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『Ingress』激闘・函館決戦!! 世界をゲーム盤に見立てて戦う世界規模のアノマリーリポート

by深津庵

更新
『Ingress』激闘・函館決戦!! 世界をゲーム盤に見立てて戦う世界規模のアノマリーリポート
Ingress Prime(イングレス プライム)
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街が主役になる特別な2日間


2024年9月21日&22日、Nianticが開発運営する位置情報アプリ『Ingress』最大規模のリアルイベント・アノマリーとミッションディが北海道・函館市を舞台に開催。世界各地から多くのエージェントが集結した。

本記事ではそんなイベントに2泊3日で訪問したフリーライター・深津庵の目線で振り返る体験リポート第1弾。

今回は9月21日に行われた函館アノマリーを中心にまとめていく。

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サブちゃんを守りたい


アノマリーとは開催地の指定エリア内に点在する多数のポータル(スポット)をふたつの陣営に所属するエージェント(プレイヤー)が奪い合い
スコアを競うリアルイベント

近年はポータルの奪い合いを可視化する
“バトルビーコン”という装置の実装をきっかけに遊びやすさが増している。

その
『Ingress』を象徴する世界規模のリアルイベントが2024年9月21日に函館市内で開催された。

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陣営戦と聞いて
ソロでの参加は難しそうと感じる人は少なくない。

深津も以前はそう思っていたのだけど、こうしたイベントのときは必ず
“陣営受け付け窓口”が最寄りのエリアに設置され、そこを訪問すれば自身のプレイスタイルにマッチしたチームに紹介してくれるので安心だ。

っというか深津はもうここ数年そうした窓口に頼りっきり。

「また来ちゃいました」

それくらいの感覚で参加できるから本当にありがたい。

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そんな着の身着のままな深津が向かうことになったのは
“北島三郎記念館”というポータルだ。

「はるばるきたぜ函館」

あの北島三郎の名曲
“函館の女”の唯一知っているフレーズが自然と脳内再生されるんだから歌ってすばらしい。

人生初の函館なのにサブちゃんのおかげで実家のような安心感だ。

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この“北島三郎記念館”はアノマリーでスコアを競うもうひとつの要素
“シャード”と呼ばれるものを導くレジスタンス側の最終到達点。

偶然その近くにいた深津はチームリーダーの指示で配属されることになったもんだから、さぁ大変。

さっきまで感じていた実家のような安心感はどこへやら、他所の家に連れてこられた緊張感に包まれ、ほんのり手汗が湧き出てくる。

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残念ながらインタビューに向かう都合で両陣営の皆さんに挨拶を済ませ
PM3:30には現地を離脱

“北島三郎記念館”にシャードを誘導することができたのか最後まで見届けたかった……。

■インタビューの様子はこちら
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市長も駆けつけた公式パーティ


アノマリーといえば開催地での成果を発表する公式のアフターパーティも醍醐味のひとつ。

今回はなんと
大泉潤函館市長函館市観光部の方々も参加。

『Ingress』だからこそできる地域との関わり、その価値を理解したうえで、エージェントを全力でサポートしていただけていることが感じられる熱いスピーチに、会場からは大きな拍手と声援が沸き起こった。

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ちなみに、バトルビーコンとシャードを含む函館アノマリーのトータルスコアは
“109.5 - 90.5”でEnlightenedの勝利。

くぅ、Resistanceな深津にとっては悔しい結果だけど、かなりの接戦ができたのはうれしい成果だ。

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国内アノマリーでは負けっぱなしのResistanceだけど、この公式アフターパーティ会場(函館国際ホテル)で話を伺うことができたEnlightenedのエージェントたちからは「怖かった」や「今回すごかったよ」と
ずいぶんと迫ることができていたんだと手応えを感じられるコメントが多かった。

戦っている最中は若干重たい空気になりがちだけど、終わった後はこうして互いを労い
“お疲れさま、また次のアノマリーで”と言える関係性が深津はとても大好きだ。

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イベントを支えるエージェントたち


『Ingress』のこうしたイベントを開催するには、必ず両陣営からPoC(Point of Contact)と呼ばれる代表者が選出される。

言うなれば運営とともに準備を進める役割であり、彼らPoCがいなければイベントは成り立たないほど重要な存在だ。

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地域の環境からイベントに適したポータルを選定。

アノマリーだけでなく翌日のミッションディを含め、世界中から訪れるエージェントたちに函館をどう楽しんでもらうか、限られた滞在期間の中でどう魅力を感じてもらうかなど、エージェント目線でさまざまな提案がくり返されていることだろう。

直近で言えば5月の那覇アノマリーから今回の函館、そしてそのバトンは
来年2月の横須賀へと託され未来に続いていく。

参加する側のエージェントは今後も全力でイベントを楽しみ、開催地での体験や魅力をどんどんアピールしてPoCたちに応えていこう。

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そして、忘れてはいけないのがイベント開催に向けて各陣営がX(旧Twitter)をなどを活かして観光地やグルメなど、さまざまな情報を発信してくれる点だ。

それに今回は観光部の成田さんも加わり、もはや観光ガイドなんていらないくらい事前情報を得ることができた。

■函館市観光部:成田さんのポスト


また、今回個人的に印象に残っているのが毎週日曜日にX(旧Twitter)の通話機能“スペース”で開催されるエージェント主催の“
Ingress女性AGチャット”というコミュニティだ。

ここではPoCを交えて
毎回のようにおすすめスポットやグルメを紹介。

共通の観光ガイドを使って
現地を知るエージェントだからこそ知るコアな話題で盛り上がっていた。

念のため、このコミュニティは0時以降なら男性陣も参加可能。

ふだんは直近のイベントに関する予習復習、各自意見交換をするなどしている。

深津も暇なときは覗きに行っているので興味がある人はぜひ
毎週日曜日のスペースに参加してほしい。

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おそらく深津が知らないだけでこうしたコミュニティが各所で形成され、イベントに向けてさまざまな情報がやり取りされているはずだ。

旅が不慣れで基本ソロな深津にとって陣営窓口やこれらコミュニティは大きな心の支え。

参加したいけどよくわからないというエージェントはぜひ、イベント毎に立ち上がる
各陣営の広報サイトやコミュニティを頼ってほしい。

そして来年2月15日に横須賀で開催されるアノマリーでお会いできることを期待しています。

っというわけで、アノマリーメインでのリポートはこれにておしまい。

函館を散策したミッションディを含む前日入りしてからの旅に関しては別途まとめるのでそちらもぜひ!!

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P.N.深津庵
※深津庵のX(旧Twitter)はこちら

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