新作MMORPG『HIT : The World』は“誰でも”参加可能なエンドコンテンツにサーバールールの多数決による決定などユーザーに寄り添った運営に。熱量が異なるユーザー同士を結び付ける4つの秘策

2024-02-14 20:00 投稿

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HIT:The World

カジュアルユーザーからコアユーザーまで楽しめるシステムに!

2024年2月1日、ネクソンはマルチプラットフォーム新作MMORPG『HIT:The World』がサービス開始予定であることを発表し、ティザーサイトや公式Xアカウントなどを公開した。

HIT:The World

この発表に伴い、都内某所のイベントスペースにて、MMORPGユーザーやインフルエンサー向けのシークレットパーティーを開催。本稿では、シークレットパーティー内で実施された制作陣による説明会と『HIT:The World』の試遊会の模様をお届けしていく。

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ギルドメンバーの団結によるゲームバランスを重視

まずは、開発統括プロデューサーを務めるパク・ヨンシク氏と日本での運営ディレクターを務めるコウ・ハクシン氏が登壇。

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▲パク・ヨンシク氏。

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▲コウ・ハクシン氏。

『HIT:The World』は、2016年のリリース後に全世界累計2500万DLを達成したアクションRPG『HIT』の世界観を継承し、MMORPGとして新生したマルチプラットフォームのシリーズ最新作となる。

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特筆すべき点として、基本的なゲームシステムよりも先に、リリース直後から大規模PvP(対人戦)である“攻城戦”が実装されることが明かされた。

ギルドのプレイヤー人数は最大で50人を予定。城の防衛を1ギルド、攻城を9ギルドが担うシステムのため、最大で500人の超大規模戦を体験可能だという。

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基本的なバトルシステムは、ターゲットを選んだ後にオートアタックをくり返す、MMORPGらしいオーソドックスなものとなっている。移動やスキルの発動は手動で選択していくことになるが、スキルは発動順などを自動化することも可能。

本作ではクラス(剣士や魔法使いといった攻撃タイプ)ごとに外見や性別が紐付けられており、各要素をプリセットに登録することで、戦闘中であろうとリアルタイムでクラスを切り換えて、戦局に合わせたまったく別の戦いかたを選ぶことができる。

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続いて、“誰もが参加できるエンドコンテンツ”、“団結すれば対抗できるバランス”、“ギルドコンテンツの充実”、“課金バランス、ゲームプレイの最適化”といった4つのキーワードが語られた。

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MMORPGにとって、フィールドPK(プレイヤーキル)は醍醐味であると同時に、初心者やカジュアルなプレイヤーにとってゲームから離れる要因とも言えるだろう。

そこで“誰もが参加できるエンドコンテンツ”というキーワードのもと、最初にフィールドPKのない安定した狩場を設けたうえで、リリース後のアップデートからPvPが可能なサーバー狩場を追加していくことにより、誰でもエンドコンテンツに参加できるよう導線を整えていくようだ。

また、安定した成長環境を作り上げることで、攻城戦に参加できる戦力のプレイヤーを増加させ、大規模PvPコンテンツの人口維持を目指すという。

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“団結すれば対抗できるバランス”というキーワードは、ユーザー間の多数決でサーバールールを決定する“調律者の祭壇”というシステムによって担保されるとのこと。

さらに戦闘面においては、圧倒的な戦力を持つ個人のプレイヤー相手にも、人数で対抗すればダメージを入れることができるシステムがあり、キーワード通りにチームプレイが重視されているようだ。

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“ギルドコンテンツの充実”については、攻城戦のみならず、ギルドメンバーと協力プレイ時の獲得ポイントを競う“結束の証明”、ギルドメンバーで討伐を目指す“ギルドボス”といったコンテンツをリリース当初から用意することで実現を目指すという。

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“課金バランス、ゲームプレイの最適化”という面では、“転属システム(合成)”に天井機能を実装し、需要の高いアイテムがドロップで出現するようにしたりと、全ユーザーによるゲームプレイの活発化を目指していくとのこと。

さらにリリース後における、放置モードの利便性と活用範囲の改修がすでに計画されているそうで、カジュアルなプレイヤーから大規模PvPに備えるコアなプレイヤーまで、幅広い層がプレイしやすい環境を整えることが終始語られていた。

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ド派手なエフェクトと同一フィールド内での多人数プレイを両立

続いては、来場者全員がリアルタイムで同じボスに挑む試遊会が実施された。

試遊会の序盤は、それぞれのテスト端末ごとに用意されたクラスを使い、フィールドMOB相手にオートアタックやスキル攻撃の試し打ちをすることに。

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戦闘やフィールド移動時の視点は、MMORPGにおいてオーソドックスな見下ろし型のクォータービュー、操作キャラの背後から敵を狙えるTPS視点、ピンチインアウトで描写距離が調整できるフリーカメラモードなど、複数のカメラワークをいつでも自由に変更することができた。

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また当日のゲーム画面では、クラスや装備といった基本的な要素のほか、ペットによるステータス上昇のような副次的なシステムも確認できた。

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各来場者が操作に慣れてきた時点で、会場の全員が同じフィールドへと入り、リアルタイムで協力して実際にボスを討伐することに。

今回のボスは試遊会用の特殊な仕様となっていたが、範囲が限定的な代わりに火力が高い攻撃やギミックによる引き寄せなど、操作キャラクターの位置調整が鍵を握るAoE(範囲攻撃)が豊富に組み込まれており、従来のMMORPGらしい手応えがある難易度となっていた。

 
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今回のシークレットパーティーにおけるメディア向け情報は以上。大規模PvPを重視したMMORPGということもあり、キャラクターや世界観の魅力以前に、ゲームへの熱量が異なるプレイヤー同士でも、各自の楽しみを見出だせる点が非常に強く推し出されていたように感じ取れた。

このようにプレイヤーを重視する方針は、公式Xでも発信されているクリエイターズプログラムからも目にすることができるので、気になる方はぜひチェックしてみてほしい。

【『HIT:The World』Xアカウントはこちら】

HIT:The World

対応機種iOS/Android
価格無料(アプリ内課金あり)
このゲームの詳細を見る
ジャンルMMORPG
メーカーネクソン
公式サイトhttps://hittheworld.nexon.com/
公式Twitterhttps://twitter.com/htw_nxj
配信日配信中
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