【個人開発ゲームを斬る】『十球ナイン』先輩から後輩へ受け継がれる甲子園への道

2014-09-10 13:54 投稿

甲子園を目指すことにしました

第96回全国高校野球選手権大会は大阪代表の大阪桐蔭が2年ぶり4回目の優勝を果たしました。また、第59回全国高校軟式野球は準決勝延長50回の激闘を制した東海・岐阜代表の中京が優勝を果たしました。両校とも、おめでとうございます!

あまりにも感動したので、筆者も甲子園を目指すことにしました。もちろんアプリで。

▲自動で投げたり打ったり
▲自動で走ったり守ったり

プレイヤーは、とある高校の野球部の“監督兼GM”です。素質ある球児たちを学校に集め、鍛え、地区予選を勝ち抜き、甲子園を制覇しましょう。

試合は完全オート。スタメンを決めたら、あとは球児たちを信じて見てるだけ。スタメン9人と、他チームからランダムに選ばれた助っ人1人、合わせて10人で攻撃します。1イニング勝負で、1人1打席必ず回ってきます。逆に言えば、1人1打席ずつ回ればそこで試合終了。しかも勝負はたった1球ずつ。10人で10球。

だから“十球ナイン”。

ファールでも空振りでもそこでオシマイ。この潔さがたまりません。全員攻撃で何点取れるかが勝負の分かれ目。またピッチャーの頑張りも当然重要。試合が始まると作戦など出す事はできないので、“打て!”、“抑えろ!”とiPhoneを握りしめ祈りましょう。

設定で一部操作することもできますが、“監督業”に徹した方が“涙の量”が増量されるので個人的にはオススメです。

まずは高校を決める

▲ひとり1球! 10人10球!
▲忌まわしい黒歴史の高校時代

まずは赴任先の高校を決めます。全国47都道府県から好きな地域を選び、そこに登録されている高校を選びましょう。

筆者は出身地の“大阪”を迷わず選択。すると高校の選択一覧に、実際にある高校とよく似た名前が並んでおります。あなたの出身校や、テレビで聞いたことがある有名校に似た名前がきっと見つかるはず。高校名がどうしても気に入らなければ、あとで変更することも可能。

筆者は高校時代かなりイケてなかったのであまりイイ思い出がないのですが、母校に似た名前の“住良高校”を選択。青春を取り戻す!

ゲームは1年目の4月から

▲スタメンとベンチ
▲ベンチと控え

ゲームは1年目の4月からスタート。実際の1日がゲーム内の1ヶ月となります。7月、つまり3日後には“夏の甲子園の予選”が始まりますので、それまでにチームを鍛えておきましょう。

まずは戦力の確認。単純に★の数が多い程、“素質”ある選手。最大★★★★★まであるのですが、初期メンバーは最高でも3年生の内野手“鬼頭”の★★★。あとは、★★の1年生バッテリー“村上”と“並木”を中心に鍛えて、チーム作りをしていけばよさそうです。

既に感情移入がハンパないです。

打順の組み方もかなり大切。なにせ1人1球10人攻撃ですから。良いバッターを4番にするといいのか? それとも後半に置く方がいいのか?あなたの采配の見せ所。

実戦あるのみ

▲全国ロード!
▲まずは地元制覇!

選手を鍛える方法は、実戦あるのみ。予選が始まるまではひたすら“全国ロード”という名の練習試合を行います。勝つとその地域のワンランク上の高校と試合を行う事が可能。引き分け、または負けは、同じ高校と再試合。全国にある、全てのチームに勝つことを目指しながら選手を鍛えていきます。

▲圧勝!
▲レベルアップ!

練習試合に勝つか引き分けると、“選手”と“チームランク”の経験値が増えます。また、負けてもチームランクの経験値のみ少し増えます。選手のレベルもそうですが、チームランクも甲子園常連校を目指すには重要なポイント。これはまた後述。

とにかく“部費”が続く限り練習試合をやりまくって、チームを底上げ。部費は毎日昼と夜に支給されるので、忘れずに起動しましょう。

いよいよ“夏の予選会”

▲夏の予選スタート!
▲10人目の選手桜田のホームラン!

7月になり、いよいよ“夏の予選会”スタート。もちろん1回負ければそこで予選敗退。引き分けの場合は“判定”へ。“ヒット数”や“アウト獲得数”などが判定に響いてきます。

ここで重要なのがランダムに補強される“10人目の打者”。

戦力が整わない序盤は、“10人目の一発”で勝負が決まるってことが多々あります。10人目はチームランクによって強さが変わってくるので、練習試合をたっぷり行い少しでもランクを上げておきましょう。

結局、1年生エース“村上”が全試合完封という好投を見せるものの、打線の援護無く、準々決勝で無念の判定負け。住良高校、1年目の夏が終わりました。

3年生が涙の引退

▲さらばキャプテン鬼頭!
▲3年生からの贈り物(涙)

下を向いている暇はありません。“春の甲子園”への出場権をかけて、10月にはその予選会が始まります。予選会の1月前、9月には3年生が涙の引退。レベルMAXで引退した3年生は、感謝の気持ちと共に経験値アップや能力アップなどのアイテムや部費を残してくれます。これが後輩に受け継がれ“住良魂”が継承されていくわけです。

泣けます。

チームで唯一の強打者、キャプテン“鬼頭”が引退してしまいました。ただでさえ打てないのに、これはキツイ。。。

“スカウト”でチーム補強

▲緊急補強!
▲目指すは★★★★★

というわけで“スカウト”を行い、チームを緊急補強。“ノーマルスカウト”は部費を使って、抽選で最高★★★★の選手を獲得することができます。チームランクが上がると、ここのパーセンテージが微妙に変化。有名校、強豪校には良い選手がたくさん集まるという仕組み。

確実にいい選手を獲得したい場合は、“レアスカウト”イベントや3年生引退時などに手に入るレアアイテム“しらたま”を使用して、★★★★★の選手を抽選で獲得できるチャンス!

▲こちらを見ている!?
▲ありがとうエース村上!

スカウト以外にも選手を補強することができます。

練習試合を行っていると、たまに相手校の選手が仲間になりたそうにコチラを見てくることがあります。

相手校が強い程、よりよい選手を引き抜く確率が上昇。緊急補強で、★★★の選手を3名補強。残念ながら★★★ピッチャー“仲田”を補強したことにより、エース★★“村上”はベンチを温めることに。継投や故障というルールがないので、もう村上がマウンドに立つ事はないでしょう。。。あんなに頑張ってくれた村上を引っ込めるのはツライ。。。でもこれもチームを強くするため!村上スマン!

部費を使ってパワーアップ

▲メシ喰ってパワーアップ!
▲まさに完全勝利!

3年生の残したパワーアップアイテムや、部費を使ってアイテムを購入して、新加入した選手のレベルをググッとあげることもできます。

新戦力で挑んだ10月の春の予選会は、新エース“仲田”が連続完封を飾るも、伝統の“貧打病”が解消できず準決勝で判定負け。泣いてはいられません。貧打を解消すべく、ひたすら練習試合を行い、“2年目の夏”を目指しましょう。

▲初々しい新入部員
▲超高校級★★★★★井本!

年があけ、3月になると、所属部員は進級します。そして4月になると、新1年生が入部。入部人数と、選手の強さは、チームランクや前年に引退した3年生のレベルによって変わってきます。

チームに“空き枠”が無いと新入部員が入れませんので、3月に使えない部員を“強制退部”させる必要がでてきます。悲しいですが、慢性的な“貧打病”を解消するため、“血の入れ替え”を断行。

その決意が通じたのか、“レアスカウト”で★★★★★の超高校級バッター“井本”を獲得。これで勝てる!

全国の壁はアツイ

▲超攻撃布陣
▲そして甲子園常連校へ

強力な選手を補強したいポジションで引き当てられればいいんですが、世の中そんなにうまくいきません。よりによって“キャッチャー”のポジションに★★★が3名集まりました。しかし、控えにするにはその“打撃力”がもったいない! 守備位置を変えて、無理矢理起用することに。

これまでの経験で、内野の守備力は出来るだけ下げたくないので、捕手2名を外野登録。押し出される形で外野手である超高校級“井本”を、守備の負担が少なそうな1塁へ。“ザル守備”すぎてエース仲田には大変申し訳ないのですが、超攻撃的スタメンで貧打を解消し、2年目で夏の甲子園初出場を果たしました。

甲子園では、他のユーザーが育てたチームとの対戦となります。初めての甲子園は1回戦惨敗。その後、超高校級“井本”と、レアスカウトで補強した★★★★新エース“久米”を中心にチームを育て、甲子園常連校になったんですが、現在最高で2回戦まで。全国の壁はアツイ!

この調子で10年目の夏ぐらいまで書き続けたいのですがスペースの都合上ここまでにして、開発された“santaclausの岡坂”さんへのインタビューで〆させていただきます!

Q1.まずは簡単な自己紹介のようなものをお願いします。

以前は家庭用ゲーム機ソフトを開発していました。現在はiPhoneアプリ中心です。

Q2.『十球ナイン』について、作ろうと思ったキッカケを教えてください。

前作『十球甲子園』がシンプルなバッティングゲームでしたので、次は試合タイプと決まっていました。

Q3.前作『十球甲子園』の頃からファンです! 製作期間はどれぐらいですか?ここは苦労したという点は?

『十球ナイン』のシステム部分が2年間、野球エンジン部分の開発期間を入れると6年間になります。“苦労は完成した瞬間にすべて忘れました”

Q4.ろ、6年!? そして完成の瞬間苦労を忘れたってカッコいい! ココはこだわった、ココは是非見て欲しいという点は?

野球の楽しさを伝え、長く遊んでいただくために、ボールや選手たちの動きを工夫したり、対戦する高校をたくさん入れたりしました。

選手名や高校名を自由に変更できる楽しみもあります。

Q5.確かに選手の動きが楽しくて、見ていて全く飽きません! リリース後の反響はいかがでしょうか?

現役や元野球部、野球が好きな方を中心に遊んでいただいているようです。野球ゲーム未経験でもオートモードで楽しんでくださる方々がいて嬉しく思います。

Q6.こういう風に育てればいいかも? というちょっとした攻略法などあれば!

大会予選や本戦、高レベルの強化試合は取得できる経験値がとても多いので、実戦を積んで成長させたいところです。“全国ロード”では、勝てない壁ができたら同地区内の別の都道府県に移ると良いと思います。そしてある程度強くなったら、強い内に学校数が少ない地域から一気にクリアしていくと効率が良いです。

Q7.このゲーム、めちゃめちゃ好きなんですが、強打者がチャンスでバントするとイラっとしちゃいます!

オートモードのお話ですね。“最近3試合の成績が低いとバントしてしまう”のですが、打順を変更するか自分で打つモードにしてヒットを打てばバントしなくなります。今後のアップデートで“バント判断”は改善していきます。

Q8.バントにそんな秘密が! すごいこだわり! 甲子園で優勝するにはどれぐらいのレベルが必要な感じでしょうか?

本戦では他のプレイヤーさんが育てたチームとの対戦になり、常に変化しているので目安を数値化するのは難しいです。ただ、一度も負けられない戦いを広い球場で行うということで、“投手を含めた守備力”が大事だと感じています。

Q9.強打強打の85年吉田タイガース型の筆者の作戦は間違ってたんですね! ところで“全国ロード”を完全制覇した人はいるんでしょうか?

今のところ制覇の報告は聞いていません。学校数が多く大変ですが、期限はありませんので少しずつ日本地図が埋まっていく楽しみを感じていただければ嬉しいです。

Q10.Android版やアップデート等、今後の展開を教えてください!?

Androidでのリリース予定は今のところありません。アップデートでワイヤレス(Bluetooth)通信で近くの友人と対戦できるモードを実装予定です。

Q11.通信対戦は楽しみ! 最後になにか一言よろしくお願いいたします!

自分で操作しても、オートモードで観ているだけでも楽しいので、縁のある学校や地域を応援するつもりで是非遊んでみてください。

Q12.最後の最後に、優勝した“大阪桐蔭”の皆様にも一言お願いします!(※インタビューをお願いしたのが8/26のため)

優勝おめでとうございます!好勝負続きで観戦していてとても楽しかったです。今後のご活躍を期待しています!

今年は高校球児の話題がお茶の間をにぎわせたので、興味持った人も多いのでは無いでしょうか。そんな方は是非『十球ナイン』で全国制覇を目指してみてください! 筆者はとりあえず100年目の夏まで続けます!

【十球ナインEX】広告なしの有料版

メーカー:santaclaus

価格:200円(一部有料アイテムあり)

対応機種:iPhone、iPod touch、iPad、iOS5.0以上

iOS版のみ

■あぷまがどっとねっと

(あぷまが)

「すべてのアプリにチャンスを!」との思いから、藤田武男氏が個人開発者が開発したアプリを中心に紹介している情報サイト。ほかでは見つからない“お宝アプリ”が“あぷまが”なら見つかるかも! ちなみにイラストは、あぷまがのマスコットキャラ、アイロニー。

 

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十球ナイン

メーカー
santaclaus
配信日
配信中
価格
無料(一部有料アイテムあり)
対応機種
iPhone、iPod touch、iPad、iOS5.0以上

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