『ミリシタ』いま蘇る劇場版の感動!アニメを主体としたイベントで新たな世界観を構築【アイマス日記第265回】

2023-08-27 10:00 投稿

ゲーム内でふたつの世界線が入り混じる

バンダイナムコエンターテインメントが展開する『アイドルマスター』シリーズ関連の話題を取り上げる『アイマス日記』をお届け。

当:東響希

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『アイドルマスター ミリオンライブ!シアターデイズ』(以下、『ミリシタ』)では、『プラチナスタートレジャースペシャル~M@STERPIECE~』が開催中。こちらは、劇場版『THE IDOLM@STER MOVIE 輝きの向こう側へ!』を主軸にしており、テーマ曲“M@STERPIECE”が楽しめるイベントだ。今回のイベントは、『MILLIONLIVE! ANIMATION STAGE』シリーズという新たなカテゴリーになっており、テレビアニメ放映を控えて劇場での先行公開を行っているテレビアニメ『アイドルマスター ミリオンライブ!』(以下、『ミリアニ』)へと繋がる内容となっている。

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特徴的なのは、これまでの『ミリシタ』のイベントとは異なり、ゲームでのアイドル個々の設定は引き継いでいるものの“765プロオールスターズ”と“39プロジェクト”の関係性はアニメ準拠となる。

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また、テレビアニメ版『アイドルマスター』の“プロデューサー”で『ミリアニ』では昇進した赤羽根健治さん演じる“チーフプロデューサー”と、中村源太さんが演じる『ミリアニ』の“プロデューサー”も登場。プレイヤーが“プロデューサー”視点で進めるイベントではなく、『ミリアニ』の世界観を俯瞰してみるようなイメージだ。ただ、劇場版『アイドルマスター』公開当時では『ミリアニ』版の“プロデューサー”は存在しておらず、“秋月律子”も“竜宮小町”の“プロデューサー”としてライブには参加していなかったため、今回の『ミリシタ』版のイベントは劇場版とは似て非なる世界線と言える。

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イベントを進めていくうえでコミュを解放すると“765プロオールスターズ”と劇場版でゲスト参加した“矢吹可奈”、“佐竹美奈子”、“箱崎星梨花”、“望月杏奈”、“七尾百合子”、“北沢志保”、“矢吹可奈”、“横山奈緒”のエピソードを読むことができる。こちらは、劇場版本編では描かれていなかったやりとりが行われており、まるでディレクターズカットを観ているような内容だ。

とくに前述もしているが、ここでは“秋月律子”がアイドルとしてしっかりとライブに参加している点である。劇場版本編ではライブ前にアイドルたちを送り出そうとするところで、メンバーの衣装と同じ胸元の花のアクセサリーを付けられ、涙ぐむ姿にはこちらも目頭が熱くなった記憶がある。今回は“765プロオールスターズ”の13人全員が揃った“M@STERPIECE”となっており、古参の“プロデューサー”諸兄にとっては胸が熱くなるライブシーンだろう。

 
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また、コミュについては劇場版本編のシリアスな場面ではなく、ほのぼのしたテイストのものが多い。若干重苦しさも感じられたシーンの裏ではこんなやり取りがあったのかとホッとする内容となっているのでこちらも必見だ。

 
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そして、バックダンサーメンバーの舞台裏では『ミリアニ』の“プロデューサー”とのやり取りも展開。ここは、この世界線のオリジナル要素である。劇場版を補完しつつも再構築した形でのストーリー展開が楽しめる点も大きい。

 
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今回のイベントは『MILLIONLIVE! ANIMATION STAGE』のプロローグ篇ということで、今後もアニメと同時並行的に展開されることが予想される。ひとつのタイトルでふたつのストーリーラインが楽しめる試みには、期待せざるを得ない。

 
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©BANDAI NAMCO Entertainment Inc.

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