エクストリームバランサー3の概要

レビュー

投稿日2018.12.02

水面に設営された木製の足場を渡ってゴールを目指す感覚は、子どもから大人まで幅広い層に愛されている水上のアスレチック。

棒状の狭い板や回転する床など、多彩なギミックで多くのプレイヤーを苦しめてきたスリル満点のボールアクション『エクストリームバランサー』の最新作がリリースされた。

過去作を知らなくても大丈夫、従来のおもしろさをそのままに正当進化を果たした第3弾の魅力を紹介する!!

ゲームの見どころ
●思わず体が動いてしまう60通りのチャレンジ
●ダイヤを集めてボールのスキンを集めよう

ゴールまでボールを運ぶというシンプルなルールで幅広い層に指示される通称“玉転がし”ゲーム。

とくにスマートフォンアプリでは多くのデベロッパーからリリースされており、本作『エクストリームバランサー3』を手掛けるEnteriosoftもAndroid端末をメインにこれまでに3作をリリース。その最新作が両OS対応で満を持して登場したというわけだ。

ボールの基本速度は一定だが斜面やギミックを介して加速。大幅に減速する上り坂ではベタ踏み状態になるが、上がり切った直後に急加速、同様に下り坂であれば速度が瞬間的に増す。

それを逆方向のボタンで上手に制御するといった直感的な操作感がとてもいい。

また、2本の棒を支えに通過する道はカーブも多く速度や入力する方向を誤ると落下。幅の狭い板を渡る場合も中心にしっかりボールを乗せて進まなければならない。

筆者はつねに進行方向を正面に置くよう視点を切り換えてその危険を回避。

高低差のある場所や動く床など一定の方向からではわかりにくコースもあるので、つねに周囲を見渡して進むべき方向と安全なポイントを確認していこう!!

コース上に点在する緑色のダイヤは5種類あるボールのスキンと交換するためのアイテム。

あくまでもコレクション要素でゲームに何ら影響はないのだが、足場の悪い場所にあるダイヤほどチャレンジしたくなるのがゲーマー魂。

コンプ欲の少ないプレイヤーでも本能的に攻めたくなってしまうのだ。

玉転がしと呼ばれるゲームはとても多く、正直なところ似たものばかり。

しかし、本作はグラフィックだけでなくBGMのバリエーションも豊富で、行き詰まりやすい高難度なコースでもテンションを高めてくれる。

画面上部のハートが尽きるとゲームオーバーになるが何度でもリトライを、さらに時間制限がないのでじっくりコースを観察することもできる。

圧巻の景色と壮大なBGMを堪能しながら自分のペースで60あるコースの踏破を目指していこう!!

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