[開発直撃]コロプラ『白猫プロジェクト』は間違いなく2014年下半期ド本命タイトル
2014-06-20 13:20 投稿
ここまできた
本作の公式サイトにて最初に表れる言葉。
“コロプラは新しいゲームをつくりたいんだ!”
この強いメッセージからも窺える、コロプラの超本気最新作『白猫プロジェクト』がいよいよ動き出す。
[関連記事]
※【事前登録】コロプラ新作『白猫プロジェクト』は指1本で遊ぶ“ワンフィンガーRPG”
今回は、2014年6月下旬リリース目標としている本作について、プロデューサーの浅井氏とプロジェクトマネージャー(以下、PM)に直接話を伺える機会を得たので、ゲームの詳細とあわせてお届けしていこう。
原点は「本当のRPG」
詳しいゲーム内容を紹介する前に、まずは本作の大枠をお伝えしておくと……要するに、あの『クイズRPG 魔法使いと黒猫のウィズ』制作チームが新規に作り上げたアクションRPG、と言ったところ。
とは言っても、もちろんそんなひと言にできるほど簡単なものではない。今回の取材時に、浅井氏が「パズルでもクイズでもない、本当のRPGをつくろう」が原点だったと切り出した通り、スマートフォン向けのプレイをひたすら突き詰めたつくりになっている。
少し触らせてもらってまず感じたのが、この“ぷにコン”の操作性のよさ。「ボタンはイヤだとずっと言っていた」(浅井氏)、「縦画面の片手持ちにこだわった」(PM)とそれぞれが言うように、スマホ操作への最適化をトコトン考えたことが強烈に伝わってくるデキ。これそこが、“ワンフィンガーRPG”たる所以なのだなと感じさせられた。
また、「キャラによっては基本攻撃がとんでもないコンボ数になる」(PM)ようだ。
キャラによっては? それはつまり、どういうことなのか。
キャラクターの個性
本作では、いわゆる“ガチャ”で“キャラクター”を手に入れる仕組みになっている。あえてカードバトル系ゲームでたとえるならば、“カード”の要素を「すべて自由に動かせるキャラクターに置き換えた」(PM)ということ。
キャラクターにはレアリティが存在し、HP、攻撃、防御など、6種類あるベース能力が変わってくる。さらに、「いちばん大きいのはスキルですね。1キャラふたつまで所持しているので、シーンに合わせて連れて行くキャラクターを考えるのが、ひとつの遊びになっています」と浅井氏は付け加える。
成長要素
手に入れたキャラクターは、もちろん成長させることが可能。ただし、強化合成などといった従来のタイプの強化方法とは異なり、「本作ではそういった要素は、“ソウルボード”に集約しています」とPMが言う。
たとえば、ここで“攻撃”を習得すると、キャラクターの攻撃力がアップしていくような成長システムになっている。
また、「このツリーの形や個数が、キャラクターやレアリティによってぜんぜん変わってきます」(PM)とのことで、スキル要素も相まってかなりの個性が生まれてきそうだ。
親密度
キャラクターには、それぞれに“親密度”という概念も存在する。冒険に連れて行くと度合いがアップし、一定まで達するとイベントが発生。親密度に応じた、6段階のショートストーリーが楽しめるようになっている。
また、それだけではなく「親密度が上がると“友情覚醒”をして、ソウルボードでロックされていた成長要素が解放されて、さらに強くできるんです」(PM)と言うから、キャラクターに対する愛着はいっそう高まる仕組み。
「キャラクターどうしの人間関係なども、ある程度わかるようにしているので、そのあたりも読み取ってもらえるとうれしいです」というPMの言葉からは、キャラストーリーに対する力の入れようも感じられた。
さらに、本作ではオンラインによる協力バトルも可能で、目の前で顔を合わせて遊ぶ通信プレイにも対応しているとのこと。「エモーションなどもあるのでマルチでわいわい楽しんでほしい」(PM)と語っていた。
6種類の武器
もうひとつ本作のバトルを形成するうえで重要な要素が“武器”。剣、弓、ランス、ロッドなど、特徴が異なる6種類の武器があり、キャラクターの戦力を底上げできる。
武器には強化や進化の要素も取り入れられており、これらに必要な素材は冒険中のドロップで手に入れていく。武器の種類は、配信時に120種類以上用意しているとのこと。
タウンパート
アクションで戦う“バトルパート”のほかに、本作では“タウンパート”という街づくりも重要な要素。何をするパートかというと、施設を建ててデッキコストを上げたり、武器の数値に上昇効果を加えたり、といったパラメーターアップがひとつの目的になる。
そして、もうひとつ大きいのが、キャラクターたちと暮らしている生活感の演出。「街には手に入れたキャラクターが歩き回っていて、“親密度”によるショートストーリーもここで発生します」とPMが説明してくれたときは、なるほどなと。没入感が高めてくれるシステムになっている。
バトルとタウンの両パートで、ウェイトが置かれているのはやはりバトルパート。しかし、タウンパートにも上記のように重要な要素が含まれているほか、PMは「バトルパートは力が入ると思うので、タウンパートではのほほんと気長に、ゆったりとやっていただきたい」とも言う。ある意味、箸休め的な位置づけになりそうだ。
浅井さんとPMに聞きました
というわけで、詳しいゲーム内容はここまで。最後に、ちょっと気になる『白猫プロジェクト』のあれこれを聞いてみたのでどうぞ。
──まずタイトル名に驚きました。これ正式? だよなと(笑)。
PM 『プロジェクト』に込めた意味は、会社として、チームとして新しいプロジェクトをつくろうという気持ちの表れです。『白猫』の部分については、もともと『黒猫』(『クイズRPG 魔法使いと黒猫のウィズ』)の対義的につけたプロジェクト名だったのですが、語感も含めて最終的に『白猫プロジェクト』がいちばんしっくりきましたね。
──世界観が『黒ウィズ』とつながっていたりはするのですか?
浅井 『黒ウィズ』には108つの世界があるという設定なので、おそらくそのひとつになるのかなと。
──でも、鍛冶屋(武器を強化などができる)にいたライオンの主人。あれ『黒ウィズ』のあの人、ですよね?
浅井 あの人です。いちおう別人ということにはなっていますが、たまたま“バロン”という名前ですね(笑)。
──ゲーム中の物語は、やはり重視しているのでしょうか?
PM “RPG”を全面に押し出しているので、その重要な要素となる“お話”の部分のウェイトは大きいです。
──となると、エンディングなんかも?
PM すでに物語の結末は構想にはありますが、それをいつ実装するかはいまのところ未定です。
──なるほど、物語が随時追加されていくようなスタイルになると。
PM そうですね。最初に遊べる島が3つあって、順次追加していきます。ひとつお伝えしておきたいのが、本作にはスタミナといったものがないので、好きなだけ遊べます。
──おお! でも、がんがん先に進んでしまう人もいるのでは?
PM そのぶん、キャラクターの成長要素ややり込み部分については少しハードルを上げてバランスは取っていますね。懐はかなり深くつくっています。
──もはやスマホゲームと言うよりも、コンシューマゲームに寄ってきている印象ですね。ここまで来たかと。
PM いままでの弊社のゲームの中ではかなりチャレンジングなタイトルで、規模感も大規模ですね。“Kuma the Bear”(※同社のスマートフォン専用カジュアルゲームブランド)がこれまで培ってきたノウハウをすべて注ぎ込んだゲームになっていますので、新しい操作性も含めてぜひ多くの方に触っていただきたいです。
浅井 本当に「ここまで来たか」と言ってもらえるようにつくっているタイトルでもあるので、「スマホならではのRPGはこうだよね」といったところをぜひ体感していただければと思います。
▼事前登録受付中
※【事前登録】コロプラ新作『白猫プロジェクト』は指1本で遊ぶ“ワンフィンガーRPG”
白猫プロジェクト
- ジャンル
- ワンフィンガーRPG
- メーカー
- コロプラ
- 配信日
- 2014年6月下旬目標
- 価格
- アイテム課金制
- 対応機種
- Android 4.0 以上、iPhone、iPodtouch および iPad互換iOS 5.0 以降、iPhone 5用に最適化済み(予定)
- コピーライト
- (C) COLOPL, Inc.
最新記事
この記事と同じカテゴリの最新記事一覧
【#コンパス】10月“からふる みつけた!”シーズン結果発表!全ヒーロー使用率&勝率ランキング
2024-11-11 12:31【#コンパス】ボンドルドが下方修正!移動速度とHSゲージ増加量が低下|2024年11月7日ヒーローバランス調整内容まとめ
2024-11-11 12:11【#コンパス】10月シーズン“からふる みつけた!”まとめ|報酬獲得ボーダーラインをチェック!
2024-11-06 14:41【#コンパス】場内コンテンツも充実のエンタメイベント!“#コンパス秋フェス in 京都”イベントリポート
2024-10-31 11:50