【TGS2015】グリー大型新作『追憶の青』はベルトスクロールアクションRPG

これは要チェックタイトル

本日（2015年9月17日）から開幕した東京ゲームショウ2015。グリーブースからは、同社スタジオが手掛ける『消滅都市』に続くヒットの予感を放つ、大型新作『追憶の青』が発表された。

そんな本作について、早くもグイグイと突っ込んでいくステージイベントが開かれたので、その様子をお届けしよう。

ベルトスクロールアクション

ステージに登壇したのは、本作のエグゼクティブプロデューサーを務める井坂友之氏。

そして、ファミ通Appでもおなじみ、最近は“ゲームDJ”として活動を広げる安藤武博氏だ。

とりあえず知りたいのは、どんなゲームなのか。

これは会場でも冒頭で流された、プロモーションムービーを見るのが早い。

ひと言で述べると、ベルトスクロールタイプのアクションRPG。なのだが、安藤氏が「欲張りすぎ」、「『テイルズ オブ』シリーズやスクエニタイトルに対しての挑戦」とも言う通り、この作品のクリエイター陣がかなりの本気。

イメージイラストに天野喜孝、サウンドにベイシスケイプ、シナリオにRomancework（田中豪/松元弘毅）、さらに声優陣（松岡禎丞、佐倉綾音、小清水亜美、赤羽根健治）も多く関わっている。

スクリーンに映るキャラどうしの相関図からも物語は深そうで、この新作に込める思いの大きさがいきなり伝わってきた。

実機で見せる

そして、井坂氏からざっくりとゲームについての解説が終わると、

◆概要はこんな感じ
・縦持ち（片手持ち）のベルトスクロールアクション
・3人同時マルチプレイに対応
・定型、自由分によるチャットコミュニケーション機能
・深い物語

「四の五の言わずに、実機プレイはよｗ」（安藤氏）と、さっそく井坂氏によるプレイが行われることに。

基本操作は、タップすると現れる青い丸マークを起点に、スワイプで移動、フリックでジャンプやステップ、タップで攻撃。

これに画面左部のアイコンをタップすると発動するスキルでコンビネーションも繋げられる。また、長押しの溜め攻撃や、コンボゲージが最大になると放てる超必殺技などのほか、下部のキャラをタップするとキャラチェンジを即座に行える。

安藤氏、質問攻め

プレイに集中する井坂氏へも、容赦のない質問攻めは安藤氏。

われらユーザー視点でも気になる質問が飛び交った。

そこで判明したいくつかをまとめて挙げておくと、

・プレイアブルキャラは初期で100体ほど
・職業はファイター、ナイト、プリースト、マジシャン（さらに追加していく予定）
・ガチャでキャラと武器を入手可能
・武器はアバター要素もあり
・出現モンスターは100種ほど（同タイプ込み）

とにかく、このゲームに対する純粋な興味で聞いているのではないかと思うくらい、ガンガンと突っ込みが入っていた。

そして、肝心の「配信時期は？」の質問には、「肌寒い時期には……」と、両OS同時配信は明言しながらも、なかなかすっきりしない様子の井坂氏。

しかし、過去同じような公言から、配信を1年近く先延ばしにした経験を持つという安藤氏だからか、ここにはフォローが入る。

「妥協したらダメ」、「納得するまで作り込んでほしい」と、イチゲーマーとして本作への期待感を表していた。

そんな『追憶の青』は、昨日（2015年9月16日）よりAndroid版限定でクローズドβテストの参加者募集が始まっている。

※詳細は公式サイトへ

また、東京ゲームショウ会場のグリーブースでは、本作の試遊もできるので、足を運べる人は必ずチェックしておこう。

記者もプレイしてきた

というわけで、取材が終わった直後、本作への興味が高ぶってきた記者はさっそく試遊へ。

が、井坂氏のプレイのような華麗なコンビネーションをイメージして挑んだものの、回避は下手だわ、攻撃は繋がらないわで、われながらダサプレイ（笑）。簡単そうに見えていた浮かしからのコンボや立ち回りは、やはりそれなりの熟練が必要なようだ。

安藤氏は「格ゲーライク」とも表現していたが、スマホではありそうでなかった、往年のアーケードゲームやアクションゲームのような、ゲームらしいゲームに感じられた。