【スマホとゲーム機どっちで遊ぶ?#94】スティックとタッチで操作感が変化!3Dシューティング『Air Twister(エアツイスター)』

2023-11-19 13:00 投稿

懐かしさもあるシューティング

スマートフォン・タブレットと別機種で配信されている作品を比較していく企画の第94回。

今回扱うのは、『スペースハリアー』や『ハングオン』など革新的な作品を多く生み出してきた鈴木裕氏が手掛ける3Dシューティングの『Strange Telephone』。

比較に使用したのはiOS版とニンテンドースイッチ版。ゲーム紹介ではiOS版の画像を使用していく。

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【価格】
iOS:Apple Arcadeタイトル
(初月無料、以降は月額900円(税込))

PS4:3960円(税込)
ニンテンドースイッチ:3960円(税込)
Xbox:3950円(税込)
PC(Steam):3960円(税込)

 

『Air Twister』とは
・奥に進む3Dシューティング
・複数の敵をロックオンして一気に撃破するのが爽快
・アーケード的な難易度の高さとくり返しプレイでの自機強化を両立

スマホ版と他機種版の違い
・スマホ版はサブスク専用、他機種版は買い切りタイトル
・ロックオン操作に関してはタッチ操作のほうがスムーズ
・スイッチ版はタッチ操作とコントローラ操作を使い分け可能

幻想的なビジュアルとサウンドに彩られた世界へ

『Air Twister』は、最初にゲームサブスクリプションサービスのApple Arcade向けにリリースされた3Dシューティングゲーム。

画面奥へと飛んでいく主人公を操作し、敵の攻撃を回避しつつ撃墜していき、ステージ最奥にいるボスを倒す、という流れをくり返すクラシックなシューティングゲームだ。

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▲画面奥から迫りくる敵の弾を避けつつ敵を撃つ。

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▲ステージによっては当たるとダメージを受けてしまう障害物も登場。

本作で特徴となるのは、ロックオンからのホーミング弾の射出だ。

通常の射撃は自機の位置に合わせた方向に飛んでいくが、画面上に出てきた敵をなぞるようにスワイプすることでロックオンができ、指を離せばそのままホーミング弾による攻撃が行える。

タッチ操作では自機の移動と敵のロックオンを並行して行うことができ、離れた位置にいる敵も一掃しやすくなっている。

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▲ザコ敵は基本的に耐久力がないので、ホーミング弾を当てれば一撃で倒せる。

幻想的なステージの奥には巨大なボスが待ち構えており、そこでは主人公も巨大な鳥や翼を持つ魚などに乗って戦うことになる。

システム面での変化はないが、敵の巨大さや攻撃のはげしさもあって迫力は満点だ。

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▲ボス出現時にはムービーも流れる。

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▲ボスは攻撃可能な部位が複数存在し、すべて破壊することで勝利となる。

本作はアーケードゲームのように一連のステージを攻略していくのが基本だが、ある程度進めるとステージ構成がきびしくなることもあり、一発でクリアーするのはなかなかむずかしい(2回のコンティニューは可能)。

ただし、プレイを進めるなかで手に入るスターを使えば、自機の耐久力を引き上げたりロックオン数を増やしたり、といった能力の強化可能。

シューティングが得意ではない人でも、くり返しプレイして強化を進めることでより多くのステージを攻略できるようになる。

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▲能力強化はスキルツリーのような形式になっており、強化を解放することで隣接する強化要素も解放できるようになる。

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▲スターは強化だけでなく、主人公の着せ替え衣装やミニゲームの解放などにも使用する。

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▲衣装やフェイスペイント、髪型などを集めて好きに組み合わせることもできる。

価格設定と操作性に違いアリ!

はじめはApple Arcade専用タイトルとしてリリースされた本作だが、その後コンシューマー向けにもリリースされており、スマホ版がサブスク専用タイトルなのに対しコンシューマー版は買い切り型となっている。

短期間で集中的に遊ぶか、長期間かけてじっくり遊ぶ、あるいは時間を置いた後にもたまに遊ぶかどうか、といったあたりでどちらを選ぶべきかは変わってくるだろう。

また、前述したように本作はタッチ操作による敵のロックオンが特徴とも言える。

コンシューマー版でもロックオンは可能だが、コントローラ操作の場合、射撃ボタンを押し続けて自機で敵をなぞるように移動することでロックオンを行う。

ここに関してはタッチ操作のほうが有利に思えるが、ストイックなプレイヤーであればコントローラ操作の難易度を基準にしてもいいだろう。

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▲ボス戦は必要な攻撃回数が多いぶん、タッチ操作のほうが手早く倒せる印象。

ただしコントローラ操作にも利点はあり、それはやはり画面に指を置く必要がない点だ。

スティックで自機の移動を行うぶんゲーム画面が見やすく、回避に専念しやすいというのは大きなメリットだろう。

スイッチ版であればタッチ操作とコントローラ操作を同時に行えるので、両方のメリットを自由に選ぶことができる。

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▲ゲーム性には大きく影響しないが、スマホ版は端末を傾けることで画面の向きも変化するという特徴がある。

また、本作ではデイリーやウィークリー、期間限定のミッションが存在しているが、本稿執筆時点(2023年11月)ではコンシューマー版のみに期間限定ミッションが登場している。

期間限定ミッションはスターの累計取得量や各種エネミーの撃破数が一定の値に到達すれば達成できるものになっており、ある種の目標とすることもできるだろう。

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▲画像はスイッチ版。手に入る衣装もなかなかユニークなものが揃っている。

オススメはスイッチ版

ゲーム性についてはデバイスを問わず共通している本作だが、タッチ操作とコントローラ操作とでプレイフィールがそれなりに変化する作品だ。

その点で、両方の操作を自由に使い分けることができるスイッチ版はもっとも操作性に優れていると言えるだろう。

操作性にそこまでこだわらない場合、短期間で遊ぶか長期的に遊ぶかで考えるといいだろう。

Apple Arcadeは初月無料の月額サービスなので、短期間で遊ぶなら安価または無料で楽しめるが、定期的に遊ぶようであればコンシューマー版を購入してしまうのがオススメだ。

⇒【スマホとゲーム機どっちで遊ぶ?】バックナンバーはこちら

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