『ヴイアライヴ』定点観測-51:候補生としての最後の個人配信と合同企画配信【アイマス日記第307回】

2024-03-30 17:00 投稿

格付けチェック再び!そして感動の個人配信も

バンダイナムコエンターテインメントが展開する『アイドルマスター』シリーズ関連の話題を取り上げる“アイマス日記”。

『ヴイアライヴ』定点観測では、バーチャルな姿で活動するアイドル候補生・灯里愛夏さん(以下、愛夏さん)、上水流宇宙さん(以下、宇宙さん)、サラ・レトラ・オリヴェイラ・ウタガワさん(以下、レトラさん)を、真のアイドルに育て上げるプロジェクト『ヴイアライヴ』について記録していく。

担当:東響希

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『ヴイアライヴ』の候補生3人のデビューがかかったラストライブもいよいよ目前。この1週間では、最後の企画系の合同配信とそれぞれの最後の個人配信が行われた。候補生として、最後の最後までプロデューサーを楽しませてくれた3人の感動の配信を振り返っていこう。

最後の企画系の合同配信で行われたのは、最初の合同配信と同じ“候補生格付けチェック”だ。前回は、不正解するとどんどん表示が薄くなっていき最後は消えてしまうというルールで、宇宙さんとレトラさんが全問正解となったが、愛夏さんだけが不正解が続き配信から消えるという結果だった。今回は、不正解でどんどん消えていくルールはそのままだが、正解をするごとにランクアップするシステムも追加し、1年間活動を続けてどこまで成長できたのかを見せる格付けがスタート。

1問目はなんと愛夏さんだけが正解し、「候補生」から「二流候補生」にランクアップ。一方、宇宙さん、レトラさんは「そっくりさん」に降格してしまう。さらに、2問目ではレトラさんのみが正解し、「候補生」に戻れたものの、愛夏さん、宇宙さんは不正解。なんと、宇宙さんが連続不正解で「映す価値なし」となってしまった。しかし、それ以降は宇宙さん、レトラさんは順調に正解していき、最上位の「一流候補生」に昇格。一方、愛夏さんは上がったり下がったりをくり返して「候補生」をキープしていたが、最終問題の2ランクアップor2ランクダウンの特別ルールとなったとき、さすが持っているというべきか、ここで愛夏さんだけが不正解となり「映す価値なし」に転落。正解したふたりも素晴らしいが、MVPは見事に初回と同じ結果になるという愛夏さんの芸人力だろう。

最初の格付けチェックはこちら

続いては、レトラさんの候補生最後の配信。内容的には、初回の放送を振り返りつつ、ほかの印象に残っている過去動画を振り返っていくというものだ。初配信の振り返りでは、いまと違って少し距離感がある敬語も印象的だ。現在は、ひとりだけ“プロデューサー”のことを“Pちゃま”と呼んでおり、フランクで友だちのような距離感になれているとなんともむずがゆい。本人曰く「ちょっと作っている声」だったりとかなり変化があることにも触れた。自己紹介やSNSで使うタグ決めも振り返っていたが恥ずかしさもあるようで、過去の自分を見ながら照れ笑いしたりガンガンツッコんでいる様子が可愛らしい。そのほかにも、お気に入りの歌ってみた動画として“強風オールバック”や“パラソルサイダー”を取り上げたり、テーマソングをカバーした『ワンダーモモ』の実況プレイなども振り返る。初の3D配信や直近で行った『Trombone Champ』のゲーム実況について語った後には、レトラさんから1年の活動を見続けてくれた“プロデューサー”に向けたメッセージが手紙を読む形式で発表された。それまでの笑い溢れる配信から急に真摯なメッセージが語られ、「ずるいって」や「泣かすなよ…」と困惑しつつも、感動に打ち震えるコメントで埋め尽くされた。

初回配信はこちら
足つぼハーモニカの動画はこちら
“強風オールバック”の歌ってみた動画はこちら
“パラソルサイダー”の歌ってみた動画はこちら
『ワンダーモモ』のゲーム実況はこちら
3Dお披露目配信はこちら
『Trombone Champ』のゲーム実況はこちら

宇宙さんも初回配信から振り返ったが、初々しく緊張している様子に時折笑いを交えつつ、あまり恥ずかしさはないと語り、「真面目だなぁ」と懐かしそうに見守った。そのほかにも、自己紹介で語った特技や趣味について、どのような変化があったのかを語ってくれた。そして、絶叫系配信が定着してしまった『ONLY UP!』のゲーム実況の振り返りでは、配信慣れし始めたところもあり、それまで若干猫を被っていた部分が、ここで少しずつ素が見えてきたと語る。3Dお披露目配信では、ライブ2Dでは見せることができなかったダンス技術をいかんなく発揮し、宇宙さん自身もオススメの配信として語っている。改めて初期のころを振り返って、見た目でクールビューティーと言われていたため、そういう雰囲気を出したほうがいいのかと、演じていた部分もあったという。しかし、活動を続けていく中で、やりたいことや本音を出せるようになり、それを支持してもらえたことで自分が好きになれたと語った。最後は、レトラさんと同じく“プロデューサー”に向けた直筆の感謝のメッセージが送られる。感動を誘うことはもちろんだが、講師資格を持つほどの書道の腕前を持っているだけに、その達筆ぶりも称賛したい。

初回配信はこちら
『ONLY UP!』のゲーム実況はこちら
3Dお披露目配信はこちら

そして、個人配信のトリを務めたのは愛夏さん。初回配信の振り返りでは、緊張している自分に「がんばれ!」と応援する様子が微笑ましい。そして、この1年の活動を経ての変化を確認するということで、改めてプロフィールを作ったと紹介し初期配信の内容と比較を行う。とくに注目するところは、誰にも負けないことが「ひとり遊び」から、「皆を楽しませたいって気持ちと、声の表現力」、「本番の爆発力」、「しなやかなダンス」に変わった点だ。自信がないことを口にしていたこともあったが、活動を通して自分の持ち味やポテンシャルに気づけたことは大きな成長だろう。続いて、誕生日配信の振り返りでは、母親からの手紙の映像を見返した際には再び涙が込み上げてしまい、“プロデューサー”からも多くの励ましのコメントが送られた。また、候補生も視聴者も心を抉られた9月の公式レッスン後半回もピックアップされ、マンスリークイーンと審査員特別賞のダブル受賞が大きな自信になったことも語った。そして、天海春香さんとの“キミがいて夢になる”や、3Dお披露目配信での“Blooming Star”など改めて表現力の幅広さを実感。しかし、最後に振り返ったのはまさかの『こだわりラーメン館』のゲーム実況配信で悔しかったシーンを熱く語るというオチも流石である。笑いをとったところで一転、最後の手紙では、愛夏さんの表現力で魅せる情感たっぷりの語り口と、優しさ溢れる内容が感動を誘った。

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いよいよ迎えるラストライブの前日には決起配信が行われ、3月31日には最終審査の結果が発表される。1年間多くの感動を届け、“プロデューサー”たちに見守られながら成長を遂げてきた候補生として3人はこれが本当に最後の配信だ。そして、4月からはアイドルとなった3人の活躍が始まる。現時点で結果はわからないが、それぞれの最後の配信のコメント欄の熱さを見れば、それが確信できるので、ライブ前にぜひ改めて振り返っていただきたい。

©BANDAI NAMCO Entertainment Inc.

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