『アイドルマスター シンデレラガールズ』キュートで爽やかな3ユニットが早春の岩手を盛り上げる!ユニットライブツアー“ConnecTrip! ”岩手公演の模様をレポート

2024-03-11 13:32 投稿

まだまだ寒さが厳しい東北の地をアイドルたちが暖かな空気で包み込む

2024年3月10日、岩手県・トーサイクラシックホール岩手にて、”THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS UNIT LIVE TOUR ConnecTrip! 岩手公演”が開催された。

こちらは今年1月からスタートした『アイドルマスター シンデレラガールズ』のツアーライブで、複数のユニットが各地で地方公演を行うというコンセプトとなっている。これまでのライブとは違い10人以下の少人数で、いつもより近い距離で“プロデューサー”とイベントを楽しむために、ホール会場を中心とした比較的コンパクトな会場でのライブになっているのも特徴だ。2月の山形公演に続き、今回の岩手公演でも3ユニット計7名のアイドルによるライブが行われた。

【出演者】
ワンステップス:会沢紗弥(関裕美役)・天野聡美(白菊ほたる役)・高橋花林(森久保乃々役)
フェアリーテイル*マイテイル:津田美波(小日向美穂役)・鈴木みのり(藤原肇役)
Sola-iris:長江里加(久川颯役)・中島由貴(乙倉悠貴役)

可愛さ全開で、爽やかな雰囲気が感じられるアイドルたちの昼夜2公演をレポートする。

明るく爽やかなセットリストがラインナップ!サプライズの新曲も発表

昼公演のオープニングは、3ユニットが歌う可愛らしくメルヘンチックな曲“かぼちゃ姫”。ゆったりとしたリズムと、華やかでファンシーな1曲からライブがスタートする。

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▲かぼちゃ姫

01.かぼちゃ姫:THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS
02.ステップ&スキップ:ワンステップス(会沢紗弥・天野聡美・高橋花林)
03.Packing Her Favorite:長江里加
04.空と風と恋のワルツ:津田美波
05.MOTTO!:天野聡美・中島由貴・鈴木みのり・長江里加

MCでは、『アイドルマスター』ブランド全体としても初めての岩手公演であることが紹介され、シンデレラガールズが最初を飾れたことをメンバーたちが喜んだ。

最初のブロックの1曲目は“ワンステップス”の“ステップ&スキップ”。優しさ溢れるポップなメロディと3人の笑顔が眩しいパフォーマンスに癒される。

 
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▲ステップ&スキップ

続いては、長江さんが歌うソロ曲“Packing Her Favorite”だ。爽やかな雰囲気たっぷりのシティポップは、可愛らしいラップもしっかりとキメて、会場からは大きな歓声が上がる。

津田さんのソロ曲“空と風と恋のワルツ”は、タイトル通りのワルツ調のナンバーでキュートでフワフワした雰囲気が魅力。この曲ではお馴染みとなっているライブ開催地の方言の台詞を盛り込んだ演出で盛り上げる。

『アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ』(以下、『デレステ』)の7周年曲“MOTTO!”を歌ったのは、“Sola-iris”と天野さん、鈴木さんの4人。お祭り感たっぷりのノリノリなナンバーは、“プロデューサー”たちも「M・O・T・T・O」や「yeah yeah…」など、サビのコールで盛り上がり、会場が一体となって楽しんだ。

MCでは、“フェアリーテイル*マイテイル”と“Sola-iris”が登場し、自己紹介やそれぞれのユニット衣装の細かい解説もしつつ、4人も初めての訪れたという岩手県の話題へ。名物やお土産についてなど、食欲をそそられる内容で盛り上がり、つぎのパートへ。

06.ハンドメイドスマイル:会沢紗弥
07.追い風Running:中島由貴
08.谷の底で咲く花は:天野聡美
09.Hungry Bambi:津田美波・鈴木みのり・長江里加

会沢さんが歌う“ハンドメイドスマイル”は、跳ねるようなリズムとジャジーな曲調がオシャレな1曲。笑顔溢れるパフォーマンスと、ラスサビ前には「クラップ聞かせて!」と“プロデューサー”を煽り、会場のボルテージは急上昇。

中島さんが披露するのは爽やかさ全開のロックナンバー“追い風Running”。タイトル通りの疾走感に溢れたパフォーマンスと、「おはよう!」、「どうぞ!」とお馴染みのコールで会場が一体になった。

一転して、天野さんのソロ曲“谷の底で咲く花は”は、切なくも優しい歌声と穏やかで荘厳な曲調が印象的。時折絞り出すように歌うパフォーマンスには胸が締め付けられるような感覚もあり、曲の世界観にグッと引き込まれる。

“フェアリーテイル*マイテイル”と長江さんによる“Hungry Bambi”は、これまでの爽やかなライブが一変するようなシンフォニックで力強いメロディと、3人の熱い歌声で会場の盛り上がりは最高潮に。

MCでは、“ワンステップス”の3人が登場。ここでも自己紹介と衣装の装飾を紹介し、岩手県の名物での話題へ。ゲーム内の“ワンステップス”のイベントコミュについて触れ、ストーリーの中で、“白菊ほたる”が岩手県の名物である冷麺を頼んだという偶然の一致を回想する。また、ひさびさにユニット楽曲が歌えたうれしさも語りつつ、昼公演最後のブロックへ。

10.あらかねの器:鈴木みのり
11.もりのくにから:高橋花林
12.Isosceles:フェアリーテイル*マイテイル(津田美波・鈴木みのり)
13.サマーサイダー:Sola-iris(長江里加・中島由貴)
14.書きかけのラブレター:ワンステップス(会沢紗弥・天野聡美・高橋花林)

MC明けは、鈴木さんが歌う“あらかねの器”。荘厳な曲調に、聞いていて溜息が漏れるほどの屈指の歌唱力は、観ているすべての人間を圧倒するパフォーマンスだ。

高橋さんが歌うのは“もりのくにから”。台詞の朗読のようなパートと歌唱パートが混ざった独特の曲調は、唯一無二ともいえる特殊な楽曲だろう。歌詞に合わせて歌声がどんどん変化していく情感たっぷりの曲に、会場からは大きな拍手が上がった。

“フェアリーテイル*マイテイル”のユニット曲“Isosceles”はライブ2回目の歌唱。ただし、初披露となった昨年6月のライブでは鈴木さんが欠席となってしまったため、今回が真の初披露だ。シンフォニックでポップなナンバーに、力強いふたりの歌声が重なり会場のボルテージは急上昇。

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▲Isosceles

“Sola-iris”のユニット曲“サマーサイダー”は、疾走感溢れるガールズロックナンバー。ザ・青春と言える爽やかな曲調と、ふたりの笑顔溢れる明るい歌声で最高潮の盛り上がりを見せる。

 
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▲サマーサイダー

なんとここで、“ワンステップス”の新曲“書きかけのラブレター”をサプライズ発表。切なくも爽やかなシンフォニックメロディと、優しい歌声のラブソングが会場を癒してくれた。

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▲書きかけのラブレター

最後のMCでは、コンテンツに関する新情報が公開される。直前に発表された“ワンステップス”の新曲の詳細などが告知されたので、以下の記事を参照していただきたい。

さらに、それぞれのキャストからの挨拶が行われ、鈴木さんは、ようやくふたり揃ってユニット曲が歌えた達成感に笑顔を見せる。天野さんはサプライズ発表された新曲について触れ、3人のアイドルと親和性のある楽曲でユニットらしさが表現できたことに触れる。中島さんは、ユニット曲“サマーサイダー”について、ふたりでの歌唱は前回が11月、そして今回も3月ということで、つぎこそは夏に歌いたいと語った。

15.Come to you:THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS

ラストナンバーは今回のツアーライブ―のテーマソングでもある“Come to you”。ポップで爽やかな曲調は、今回のメンバーにピッタリ。まるで7人のユニット曲のような親和性を見せ、昼公演を華やかに締めくくる。最後は、客席との写真撮影が行われ、会沢さんによるいつもの挨拶、「アイマスですよ!アイマス!」でキャスト陣が退場。さらに会場が暗転した後には、“Sola-iris”のふたりによる挨拶が行われ、ライブが終了した。

 
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▲Come to you

爽やかな空気と清涼感に満たされたステージ

夜公演も豪華で華やかな“かぼちゃ姫”からスタート。MCでは「盛り上がってますかー!」とコール&レスポンスで盛り上げて、最初のブロックへ。

 
07

▲かぼちゃ姫

01.かぼちゃ姫:THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS
02.ステップ&スキップ:ワンステップス(会沢紗弥・天野聡美・高橋花林)
03.Packing Her Favorite:長江里加
04.Naked Romance:津田美波
05.MOTTO!:天野聡美・中島由貴・鈴木みのり・長江里加

“ワンステップス”の“ステップ&スキップ”では、3人のベストマッチなユニゾン感で盛り上げ、続いて長江さんのソロ曲“Packing Her Favorite”では可愛らしいラップで楽しませてくれる。

 
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▲ステップ&スキップ

津田さんが披露したのは“Naked Romance”。ソロで歌ったのは約7年ぶりとなったが、キュートなダンスと笑顔のパフォーマンスは、さらに可愛さマシマシの1曲となっており、“プロデューサー”の心を鷲掴みにする。

そこからの『デレステ』7周年曲の“MOTTO!”は、昼公演にも増した盛り上がりを見せ、“フェアリーテイル*マイテイル”と“Sola-iris”が登場するMCへ。直前に歌った“MOTTO!”について、歌っていた4人のうち、鈴木さん、中島さん、長江さんがいるということで、楽曲に対するそれぞれの印象やステージ演出について言及する。津田さんはひさびさに歌った“Naked Romance”だったが、練習の際もしっかりと体に染みついていたため、直ぐに思い出すことができたと、楽曲との親和性をアピールした。

06.楽園:会沢紗弥
07.ずるじゃん:中島由貴
08.谷の底で咲く花は:天野聡美
09.Hungry Bambi:津田美波・鈴木みのり・長江里加

会沢さんが歌うのはソロ曲“楽園”。シンフォニックで疾走感のある楽曲と、爽やかな歌声と笑顔のパフォーマンスは癒し効果抜群で、聞いているだけで心が洗われていくようだ。

中島さんの“ずるじゃん”は、キュート全開で直球ストレートのラブソング。可愛らしいダンスと明るくスイートな歌声に魅了され、ラスサビ前の「一緒に行こう!」の歌詞で“プロデューサー”をメロメロにする。

天野さんのシンフォニックなバラード“谷の底で咲く花は”で癒され、“フェアリーテイル*マイテイル”と長江さんによる“Hungry Bambi”で熱く盛り上がったところで、“ワンステップス”の3人によるMCへ。

天野さんがソロ曲の雰囲気に引っ張られてまだ気持ちが落ち着かない様子。ふたりでステージ裏で聞いていたという会沢さん、高橋さんは“プロデューサー”の熱い声援について触れつつ、最後まで聞いていたらじんわりと心に来たと感動のステージを称賛する。会沢さんは“楽園”のパフォーマンスで、“プロデューサー”との距離が近くて3階席までしっかり見えたと笑顔を見せる。その他、楽屋待機中でのエピソードや、3人で食べた岩手県のホタルイカなど、バラエティに富んだトーク内容で盛り上げた。

10.あらかねの器:鈴木みのり
11.なみだのくに:高橋花林
12.Isosceles:フェアリーテイル*マイテイル(津田美波・鈴木みのり)
13.サマーサイダー:Sola-iris(長江里加・中島由貴)
14.書きかけのラブレター:ワンステップス(会沢紗弥・天野聡美・高橋花林)

鈴木さんの高い歌唱力で魅せる“あらかねの器”に続いては、高橋さんの歌う“なみだのくに”。スローテンポで切なさがありつつも、ポップな曲調とキュートな歌声に癒される。自信なさげな歌いだしから、笑顔溢れる明るい歌声まで感情が伝わってくる表現力の高さには脱帽だ。

ライブも終盤となり、“フェアリーテイル*マイテイル”の“Isosceles”、“Sola-iris”の“サマーサイダー”そして“ワンステップス”の新曲“書きかけのラブレター”とユニット曲の連続セットリストでボルテージはMAX。

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▲Isosceles

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▲サマーサイダー

 
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▲書きかけのラブレター

最高潮の盛り上がりを見せたところで、コンテンツの最新情報が発表され、続いてはキャスト陣から最後の挨拶が行われる。

鈴木さんは、「まだ終わりたくない」と名残惜しそうな様子で、ユニットに対する熱い思いや“プロデューサー”とスタッフへの感謝と、新しい曲も歌いたいという願望も語る。津田さんは、ふたり揃って歌えなかった昨年の大阪公演を振り返りつつ、悔しさがあったと涙をこぼす場面もあり、会場からも「頑張れー!」とエールが送られる。

天野さんはひさしぶりのステージで不安もあったもののレッスンを通してユニットの絆が深まり、楽曲をしっかりと完成させられた喜んだ。会沢さんは3人の絶妙なバランスでワンステップどころか、ツーステップも行ける自信を持てたと笑顔を見せる。また、初めてのセンターを任せてもらえたということでうれし涙を見せる場面もあり、他のメンバー全員でフォローする様子が微笑ましい。高橋さんは、これまでのライブを振り返りつつ、改めてソロ曲を歌う中で不安もあったが、キャラクターに対する愛もさらに増したと涙を見せながら熱く語った。

中島さんは、2022年11月での“サマーサイダー”初披露を振り返り、当時は緊張があったものの、今回はふたりの話す機会も多く、距離が縮まったおかげで昼夜の公演がとても楽しかったと語る。長江さんは、この7人で公演ができたことが本当に嬉しいと笑顔を見せ、メンバーの見せる思いの籠ったパフォーマンスを振り返り、感動の涙を流した。ユニットとしては、ゲーム内のコミュからさらに成長したふたりの姿が見せられたのではと語り、大きな拍手が送られた。

15.Come to you:THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS

ラストは昼公演と同じく、“Come to you”で締める。若干しんみりとしたムードの挨拶から、会場のテンション一気に盛り上げるエンディング。そして、会場での記念撮影の後には、メンバー全員での「アイマスですよ!アイマス」でキャストが退場し、“Sola-iris”のふたりによる挨拶で岩手公演が終了した。

 
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▲Come to you

今回は、キャスト陣も語っていたように可愛らしさと爽やかさが感じられるメンバーが揃い、寒さが残る季節に、春風を吹かすようなイベントとなった。包み込むような優しい暖かさと、穏やかな雰囲気に心癒される“プロデューサー”も多かったのではないだろうか。

こちらのライブの配信の模様が、現在アーカイブ公開中。チケットは2024年3月18日12時まで販売中となっており、3月18日23時59分まで視聴可能となっている。

配信情報はこちら

【昼公演セットリスト】
01.かぼちゃ姫:THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS
02.ステップ&スキップ:ワンステップス(会沢紗弥・天野聡美・高橋花林)
03.Packing Her Favorite:長江里加
04.空と風と恋のワルツ:津田美波
05.MOTTO!:天野聡美・中島由貴・鈴木みのり・長江里加
06.ハンドメイドスマイル:会沢紗弥
07.追い風Running:中島由貴
08.谷の底で咲く花は:天野聡美
09.Hungry Bambi:津田美波・鈴木みのり・長江里加
10.あらかねの器:鈴木みのり
11.もりのくにから:高橋花林
12.Isosceles:フェアリーテイル*マイテイル(津田美波・鈴木みのり)
13.サマーサイダー:Sola-iris(長江里加・中島由貴)
14.書きかけのラブレター:ワンステップス(会沢紗弥・天野聡美・高橋花林)
15.Come to you:THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS

【夜公演セットリスト】
01.かぼちゃ姫:THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS
02.ステップ&スキップ:ワンステップス(会沢紗弥・天野聡美・高橋花林)
03.Packing Her Favorite:長江里加
04.Naked Romance:津田美波
05.MOTTO!:天野聡美・中島由貴・鈴木みのり・長江里加
06.楽園:会沢紗弥
07.ずるじゃん:中島由貴
08.谷の底で咲く花は:天野聡美
09.Hungry Bambi:津田美波・鈴木みのり・長江里加
10.あらかねの器:鈴木みのり
11.なみだのくに:高橋花林
12.Isosceles:フェアリーテイル*マイテイル(津田美波・鈴木みのり)
13.サマーサイダー:Sola-iris(長江里加・中島由貴)
14.書きかけのラブレター:ワンステップス(会沢紗弥・天野聡美・高橋花林)
15.Come to you:THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS

※本レポート内の写真は昼公演のものになります
THE IDOLM@STER™& ©Bandai Namco Entertainment Inc.

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