『ヴイアライヴ』定点観測-33:11月のテーマは“トーク力”!特別講師には吉田尚記アナウンサーが登場【アイマス日記第284回】

2023-11-12 15:00 投稿

安定と信頼の“よっぴー”アナによる特別レッスン

バンダイナムコエンターテインメントが展開する『アイドルマスター』シリーズ関連の話題を取り上げる『アイマス日記』。

『ヴイアライヴ』定点観測では、バーチャルな姿で活動するアイドル候補生・灯里愛夏さん(以下、愛夏さん)、上水流宇宙さん(以下、宇宙さん)、サラ・レトラ・オリヴェイラ・ウタガワさん(以下、レトラさん)を、真のアイドルに育て上げるプロジェクト『ヴイアライヴ』について記録していく。

担当:東響希

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『ヴイアライヴ』では、アイドル候補生たちのデビューに向けたスキルアップとして、毎月テーマを設けて1ヵ月をかけて挑戦していく企画が行われている。

11月のテーマは“トーク力”。

これまではどちらかと言えばパフォーマンス力を鍛えるレッスンとなっていたが、候補生3人の活動スタイルにおいては、配信でのトークのおもしろさも必須スキル。今回の公式レッスンもMCはお馴染みのお笑いコンビ芸人・土佐兄弟が担当。特別講師は、ニッポン放送で長年ラジオアナウンサーを勤めている吉田尚記さん(以下、吉田アナ)が登場した。

吉田アナと言えば、“よっぴー”の愛称で知られ、ラジオでの活躍はもちろんのこと、アニメや漫画、アイドル関連の造詣が深く、さまざまなイベントに司会として呼ばれる業界きってのオタクアナウンサーだ。しかも、アナウンサーの活動だけにとどまらず、2008年には毎年の人気漫画を決めるマンガ大賞を発起人として立ち上げ、そのほかにも落語家としての顔を持つなど幅広く活躍している。ラジオでのトークのうまさは言わずもがな、トークに関連した著書を出版するなど、まさに“トーク力”では業界トップクラスのアナウンサー。そして、“一翔剣”名義でバーチャルアバターでの活動も行っており、その点でもこのプロジェクトと親和性がある人物だ。

さっそく講義へと移ると、まず配信者にはなぜ“トーク力”が必要かということでは、1回に限らず何回でも配信を観に来てもらうためと説明する。それには、配信を観た人に楽しんでもらうという“おもてなしの心”が必要で、おもてなし力=トーク力といっても過言ではないという。

つぎに気を付けるのは当たり障りのない内容を避けること。誰もが語りそうな当たり障りのないトークでは、当然初めて配信を観た人の心には何も残らない。そこに、自分なりの切り口やほかの人が知らなそうなことを盛り込めばつぎに繋がると説明。

さらに必要なのが“毎日同じことをしてはいけない”ということで、例えば通勤の際には少し違う道を歩いてみたり、ふだん読まない雑誌を手に取るという行動でも、人に喜んでもらえることの気づきが眠っている可能性があると語った。そういったところから生まれたネタが自身のラジオでも活かされていることがあるので、日々そういったことを考え続けることが重要だとした。

ここまでを踏まえたうえで、候補生たちを現状のトーク力を確認するためのテストへ。テーマは「思わず万歳してしまったこと」。

トップバッターの愛夏さんは、自身での飲食店のアルバイトエピソードを披露。理不尽な注文をする客への対処法で万歳するできごとがあったようなのだが、なんと配信のラグでオチの部分が聞き取れないというトラブルが発生してしまった。

宇宙さんは、芸能事務所へ所属するきっかけとなった過去のエピソードを披露。オーディション広告を見つけ、母親に相談した際に「いいんじゃない?」と寛容に受け入れてくれたおかげで挑戦することができて、ここで合格をもらったときが最大に万歳するできごとだったと語った。

レトラさんは、最近行った脱毛サロンで店員さんに言われてて両手をあげ、万歳の状態になったときのことを語る。脇に光を当てられて痛かったと、物理的に万歳を行ったまさかのオチに、土佐兄弟も一本取られたと思わず笑ってしまうトーク内容だった。

吉田アナはそれぞれを講評し、レトラさんについてはしっかり実体験に基づいたエピソードトークになっていて、痛かったというオチまで付いて面白いと絶賛。宇宙さんについては、こういったテーマトークではつい最近の出来事を話してしまいがちだが、昔のことまを含めて語る視野の広さがいいと語る。愛夏さんについては、まさに吉田アナが語った当たり障りのある内容だったと言及。飲食店員のあるあるネタでも面白いと語り、また配信トラブルで聞こえなかったオチも、悲しかった話として使えると指摘する。

それぞれ、力ある配信者になれる才能があると絶賛したうえで、つぎの課題“しゃべりをミガけ!”を発表。

いままでやったことがないことに挑戦し、そのエピソードトークを披露して評価を行う。また今月の個人配信では、それぞれが60分のラジオ配信を行うという課題も併せて発表された。

最後の告知では、なんと11月26日に候補生たちの3Dお披露目配信とともにオリジナルソングの初披露が行われることが発表。ダンスパフォーマンスを取り入れた3Dならではの内容になるとのことで、コメント欄の“プロデューサー”たちも大いに盛り上がった。

候補生であると同時にストリーマーでもある3人にとって、トーク力はまさに柱となるテーマのひとつでもある。長年ラジオパーソナリティーのトップランナーである吉田アナからのアドバイスを受けて、どのような成長を見せるか。まずは、個人配信での60分ラジオを楽しみにしつつ、月末の課題発表がどうなるか期待したい。

©BANDAI NAMCO Entertainment Inc.

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