえば、「牡馬誕生御守(大)」や「牝馬誕生御守(大)」なんていうアイテムもショップに売っていましたよね。牡と牝をそれぞれ2頭ずつの計4頭という指定なら、この牡牝の生み分けアイテムも便利そうですね。

:そうだね、とても便利だと思うよ。「牡馬誕生御守」や「牝馬誕生御守」は、よくゲーム内イベントの賞品に出たりもしているから、実はいくつか持っていた……ということもありそう。倉庫を覗いてチェックしてみよう。

▲「牡馬誕生御守(大)」「牝馬誕生御守(大)」「牡馬誕生御守」「牝馬誕生御守」といったアイテムはショップで購入することができる。

:それで、牡・牝それぞれ2頭ずつの計4頭が準備できたら、次はどうすればいいですか?

:ちょっと複雑なので、頑張って付いてきてほしいんだけど、誕生したその4頭の馬を普通に育成→引退→繁殖入りさせたら、2頭ずつのカップルにして、それぞれ牡1頭、牝1頭を生産する。つまり、(牡1頭+牝1頭)×2カップル=4頭の仔馬を作る……。

あ~~~~……分からないっす! 混乱してます!

:うん、おいらも我ながら説明が下手だと、いま喋りながら実感した(笑)。じゃあ、ちょっとだけ分かりやすくするために図を用意してみよう

:こんな感じかなぁ。牡A、牝B、牡C、牝Dと4頭の自家製親馬を準備したところが、図のいちばん上の部分。牡A×牝B、牡C×牝Dの組み合わせで配合をして、それぞれ牡・牝の産駒を生産する。それが、2段目の牡AB、牝AB、牡CD、牝CDのところね。で、次の代では、牡AB×牝CD、牡CD×牝ABの組み合わせで配合して、やはり牡・牝をそれぞれ生産する。

:なるほど、各代でそれぞれのカップルが牡・牝を1頭ずつ生産して、次の代ではお互いに違う親馬から誕生した産駒同士で配合するわけですか。

:そうだね。こうすることで、「近親配合」と言われずに代重ねを進めることができるよ。また、最初の時点で準備した4頭のパラメータがすべて逃げ・先行に向いた形になっているから、後の代重ねは父馬と母馬のどちらを引き継ごうが問題ない。牡・牝の生み分けだけしっかりとやれば大丈夫だ。

:ひとつの代で4頭の馬を育成することになるので、この代重ねのやり方って結構時間がかかるんですね。

:それでも、行き当たりばったりで代重ねをするよりも断然いいと思うよ。だって、だいぶ代重ねを進めて高い能力を持った馬が何頭かできても、どの馬も「近親配合」になるせいで配合できなくなったとしよう。すると、ガチャ馬やまだまだ代重ねが浅くて能力が低い馬と配合しなきゃいけなくなって、誕生する産駒の能力が後退してしまう場合がある。それはもったいないよね?

:そう言われると、確かにそんな気がします。今回紹介してもらった、ひとつの代あたり4頭を生産する「4頭回し」の方法だと、そういう能力ダウンの危険性は低いですよね。

▲計画性のない代重ねをすると、すぐに「近親配合のため生産できません」と言われてしまう。なかなか難しいもんです。

●差し・追込の馬を生産する場合にオススメの親馬も紹介!

:じゃあ、最後に差し・追込の馬を生産する場合にオススメの親馬を紹介しよう。例によって、ランクはLE、SR、Rの親馬の中から厳選してみたよ。

おお! ……って、ダートの母馬はいないんですか?

:そうなんだよね……。「これはいいよ!」って馬が見つからなくて。申し訳ない。

:そもそも、適性:ダートの母馬自体が、SRのニキーヤ、Rのファーザ、ケイシュウハーブの3頭しかいないからね。

:UCまで網を広げれば、適性:ダートの母馬はタイトーク、ハルーワソング、ダッシングハニー、トーセンジョウオー、メイショウバトラー、エミネントシチー、レディバラードの7頭がいるんだけど、これらの馬も、差し・追込で使えそうなのはレディバラード(ス△、コ○、馬◎、競△、粘○、瞬○)くらいだからなぁ。

:まあでも、そこは父馬をうまく使っていけば良いってことで! ……それもあまり多くないけど(笑)。


●ところで、今回は現実の競馬の話題は……!?

:そういえば、今回は現実の競馬の話題が出ませんね。いつもだったら、うるさいくらいに語りたがるくせに。

:はぐっ……。触れてはいけない話題に触れちゃったね? だってさ、酷いんだもん。

:え、酷いって何がですか?

:G1レースの予想だよ。1発目の皐月賞では、1番人気で快勝したロゴタイプを「バッサリと切っちゃいます」って言ってるし、ふたつ目の天皇賞(春)では「ゴールドシップで間違いないでしょう」って言ってたら、まさかまさかの5着に敗退

:うわっ、確かにそれは顔を覆いたくなるような大惨事。僕の方は、皐月賞ではシッカリとロゴタイプを筆頭で指名。天皇賞(春)も、優勝馬のフェノーメノを指名しています。ふたりの明暗がクッキリ分かれてる感じですね(笑)。

:うわっ、なにその余裕の笑顔。今週のヴィクトリアマイルは混戦模様だから、このレースこそ本当の「馬券力」が試されるよ。そ、そうだよ、皐月賞と天皇賞(春)はまだウォーミングアップ。今週のヴィクトリアマイルで本気を見せるよ!

:ふふん、僕もヴィクトリアマイルをしっかり当てて、3連勝を狙いますよ?

:いやいや、本気になったおいらにキミが勝てるわけがないよ!

:じゃあ、もし今週の予想対決で僕が勝ったら、なにかご褒美をおねだりしても良いですか?

:い、いいだろう。なんでも……、き、き、聞いてやるよ!!

:言いましたね? 男に二言は無しですからね!? よし、勝負ですっ!!!

タッチ藤田:ヴィルシーナ、ドナウブルー、イチオクノホシ

前走の大阪杯6着は4ヵ月半の休み明けで牡馬一線級が相手だったから。牝馬同士の対決で、しかもこれまで2戦2連対の東京コースなら大崩はないはず。ドナウブルーは近走ふた桁着順と制裁を書いているが、前々走は休み明け、前走は牡馬相手に56キロと条件が厳しかった。ウィリアムズ騎手を鞍上に配した今回は斤量も1キロ減り、この馬本来の先行して粘り込む走りを見せてくれるのでは。もう1頭の注目はイチオクノホシ。美浦のポリトラックで3頭併せの意欲的な追い切りを敢行し、最後は併せた2頭を3馬身も突き放した。4F48秒8、ラスト1F11秒5の好タイムで動きにキレが見られた。今年は関東馬がG1を4連勝中と絶好調なので、その勢いに乗って一気に頂点もあるかも!?

ハイネ鳥居:サウンドオブハート、ハナズゴール、ジョワドヴィーヴル

凱旋門賞のオルフェーヴルの鞍上が昨年と同じくスミヨン騎手に決定。フランスで武者修行中の池添騎手にとっては悔しい限りだと思います。その池添騎手が騎乗するサウンドオブハートから狙ってみたいと思います。きっと、池添騎手が鬱憤を晴らすような好騎乗を見せてくれるはず! ハナズゴールは今年初戦の京都牝馬Sを完勝して勢いがあります。前走の阪神牝馬Sで負けたのは雨の影響だと思うので、晴れれば切れ味の復活は間違いないでしょう! あと1頭は迷いましたが、ジョワドヴィーヴルです。半姉のブエナビスタは2010年のこのレースの覇者。姉妹制覇を狙って欲しいですね。大舞台で良血の血が花開きます!

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