HTML5ベースでAndroidアプリが開発できるミドルウェア“enchant PRO”SDKのβ版が公開
2011-10-21 14:52 投稿
●ARアプリの開発が可能になる!
ユビキタスエンターテインメントは、開発中のHTML5ベースのAndroidアプリ開発ミドルウェア“enchant PRO(エンチャント・プロ)”向けのSDKのβ版を公開した。
“enchant PRO”はHTML5をベースとしたオープンソースのゲームエンジン“enchant.js(エンチャント・ジェイエス)”をベースとしたAndroid端末向けのネイティブアプリ開発環境となる。“enchant
PRO”は、今年の4月に発表し世界で最も多くの開発者を獲得している(※注1)“enchant.js”とおなじ感覚でAndroidアプリを開発することができるほか、カメラやジャイロなどアンドロイド端末固有の機能へのアクセスを行うことができる。
これにより“enchant.js”だけでは実現が困難だったARゲームの開発や、ゲーム以外の用途への転用がよりいっそう行いやすくなり、既に複数の企業により“enchant PRO”をベースとした非ゲームサービスの展開が予定されている。
(※注1:2011年10月 当社調べ)
“enchant PRO”では“enchant.js”の機能を大幅に拡張しつつ、法人を対象とした商用ライセンスの販売も行っていき、個人の非営利・非商用に関しての利用はコミュニティライセンスとして無償提供を行う予定だ。
なお、iPhone / iPadなどに対応したバージョンも準備中とのこと。
“enchant PRO”の実機でのデモンストレーションは、同日Android Marketにて公開した“9leap(ナインリープ)アプリ”をアンドロイドマーケットからダウンロードして試すことができ、“9leapアプリ”では、Koozyt社から提供を受けたARマーカー認識エンジン“KART”を内蔵し、誰でも簡単に本格的なARマーカー認識のプログラムを開発して楽しむことができる。正式版の提供は2011年11月1日予定だ。●enchant PROで提供される機能
・ポリゴン描画機能
OpenGL ESを用いたテクスチャ付きポリゴン描画機能を提供いたします。3D CGデータファイルとして標準的なCOLLADA(.dae)フォーマットの読込み機能も可能です。
・カメラ・撮影機能
カメラで画像を撮影し、撮影した画像をJavaScript側で操作できるほか、サーバなどへ送信できます。ギャラリーからのインポートもサポートしています。
・パススルー機能
カメラ画像にHTMLをオーバーレイ表示させ、パススルー式のAR(拡張現実感)を実現いたしました。
・ARマーカー認識機能
Koozyt(クウジット)社から供給を受けた画像認識エンジンKARTを用い、ARマーカーをリアルタイムで認識・追尾することが可能。これにより、本格的なマーカー式ARゲームの開発をすることができます。
・QRコード/バーコード読取り機能
QRコードやバーコードの読取り機能を用いたゲームやキャンペーンなどに使用することが可能です。●enchant PRO for Android概要
動作環境:Android OS 2.1以降
開発言語:HTML5 + JavaScript
提供価格:コミュニティライセンス 無償(9leapアプリを経由して独自のアプリを開発・頒布可能)、法人向けライセンス 5万円、KARTエクステンション 50万円(ARマーカー4個同梱)、追加ARマーカー未定
提供時期:2011年11月1日
※内容は変更されることがあります。
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