【スマホとゲーム機どっちで遊ぶ?#111】マイクデバイスで選ぶべし!歌って操作する『One Hand Clapping』

2024-03-24 13:00 投稿

歌声で操作!

スマートフォン・タブレットと別機種で配信されている作品を比較していく企画の第111回。

今回扱うのは、声の音程を使ってギミックを解いていく横スクロールアクション『One Hand Clapping』。

比較に使用したのはiOS版とPS5版。ゲーム紹介ではiOS版の画像を使用していく。

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【価格】
iOS:1200円(税込)
Android:1200円(税込)
PS4:1980円(税込)
スイッチ:1980円(税込)
PC(Steam):1960円(税込)

『One Hand Clapping』とは
・声でギミックを解く横スクロールアクション
・基本的な操作は左右の移動&ジャンプとシンプル
・指定された音程で声を出すギミックを解くとまるで歌っているようになる

スマホ版と他機種版の違い
・スマホとPS4/5はマイクが標準搭載
・スマホ版はタッチ操作だがコントローラ操作にも対応
・スマホ版は他機種版より安価

指と声で動かすアクション

『One Hand Clapping』は、プレイヤーの声を使ってギミックを解いていく横スクロールアクション。

単純に声を出すことでエネルギーを溜めるギミックもあれば、音程の変化を上下移動に利用する場面もあり、プレイしていると自然に歌を歌っているようなかたちになる、非常にユニークな作品だ。

そのゲームシステム上、プレイするうえではマイクが必須となる。

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▲リフトなどは声を出すだけでいいが、声で足場を作る場面では音の高さが足場の高さに直結するため、障害物を避けて音程を調整する必要がある。

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▲音程の判定については基本的にいつでも設定で調整が可能。序盤のステージで音程を調整してから進めることになる。

基本的なアクションは左右の移動とアクションだけとシンプルになっており、ギリギリのジャンプやタイミングの見極めといったいわゆるアクション要素は少なめだ。

そのため操作自体はシンプルだが、声を使ったギミックは指定された順番で正しい音程を出すもの、アクションしながら音の高さを変えるものなど、慣れるまでは苦戦させられるものもある。

しかし一部を除いて設定画面からいま挑戦しているギミックをスキップすることもできるため、音程が上手くとれずに詰んでしまう、といった事態も避けられるあたりは親切だ。

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▲音程でバーを動かしてボールのジャマにならないようにするものや、音程を順に上げたり下げたりすることで起動するギミックなど、さまざまなかたちで声を使う。

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▲聞こえた音の順番で対応する音の鐘を鳴らすなど、一部のギミックは声でなく指を使った操作で解くこともある。

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▲どうしても解けなければ設定画面からパスしてしまうのもアリ。

設定画面から“教育モード”をオンにすれば画面左下に楽譜が表示され、自分の出している音や一部のギミックで要求されている音の高さを可視化することもできる。

遊びながら声のコントロールを学べる、という意味では実際に教育的な作品とも言えるだろう。

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デバイスによってマイクの搭載状況に違い

本作は声を使って遊ぶ以上、マイクが必須となる。

スマートフォンは言わずもがなとして、PS4やPS5のコントローラにもマイクは搭載されており、これらの機種ではとくに追加のデバイスを用意せずとも遊ぶことができる。

一方でスイッチ版やPC版の場合、ヘッドセットやマイクといったデバイスが必要になるので、プレイ可能な環境であるかの確認は必要だ。

スマホ版は端末のマイクとスピーカーで遊べるが、ゲーム音量を大きくしすぎると本体スピーカーから出る音をマイクが拾ってしまうため、イヤホンマイクなどを用意したほうがプレイは快適だろう。

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▲ゲームを起動して最初に表示される画面でも有線ヘッドホンが推奨される。PS5でプレイした感覚ではスピーカーでもそこまで問題はなかった。

操作に関してはタッチ操作とコントローラ操作という違いはあるものの、そこまで大きな差は感じられなかった(スマホ版もコントローラ操作には対応している)。

声の操作についても極端な差はなかったが、スマホ版で本体のマイクを使う場合、スマホを持つ手でマイクを押さえてしまうと音を拾いにくくなるのには要注意といったところだ。

そもそも細かいアクションを要求するタイプの作品ではないので、操作面の違いもあまり気にする必要はないだろう。

価格面に関しては、スマホ版が他機種版に比べ3割ほど安くなっている。

マイクやヘッドセットの有無で選ぶべし!

本作の要となるのは声、そしてその声を拾うマイクだ。

機種による内容の違いや操作性の大きな差はないので、ヘッドセットやマイクを持っている機種のなかで選ぶといいだろう。

どちらかと言えば、程度でコントローラ操作のほうがスムーズだが、スマホ版もコントローラには対応しているので、シンプルに値段や自分の遊びやすさで選ぼう。

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