『ヴイアライヴ』定点観測-57:新衣装を携えて華麗なるデビュー!本格的なアイドル活動がいよいよスタート【アイマス日記第319回】

2024-06-28 16:54 投稿

正真正銘のライバーアイドルとしてスタートラインに立つ3人

バンダイナムコエンターテインメントが展開する『アイドルマスター』シリーズ関連の話題を取り上げる“アイマス日記”。

『ヴイアライヴ』定点観測では、バーチャルな姿で活動する灯里愛夏さん(以下、愛夏さん)、上水流宇宙さん(以下、宇宙さん)、サラ・レトラ・オリヴェイラ・ウタガワさん(以下、レトラさん)のライバーアイドルプロジェクト、『ヴイアライヴ』について記録していく。

担当:東響希

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2024年6月23日、候補生からアイドルデビュー準備中として活動していた『ヴイアライヴ』の正式なアイドルデビュー発表会が配信された。今年3月末に行われた最終審査を兼ねたラストコンサートで圧倒的な得票数が集まり、文句なしのデビュー権を獲得した3人がいよいよ本格的に活動開始となる。前日には、さまざまなVTuberが参加するフェスイベント“FUURYUUFES5.0 2024”にゲスト参加し、見事なパフォーマンスを披露したこともあって、5000人近くの視聴者が集まった。本稿では、発表会の内容について簡単にまとめてレポートしていきたい。

冒頭では、メンバーが所属する“876プロダクション”の社長である“石川実”が登場。改めて、『ヴイアライヴ』のコンセプトと“プロデューサー”としてやるべきこととして、配信の視聴やコメント、SNSでの発信や創作活動など、日常のコミュニケーションを通して“ライバーアイドル”である3人をプロデュースして欲しいと語る。

続いて『アイドルマスター』の公式チャンネル番組でMCで、今回の司会進行を行うAPかっしーさんとプロジェクトプロデューサー・勝股春樹氏、そしていよいよアイドルデビューとなる3人が登場。前日に行われた“FUURYUUFES5.0 2024”に触れつつ、勝股氏から正式なデビューが宣言された。さらに新衣装に身を包んだ新たなキービジュアルが解禁されるとともに、いつもの自己紹介が行われるが、「876プロの新人ライバーアイドル…」という枕詞が加わり改めてデビューの実感が湧いてくる瞬間だ。

続いて、衣装のデザインコンセプトについてデザインを担当した森倉円さんのコメント付きで詳しく紹介され、メンバーもそれぞれの推しポイントに言及。

愛夏さんは肩口についているエポレットと呼ばれる装飾について触れ、男性ボーカル曲のカバーを歌う際に付けられたあだ名の「まな王子」を彷彿とさせる王子っぽいデザインが散りばめられていて嬉しいと語る。宇宙さんは、自分の特技であるダンスパフォーマンスを行ったときに映える衣装デザインで、個人的に好きな天使のモチーフを入れ欲しいとお願いして、ヘッドセットマイクの耳飾りにしてもらった点も嬉しそうに語った。レトラさんは、自分が好きな黒が基調になっていることと、腹部や太ももに膝裏など意外と露出が多い点も注目して欲しいと語っていた。

ちなみに、これらの衣装については、ライブやイベントなどでアイドル活動を行う際に着用することとなり、配信活動においてはこれまで同様にレッスン着を使って行われることも勝股氏から言及された。

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また、各自のオリジナルソロ曲の制作についても発表される。メンバーのカバー曲CDも手掛けた“ASOBINOTES”が主導となり、それぞれの楽曲のコンポーザーにはアイドルやVTuberに数々の楽曲を提供している豪華なアーティストが名を連ねた。収録を終えた愛夏さんと立ち会った勝股氏からは、「やべー曲になってる!」と絶賛の嵐。さらに、勝股氏からは今年中にソロ曲についてはもう1曲か2曲、そして全体曲についてもリリースしていければという展望が語られ、コメント欄が盛り上がった。

続いての大きな発表として『ヴイアライヴ』の単独リアルイベント“PRODUCER MEETING 2024 -FROM NOW ON!!!-”の開催も発表。こちらは、3人のデビューを皆で祝うイベントとして行われるもので、前述したそれぞれの新衣装とソロ曲の初披露の場となるとのことだ。ただし、タイトルからもわかるように、ライブパートがありつつもバラエティコーナーなどの企画を通してデビューを祝うというファンイベントとなる予定だ。また、正式な1stライブの計画も進めていることが勝股氏より言及されており、まずは単独イベントで盛り上がり、つぎのライブイベントに向けてモチベーションもさらに高まっていくことになるだろう。

ちなみに、コメントの中で「公式コンサートライトの発売はあるのか?」と聞かれ、これには勝股氏が「スケジュール的に厳しく、計画中の1stライブでの発売まで待って欲しい」と申し訳なさそうに語る。その代わり、“プロデューサー”が有志で作った自作のペンライトについて、今回のイベントでは運営が提示する注意事項をクリアしていれば、持ち込みOKにすると発表。こういった対応ができるのも、視聴者参加型のフレキシブルなプロジェクトらしいと言える。

続いて、冒頭の“石川実”からの通達でもあった通りのプロデュース方針、候補生として活動していた際に行っていた“プロデューサー”のアンケートによって決まる中間能力評価、お笑い芸人コンビ・土佐兄弟の司会による公式レッスン番組の再開も発表。とくに土佐兄弟の再登板についてはコメントも大いに盛り上がり、今回の司会進行しているAPかっしーさんと勝股氏も3人をまとめられるのはふたりしかいないと、待望のコメントを語った。なお、今後の公式レッスン番組は1回の完結型で、3ヵ月に1~2回程度を目途に企画する不定期配信となるとのこと。また、内容については投票や課題を出すものではなく、コミュ力をテーマにしてさまざまな講師から学ぶ座学番組になることも発表された。

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さらにSNSでの公式4コマ漫画連載が発表され、“765プロオールスターズ”がメインの4コマギャグ漫画『ぷちます!』を手掛ける明音氏が制作するという嬉しい情報も。長年楽しませてもらっている作品のクリエイターが手掛けるというところで、個人的にもテンションが上がるところだ。現在、1話となる2話が配信中となっており、“876プロ”の先輩の3人もちらっと登場しているのでぜひチェックしていただきたい。

最後に、改めてそれぞれから意気込みが語られ、宇宙さんは「応援してくれている皆さんを、宇宙一楽しませる!」と気合いを入れると、レトラさんは「ハッピーエンドっていう言葉が流れてきたけど、これからがスタート!燃え尽き症候群にさせない」と力強くアピール。愛夏さんは、「アイドルの世界は厳しいと思うけど、ふたり(宇宙さん、レトラさん)と“プロデューサー”さんがいれば大丈夫!」と、これまでプロジェクトに携わってきた全員の絆を再確認し、出演者全員で声あわえて「やっぴー!」と盛り上がった。

また、勝股氏からも挨拶が行われ、“プロデューサー”への感謝を述べつつ、まだまだ駆け出しのプロジェクトでまずは先輩アイドルの“Dearly Stars”と肩を並べることを目標としたいと語る。そして、さらにその先として他ブランドの先輩アイドルたちと肩を並べられる「アイドル業界のダークホース」になると宣言すると、コメント欄も「やってやろう!」、「頑張ろう!」と触発されたように熱いメッセージが並んだ。

いよいよライバーアイドルとして、本格的にアイドルデビューを果たしまずはひと段落といったところではあるが、レトラさんも語っていたようにここからがスタートライン。ソロ曲にファンミーティング、そして計画されている1stライブというアイドル活動がありつつ、それぞれのカラーがしっかりとアピールされている配信活動もつぎつぎに展開されている。

3人への注目度も、今回の配信の同時接続者数やアーカイブ再生数をみれば明らかに高まっていることがわかり、これからますます盛り上がっていく予感がする内容で、プロジェクトがさらにどのような成長を遂げていくのか、引き続き見守っていきたい。

©BANDAI NAMCO Entertainment Inc.

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