『ヴイアライヴ』定点観測-22:ひとつのミスで即終了のプレッシャー!戦いを制した宇宙さんがマンスリークイーンに【アイマス日記第266回】

2023-08-31 09:00 投稿

張り詰めた空気の中で最後までやり切った候補生たち

バンダイナムコエンターテインメントが展開する『アイドルマスター』シリーズ関連の話題を取り上げる『アイマス日記』をお届け。

担当:東響希

3

2023年8月25日に『ヴイアライヴ』の公式チャンネルにて“アイドル育成プロジェクト vα-liv 8月後編”が配信された。8月のテーマは“メンタル力”となっており、今回は作曲家でピアニストのYouTuber・よみぃさんを特別ゲスト講師に迎えての審査。よみぃさんが得意とするゲーム『太鼓の達人』を課題に、スコアを競うのではなくノーミスでクリアに挑戦するというプレッシャーの中でのプレイでメンタル力を判定する。

まずは、MCのお笑い芸人コンビ・土佐兄弟からルールが説明され、挑戦回数は2回でそれぞれプレイ中に一度でもミスをしたらその時点で即終了というシビアな内容が語られる。しかし、よみぃさんから序盤でミスしてしまう状況が2回続いた場合、練習の成果などの成長部分が判定できないとして、1回目はミスしたら即終了で2回目は最後までプレイするという変更が行われた。

また、プレイする順番については、ゲームに対する慣れスキルがバラバラなので、それらを考慮したというよみぃさんの提案で決定。トップバッターを灯里愛夏さん(以下、愛夏さん)、サラ・レトラ・オリヴェイラ・ウタガワさん(以下、レトラさん)、上水流宇宙さん(以下、宇宙さん)の順でプレイする。8月の公式レッスン前編の練習プレイでも、見事にフルコンボをくり出していた宇宙さんが、いちばんプレッシャーのかかるトリを務めることになる。

トップバッターを務める愛夏さんが挑戦するのは“キラメキラリ”。1回目のプレイでは30秒ほどコンボが続いていたが、ミス判定が出てしまい強制終了。2回目もほぼ同じところでミスをしてしまったが、ルール通りに最後までプレイを続けた。結果的に不可判定が15回ほどだったが、2~3回しかプレイしたことがなかったという当初の状態からかなりの上達を見せ、“プロデューサー”たちも絶賛。愛夏さんは、“キラメキラリ”の難易度が想像以上に高かったことも言及。最後は、ミスしたけど楽しくプレイする考えかたに切り替えられて、少しはメンタルが鍛えられたと語った。

続いてのレトラさんは“THE IDOLM@STER”に挑戦。なんと10秒ほどプレイしたところでミスが出てしまい1回目が終了してしまう。本人もミスしていたことに気づいておらず、自分でも驚きが大きかったようだ。心機一転2回目の挑戦に挑み、最後までプレイを続けたが結果は不可が18で終了。練習ではフルコンボもできていたため「もう一回プレイしたい」と少し悔しそうな様子も見せていた。

そして、トリとなったのが宇宙さんも“THE IDOLM@STER”を選曲。個人の練習配信でもさまざまな曲でフルコンボを達成していたが、本番でも見事なプレイで1回目からフルコンボを決めて一発成功。課題としてはクリアーとなったが、よみぃさんがいまの時点で3人の伸びしろの部分に関する評価は同列となっているため、もう一回宇宙さんにプレイしてもらって平等に採点したいと提案が。そして、2回目も期待に応える形でフルコンボを達成し、トリで周囲の期待も背負っているというすさまじいプレッシャーの中、見事に結果を残した。

最後の結果発表にて、まずはアンケート投票1位は宇宙さんが獲得。続くよみぃさんの審査員特別賞は、なんとレトラさんに決定したが、選ばれた本人が「なぜ私が?」というあっけにとられた表情を見せる。よみぃさんは、そもそもゲームに対する慣れというところでスタート地点が違うため、前述したように公式レッスン前編からの伸びしろを重視しての採点していることを言及。愛夏さんも宇宙さんも好評しつつ、レトラさんはタイミングはずれているものの、バチの音を聞いていると譜面は完全に叩けているという点を評価したとのこと。最終結果では、ポータル投票1位も獲得した宇宙さんがマンスリークイーンとなった。

今回のマンスリークイーンのご褒美は、よみぃさんの運営する『Piano Yomii チャンネル』にて、よみぃさんのピアノ伴奏によるコラボ歌唱に決定。“如月千早”とのコラボで話題となったよみぃさんのチャンネルに『アイマス』ブランドとして2番手の出演ということで、宇宙さんもかなり興奮した様子を見せていた。

最後は、よみぃさんと候補生の4名で“紅”の協力プレイに挑戦。よみぃさんは、いちばん難しいパートを担当したにも関わらず、全判定“良”のドンダフルコンボを達成し圧巻の腕前を見せつける。同じ難易度のパートを担当した宇宙さんも、しっかりフルコンボしているあたりは流石である。愛夏さん、レトラさんもスコアを稼いでおり、よみぃさんは全員の成長ぶりを改めて高評価した。

そして、最後のお知らせではなんと、候補生3人が歌う『ヴイアライヴ』のオリジナルソング制作の発表。「まだ候補生なのに、いいんですか?」と宇宙さんが恐縮した様子を見せるが、いまだからこそ歌える曲をということで、7月の特別講師を務めた渡辺量さんとクリエイターの選出を進めているとの報告も行われた。

今回は、ライブ配信でのノーミスクリアというプレッシャーを見事に跳ね除けた宇宙さんには、改めて称賛の拍手を送りたい。一方でミスはしてしまったが、すぐに楽しむ方向に切り替えた愛夏さん、レトラさんからは落ち着いてリカバリーすることの重要性も教えられた配信だった。

9月の公式レッスンは、プロジェクト開始から半年ということで、テーマは総合力に決定。『アイマス』全般のライブ演出を担当するJUNGOさん、サウンドプロデューサーの中川浩二さん、そして『アイドルマスター シャイニーカラーズ』のゲームプロデューサーである高山祐介さんの3人が候補生のパフォーマンスを評価する。『アイマス』ブランドの中核を担うメンバーが審査員ということで、どのような内容になるのか期待せざるを得ない。

©BANDAI NAMCO Entertainment Inc.

【アイドルマスター関連商品をAmazon.co.jpで検索する】

Amazon人気商品ランキング 一覧を見る

最新記事

この記事と同じカテゴリの最新記事一覧