【スマホとゲーム機どっちで遊ぶ?#109】スマホ版は安価&3つの操作を選択可能!モノクロ横スクアクション『OVIVO』

2024-03-10 13:00 投稿

白と黒で描かれる幾何学模様を行く

スマートフォン・タブレットと別機種で配信されている作品を比較していく企画の第109回。

今回扱うのは、モノクロで描かれた模様の上を移動していく2Dプラットフォームアクション『OVIVO』。

比較に使用したのはiOS版とPS4版。ゲーム紹介ではiOS版の画像を使用していく。

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【価格】
iOS:100円(税込)
Android:150円(税込)
PS4:770円(税込)
PC(Steam):520円(税込)

『OVIVO』とは
・白と黒で描かれるプラットフォームアクション
・操作キャラの球体は色を変えると重力の方向が変化
・ステージをクリアーすると足場になっていた模様の全貌が眺められる

スマホ版と他機種版の違い
・スマホ版は他機種版より安価
・スマホ版は本体の傾きを使った操作も可能
・他機種版はステージごとに通しプレイ、スマホ版は1ステージが3つに分割されている

重力反転で進むモノクロ世界

『OVIVO』は、白と黒で描かれた模様の上を、これまた白と黒に色を切り換えられる球体(?)を操作して渡っていくプラットフォームアクションだ。

球体は左右の移動しかできず、ジャンプすることすらできないが、黒い状態では下に、白い状態では上に落ちるようになっており、この落下を利用して段差などを越えていく。

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▲黒い状態で右に進むとくぼみに落ちた後、黒い山を越えることはできないが……。

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▲白い状態に変化することで重力が反転すると同時に黒い部分が背景に変化。黒い山が今度はくぼみとなり、先に進めるようになる。

操作は左右の移動と色の変化のみというシンプル構成になっており、ゲーム自体も言語による説明はほぼなく、目で見て操作しながら理解するスタイルだ。

色の変化によって地面になる部分と背景になる部分が入れ替わるため、プレイするなかでくり返す図と地の反転がなんとも言えない感覚を生み出す。

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▲近づくと取得できる謎のオブジェクトなど、ちょっとした収集要素もある。

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▲上記のオブジェクトを回収すると、クリアー後のステージ選択画面に模様が追加される(オブジェクトを集めなくともつぎのステージは解放される)。

ゲーム内容はいたってシンプルで序盤の難度はそう高くもないが、色を変化させられるのは基本的に接地しているタイミングであり、空中で重力を変えることはできない。

黒い状態で落下中に色を変化させようとタップしても、変化するのは地面に触れた瞬間。そのため、着地できないコースで落下すると球体が消滅して少し手前に戻されリトライとなる。

同様にトゲのようになっている部分に触れてもリトライだが、リトライポイントは自動で細かく更新され、一瞬で復帰できるので、トライ&エラーをくり返してもストレスにはならないだろう。

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▲障害物となるトゲも含め、ステージの形状を楽しみながら進んでいくことになる。

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▲ステージをクリアーすると全景が表示され、ステージ全体が描いていた模様を眺められる。

スマホ版は安価&操作スタイルを選択可能

本作はスマホ版のほうが値段は安くなっているものの、基本的なステージ構成などは変わらない。

ただしスマホ版は1ステージが3つに分割されており、通しでプレイする他機種版に比べて細かな時間でも遊びやすくなっている(他機種版でも序盤のステージは通して5、6分程度)。

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▲画面右にステージの進捗が表示される。

大きな違いとしては、PS4版ではコントローラのスティックによる移動とボタンを使った色変化という操作になるのに対し、スマホ版では3つのスタイルから操作を選択可能だ。

色の変化を画面タップで行う点は共通しているが、移動に関してはボタン式とジョイスティック式、そして本体を傾けて操作するティルト式が存在する。

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▲本体を傾けての操作はスマホならでは。

細かな点ではステージ選択画面などのUIにも違いがある。

とは言えここはプレイに影響しないので、好みの範囲といったところだ。

また、ステージクリアー後の全景表示についてはスマホ版ならズームして眺めることもできる。

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▲2枚目はPS4版。螺旋を描くようなスマホ版の表示とは異なり、円のなかにステージのアイコンが並ぶかたちとなっている。

スマホ版がオススメ!

本作はどちらの機種でプレイしても操作感に問題はなく、どちらでも楽しめる。

スマホ版は他機種版に比べて値段がかなり安いうえに、前述の通り操作方法も選択可能だ。

傾きで操作するティルトモードは若干のもどかしさもあるが、その不便さもある意味でゲーム性を生んでくれるため、試しにティルトでプレイしてみるのもおもしろい。

コントローラ操作にこだわりたい人は他機種版を選ぶといいが、基本的にはスマホ版がオススメだ。

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