XD Entertainmentより配信中のスマホ、PC向けタクティクスRPG『鈴蘭の剣：この平和な世界のために』。

『タクティクスオウガ』や『ファイナルファンタジータクティクス』

に強い影響を受けた本作は、緻密に作り込まれた戦記物語と戦略性の高いバトル、そして崎元仁氏（※前述の2作品を始め、数多くの作品の楽曲を担当）が手掛ける壮大で美麗な音楽が多くのゲームファンを魅了している。 　そんな本作の新バージョン“緋色の夜”について紹介する特別記念番組が、2024年12月21日（土）20時より配信。番組では、ラヴィア（声：小清水亜美さん）、サフィア（声：日笠陽子さん）らが出演。今回のアップデートで追加される“運命の螺旋”の新ストーリー“緋色の夜”のほか、新システムや新キャラクター、豪華報酬が当たるプレゼントイベントなどについて紹介された。本稿では、同番組内で紹介されたアップデート情報をおさらいする。

『鈴蘭の剣：この平和な世界のために』（App Store）

『鈴蘭の剣：この平和な世界のために』（Google Play）

『鈴蘭の剣：この平和な世界のために』（PC)

※この記事はXD Entertainmentの提供でお届けします。

治安局機動隊時代のラヴィアとサフィアの活躍を描いた“緋色の夜”

新バージョンの目玉として実装されるのが、マルチエンディング式のシナリオモード“運命の螺旋”に新たに登場する“緋色の夜”だ。 　改めて説明すると、“運命の螺旋”とは、自身が選んだ選択肢によって複数のルートに分岐していく物語を、完全無料で遊べるモード。 　小国ながら神秘の力を秘めた貴重な戦略物資“晶石”を豊富に有する“イリヤ王国”を舞台に、王国の資源を狙う強国との争いが発生。主人公は、傭兵団“鈴蘭の剣”の団長として、対立しあう勢力のいずれかに協力。戦争が一段落するまでの模様を楽しむことができる。 　緻密に練り上げられている物語の数々は、ひとつのルートのエンディングに辿り着くのに、軽く10時間を超えるという大ボリューム。コンシューマーゲームさながらの物量の物語を、じっくりと自分のペースで進めることができる、本作ならではの魅力的なモードだ。 　そんな“運命の螺旋”の新シナリオ“緋色の夜”では、ウェーブラン王国軍士官学校を卒業したラヴィアとサフィアが、ウェーブランの治安局機動隊に入隊し、街の治安を守るために奮闘する、本編より7年前の物語が描かれる。

本編のラヴィアと言えば、豪快な性格で細かいことにこだわらず、持ち前の正義感と面倒見のよさで多くの人を惹きつける、頼れる鈴蘭の剣の団長だ。機動隊に入隊したころの彼女も、強い正義感を持っており、加えて太陽のような明るさと、清らかで純真な性格で、真っすぐに任務を遂行していく。 　サフィアは、イリヤ王国の王太子・ダンダリオンの私設部隊“吊るし人”の最高指揮官。危険な任務の数々を遂行し、イリヤのためなら命も名誉も捧げる覚悟を持つ強い意志を持つ女性だ。機動隊に入隊したころから、ウェーブランの平和を守るための責任感宿しており、加えて現在よりも柔らかく、優しい一面がよく表れており、街の住民に寄り添いながら、ラヴィアとともに平和のために邁進する。

そんなふたりだが、機動隊とし活動していく度に、王国の闇へと触れていく。機動隊を統括する治安局は、局長の評判を高める事件のみの解決を促し、それ以外の犯罪は野放し状態。

ウェーブランは港町ということで、晶石の密輸も後を絶たない。貴族たちの利権争いで街はひどく荒れ、王国の上層部の人間の関与が疑われる子どもの誘拐が発生していたり、流行り病を治すための薬の供給が間に合っておらず、薬を求めて争う住人どうしのトラブルも後を絶たない。

日に日に目にする王国の闇の数々に、ふたりは四苦八苦するが、それでもウェーブランの平和のために、彼女たちと志を同じにする機動隊のメンバーとともに戦い抜いていく。そうして苦難の道をともに歩んだふたりが、かたや鈴蘭の剣の団長、かたや王太子の私設部隊の最高指揮官と袂を分かつことになったのか。彼女たちの生き様をより深く知ることができる新ストーリーとなっているので、ラヴィアとサフィアがお気に入りの団長さんたちは、ぜひ“緋色の夜”の物語を余すことなく楽しんでほしい。

“緋色の夜” の物語に合わせて、サフィア役の日笠陽子さんによるキャラクターソングも番組で公開。今後、SNSにて正式公開されるとのこと。

“緋色の夜”ならではの突入戦術で敵ユニットにリード、情報を集めて推理をして事件を解決へと導いていく新たなゲームシステム

“緋色の夜”では、ラヴィアとサフィアを中心とした物語となっているため、通常の“運命の螺旋”とは異なる遊びかたとなっている。変化している要素の一部を紹介。 　まずは、“運命の螺旋”では、所持しているキャラクターを持ち込むことができるが、“緋色の夜”では持ち込むことができず、ラヴィアとサフィア、そして機動隊のメンバーのみで戦っていく形に。 　戦闘では、自軍の行動ターンの前に突入戦術が可能に。味方ユニットを任意の場所に移動させ、敵の警戒エリア外からの奇襲が行えたり、閃光弾を使用して敵ユニットの警戒を解いて安全に進軍できるようにしたりと、自身の強力な所持キャラクターを持ち込めないぶん、突入戦術を活用することで、有利な戦況に持ち込むことができるようになっている。

物語の進めかたとしては、ウェーブランで発生する事件に対して、街を探索して住民から話を聞いたり、発生する戦闘をクリアーすることで手がかりを入手。集めた手がかりを組み合わせることで、事件解決につながる確固たる情報を見つけていく。

手がかりは画面右下に表示されるガイドに沿って行動していれば問題なく入手できるが、時限で発生する住人どうしの会話イベント（街の状況をより詳しく把握するための会話）はガイドに表示されず、任意でチェックしていく形となっている。より現在の街の状況を詳しく知りたい方は、積極的にチェックしておくことをおすすめする。

ラヴィアやサフィアたちのスキル、突入戦術、戦術タレントは、拠点となる治安局で任意のものを習得。

“緋色の夜”で活躍するラヴィアと、旧イリヤ邦国の王子・ターイルが出会いにピックアップ

新バージョン “緋色の夜”では、これまで紹介してきた機動隊のころのラヴィアをプレイアブル化した“ラヴィア・初夏の記憶”と、新キャラクター・ターイルが新たに登場。

“ラヴィア・初夏の記憶”には、“キャラクターシルエット”のシステムが搭載。これは、新たなストーリーに登場する際のキャラクターの新しい姿で、同じキャラクターでも、時期によって異なる姿や外見、戦闘能力を宿していることを指している。

シルエットキャラクターとオリジナルキャラクターは、それぞれがもう片方のスキルを“シルエットスキル”としてひとつ習得できる（スキル名や効果に少し変化はある）。これにより、双方の戦闘能力が著しく強化される。オリジナルキャラクターとシルエットキャラクターをどちらも獲得している状態で、シルエットキャラクターが一定の星レベルに到達し、オリジナルキャラクターが指定のスキルを解放している場合、シルエットスキルも解放可能。その逆もしかりだ。

オリジナルキャラクターとシルエットキャラクターは同時に戦闘へ出陣できるため、いっしょに出撃させれば、時期による戦闘スタイルの違いも楽しめるようになっている。なお、“ラヴィア・初夏の記憶”のピックアップ期間は、2025年1月3日12時～2025年1月16日23時59分まで。

もうひとりの新キャラクターのターイルは、温和な性格旧イリヤ邦国の王子。権力闘争に興味がない彼は、史実の研究に生涯を注いでいたが、ロディニア法皇国の傀儡として、旧邦国復興の旗印になることを余儀なくされる。

そんな彼だが、家柄には縛られず、誰にでも優しく親しく接するのが魅力。そんなターイルは、2025年1月17日12時～1月30日23時59分まで実施される出会いでピックアップされるので、要注目だ。

グロリアの麗しいドレススキンも販売

また新バージョンでは、グロリアの新スキンも登場。専属の外観のほか、称号、特殊家具のセット商品も販売。白を基調としたドレスと、青のリボンが美しい、舞踏会に参加したお姫様のような麗しいグロリア。こちらは12月27日12時～2025年1月27日23時59分までの販売となるので、グロリアが好きな団長は忘れずチェックしておこう。

限定イベントで、ゲーム内マネーや育成アイテムをまとめてゲット！

そのほか、新バージョンの実装に合わせて、ゲーム内イベントが盛りだくさん。現在は、パズルイベント“緋色のミステリー”、ギルドイベント“星の願い事”、“復帰呼びかけキャンペーン”が開催中。

その後、12月22日からは“星海の旅路”が開催。21日間のイベント期間中にログインクエストを達成するだけでレジェンド装具ランダム箱や秘された縁10個を含む多くの報酬がもらえる。

12月27日からは、“迷宮大冒険”が開催。前回よりも改修され遊びやすくなっているという本イベントでは、参加してステージをクリアーすると、最大で秘された縁を16個、遠征メダルを450個が手に入る。

そして、同日12月27日より“運命の螺旋”にて“緋色の夜”が正式実装。“緋色の夜”に関するイベントを達成するとそれに応じた報酬がプレゼントされる。報酬の中には、新しいレジェンド武器“疾風天烈剣（しっぷうてんれつけん）”もラインアップ。

さらに、“緋色の夜”のストーリークエストをクリアーすると、希望の晶石3500個と育成アイテムを大量に獲得可能。イベント“機動隊の出勤簿”の期間中、ログインすると秘された縁が10個もらえるほか、“シルエット”システム実装をお祝いして、秘された縁が10個手に入る“緋色の手紙”が配布される。

年明け2025年1月13日からは、“ウェーブラントーナメント”が開催。さまざまなステージに挑戦すると手に入るポイントを集めることで、秘された縁5個や希望の晶石1000個、限定アイコンフレームと交換できる。

そのほか、年末年始パックが販売され、新バージョンの後半にも限定イベントが控えているとのこと。さらなる情報公開については、公式サイトや公式SNSをチェックしよう。

新たな“運命の螺旋”のストーリーと限定イベントの数々で、年末年始は『鈴蘭の剣』に没頭するべし！

12月21日の特別番組の放送後、新バージョン“緋色の夜”の関連キャンペーンが本格化。目玉となる“緋色の夜”の物語は、ほかの“運命の螺旋”の物語と同様に相変わらずボリューミーで、繊細な物語描写の数々で、ラヴィアとサフィアに感情移入しながら楽しめる。 　各種イベントも豊富で、ゲーム内マネーや育成アイテムも多分に入手可能。いつも遊んでいる人はもちろん、久しぶりに復帰しようと考えている団長さんも存分に遊び尽くせるバージョンとなっている。年末年始は、『鈴蘭の剣』三昧の日々を過ごしてみてはいかがだろうか。

XD Entertainmentより配信中のスマホ、PC向けタクティクスRPG『鈴蘭の剣：この平和な世界のために』。新バージョン“緋色の夜”で新たに登場するストーリーや各種イベント情報を紹介。

『鈴蘭の剣』新バージョン“緋色の夜”では、本編から7年前のラヴィアとサフィアの活躍が描かれる。年末年始にかけて限定イベントも盛りだくさんで、復帰者の冒険も手厚くサポート

『鈴蘭の剣』新バージョン“緋色の夜”では、本編から9年前のラヴィアとサフィアの活躍が描かれる。年末年始にかけて限定イベントも盛りだくさんで、復帰者の冒険も手厚くサポート

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