【新作】世界が認めるイギリス生まれの芸術的脱出ゲーム第4弾!!『The Room: Old Sins』
投稿日 2018.04.06
屋根裏に仕掛けられたトリックを解明せよ
イギリスのデベロッパーFireproof Gamesが開発し、中国のNetEase Gamesによってアジア圏を中心にローカライズされてきた『The Room』シリーズ。
リアルに描かれる世界に仕掛けられた巧妙なトリックは、ほかの脱出ゲームにはないアイデアばかりで多くのユーザーを唸らせてきた。
その最新作『The Room: Old Sins』のiOS版(Androidは未定)がついにリリース。
すでに海外では高評価を集めている今作、過去シリーズを上回る圧倒的なクオリティと洗礼された数々のトリックは必見だぞ!!
●屋根裏に仕掛けられた緻密なトリック
●誰でも最後まで楽しめる丁寧なヒント
屋根裏に仕掛けられた緻密なトリック
優れたエンジニアの夫と芸術家の妻、ふたりが行方不明になったのは、住んでいた不思議な構造の邸宅にある。
そう考えた主人公が屋根裏で発見したのは、精巧に作られたドールハウスだった。
本作はタップやダブルタップで対象物に触れ、ピンチイン&アウトで身を乗り出すように詳しく調査。スワイプで周囲を見渡すといった一連の動作を、場面を切り換えることのないシームレスに近い感覚で堪能できる。
コンシューマゲームにも引けを取らない徹底した作り込みは、期待を裏切らない約束された名作と断言できる最高のクオリティだ。
また、ゲーム序盤で入手する特殊なレンズには、ドールハウスに入り込むだけでなく、肉眼では見えないもうひとつの光景を映し出す特殊な機能が備わっている。
青白く発光するさまざまな痕跡は夫婦からのメッセージか、それとも何者かが仕掛けた罠なのか。
精巧な罠が仕掛けられたドールハウスからアーティファクトと呼ばれるパーツを回収。未完のドールハウスに当てはめて行方不明になった夫婦の行方と真相を暴いていこう!!
誰でも最後まで楽しめる丁寧なヒント
つぎになにをすべきかわからず右往左往するのも謎解きの醍醐味だが、あまりにも先に進めないとイライラしてしまう。
そんな行き詰まった感が出てくると画面の左上にある?が点灯、それに触れると自分がすべきことのヒントが手に入るのだ。
本作は600円(2018年04月03日現在)の買い切りタイプ。ヒントを得るために広告動画を再生したり、ポイントを消費するといった手間はいっさいない。
また、キーアイテムがない状態で対になるオブジェクトに触れると、ザックリとだが“いまではない”ということを教えてくれる。
ちなみに、筆者がクリアーするのにかかった時間は約4時間。“極力ヒントに頼らない”という自分なりのルールを設けたことで多少悩んだが、値段相応の手応えを感じられる内容だった。
『The Room』シリーズのファンは言わずもがな、タイトルは知っていたけど有料だからと悩んでいた人も絶対に満足のできるクオリティなので、興味があるならぜひともチャレンジしてもらいたい!!
P.N.深津庵
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編集長!これ、どうでしょう!?