『ヴイアライヴ』定点観測-23:ついに大型タイトルのプレイが実現!今後のゲーム実況の広がりに期待【アイマス日記第267回】

2023-09-03 09:00 投稿

さらに広がる候補生たちの可能性

バンダイナムコエンターテインメントが展開する『アイドルマスター』シリーズ関連の話題を取り上げる『アイマス日記』をお届け。

担当:東響希

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アイドル候補生プロジェクト『ヴイアライヴ』では、YouTubeの公式チャンネルで行われているレッスンのほかに、候補生3人の個人チャンネルでも配信が行われている。公式レッスンに付随する練習や研究の生配信はもちろんだが、それ以外にも独自の企画が展開。フリートークが中心となって視聴者である“プロデューサー”たちとやりとりを楽しむ企画やSNSを利用した参加型企画、プロジェクトの公式配信の感想会など、その内容はさまざまだ。

そして、候補生3人の特性であるVTuber的な企画のひとつとしてゲーム実況が行われている。公式チャンネルの候補生全員による合同ゲーム実況では、バンダイナムコエンターテインメントの自社コンテンツの『PAC-MAN MUSEUM+』をプレイ。また、毎月行われている公式レッスンの課題として同じく自社コンテンツの『太鼓の達人 ドンダフルフェスティバル』などを取り上げた。

候補生3人のチャンネルでも、いわゆるインディーゲームにカテゴリーされVTuber界隈でも話題となったさまざまなタイトルをプレイ。公式チャンネルでも3Dホラーゲームの『Shadow Corridor』や爆弾解除ゲーム『Keep Talking and Nobody Explodes』を合同実況し、“プロデューサー”を楽しませてくれた。

しかし今回、候補生のひとりである上水流宇宙さん(以下、宇宙さん)が自身のチャンネルにて、『ARMORED CORE VI FIRES OF RUBICON』(以下、『AC6』)の実況プレイを行った。念のため説明すると『AC6』は、フロム・ソフトウェアが展開するTPSスタイルの3Dロボットアクションゲームだ。スピーディーな展開と細かい操作性による難易度が高めのゲームとなっており、ミッションに合わせてパーツや兵装を細かくカスタマイズして楽しむミリタリー色の強い硬派な内容が特徴のシリーズだ。第一作のリリースが1997年で、四半世紀も続くフロム・ソフトウェアの看板タイトルのひとつであり、『AC6』は約10年ぶりの新作として大きな話題となっている。発売日直後から、VTuberやストリーマー界隈でも実況プレイをする生配信が度々観られ、昨今のトレンドタイトルと言えるだろう。

これまでのインディータイトルとは違ったトリプルエー級のタイトルということで、配信前から個人的にも注目していた実況プレイ。ゲームが得意と言う宇宙さんだけあってなかなかの腕前を披露してくれた。一部ではチュートリアルでもつまずくと言われていた本作をほぼノーコンテニューで序盤のミッションを次々とこなしていった。大ダメージを食らったり、見えないところからの攻撃に絶叫したり、やや乱暴な口調になることはあったものの、それも含めて手に汗握る展開を見せる。カスタマイズでは、『ヴイアライヴ』の候補生3人の信号機カラーを期待の塗装に加えたりと、楽しい配信が行われた。

両社の関係性で言えば、2000年代にタッグを組んで開発した3Dロボットアクションゲームの『Another Century’s Episode』シリーズがあり、またフロム・ソフトウェア作品の海外販売とサポートはバンダイナムコエンターテインメントが行っている。そういった部分でも、今回のコラボが実現したのではと推察できる。

今回、初めての他社大型タイトルの実況となったが、今後も引き続き多様なタイトルに挑戦すれば、アイドルとしての営業力を鍛えられるのではないだろうか。候補生また、ゲーム実況を介してさまざまなVTuberとのコラボする機会が生まれれば、さらなる成長のチャンスにもなると思うので、併せて検討して欲しいところだ。

©BANDAI NAMCO Entertainment Inc.

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