『デレステ』奇跡の大逆転劇!シンデレラガールは“イヴ・サンタクロース”に決定【アイマス日記第246回】
2023-06-07 07:00 投稿
1年間に渡る大型企画が幕を閉じる
バンダイナムコエンターテインメントが展開する『アイドルマスター』シリーズ関連の話題を取り上げる『アイマス日記』をお届け。
担当:東響希
2023年6月5日、総選挙企画『Stage for Cinderella』の最終結果が発表された。
『Stage for Cinderella』は、第10回まで開催されていた『シンデレラガール総選挙』に代わる新しい総選挙企画。登場アイドル190人を4つのグループに分け、グループごとの総選挙を開催。最後に各グループ上位5名とプレイオフで選ばれた1名の計21名による決戦投票で、第1位が“シンデレラガール”になるというルールだ。2023年5月15日~28日に渡り、最終プログラムとなる本選が開催され1年間に及ぶ総選挙が終了した。
本選に出場したのは以下の21名だ。
まずは、10位~6位までを一気に確認していこう。前回はトップ5にランクインしていた“佐久間まゆ”、“神谷奈緒”だったが、今回はやや後退。一方で“佐藤心”は8位から6位へと上昇している。前回まで200人近くのアイドルに分散してた得票率が、今回は21人による決選投票という形になった要因だろうか。選択肢が絞られたことで、また票の流れが変わり少々予想外の結果だ。そして、予選Aグループ1位通過の“久川凪”が9位になったが、前回の総選挙では29位からの急上昇。そして、予選Cグループ1位の“依田芳乃”もここ最近の総選挙結果と比較してみると、かなりの健闘と言えるだろう。
そして、5位にランクインしたは“久川颯”。予選Dグループ1位という好成績だったが、最終結果では見事にトップ5入りである。前回、33位だったことを考えると大活躍である。個人的には姉妹揃ってのトップ5入りというのも見てみたかったが、少々残念ではある。
4位には、“高垣楓”。前回の6位から、順位を上げてこの位置である。過去にも触れてはいるが、基本的にシンデレラガールを獲得したアイドルは、その後の総選挙でトップ10入りすることが難しく、場合によっては圏外へ落ちてしまうこともある。そんな中、第6回での受賞以降も上位につけているのは前例がない。しかも、シンデレラガール受賞以降の結果から見ると、最高順位の4位という結果をマークしており、その人気ぶりは驚異だ。おそらく、彼女に関しては今後の総選挙においても、この状態を維持していくことは想像に難くない。
3位には、“高森藍子”。前回は4位入賞で、ひとつ順位を上げてのフィニッシュだ。第8回以降、着実に順位を伸ばしており、現時点においてパッション勢の中では間違いなくシンデレラガールに近い存在と言える。今後の総選挙において、トップ争いに食い込んでくる可能性は高いので要チェックである。
2位には、“一ノ瀬志希”。前回と同じく準優勝で一歩届かずであった。これまでの傾向を見ていると、総選挙2位を獲得したアイドルが、その翌年か翌々年にシンデレラガールになるというパターンが多かったが、残念ながら2位をキープという形になった。逆に言えば2年連続で2位と言う結果は前例がなく、それだけ人気を長く集めているという証拠でもある。間違いなく、次回のシンデレラガールの最有力候補だ。
そして、見事シンデレラガール受賞したのはなんと“イヴ・サンタクロース”である。過去の総選挙においては、第2回に中間発表で50位になった以外はすべてランク圏外という結果から、まさかのシンデレラガール獲得である。予選Dグループの6位から敗者復活のプレイオフを勝ち抜き、トップに立つという奇跡のジャイアントキリングを果たした。2位の“一ノ瀬志希”と50万票以上の差をつけての堂々の第1位である。なお、プレイオフ1位の彼女だけボイスが付かない可能性があったが、これによりボイスが実装されることになる。
終わってみれば、過去に類を見ない大逆転劇となった『Stage for Cinderella』。過去は50位以下に埋もれていた“イヴ・サンタクロース”が、“プロデューサー”の後押しという魔法で這い上がり、栄冠を手にするという流れはまさにシンデレラストーリーである。それにしても、シンデレラガールになったアイドルをどのような声優が担当するのか、いきなりのプレッシャーにもなりそうだが、楽しみである。そして、各予選グループでのユニット曲やイベントがどのようなものになるかも期待が募る。
1年間に及んだ『Stage for Cinderella』もいよいよ集結し、気になるのは次回の総選挙がどのようになるのかという点。いまのところ発表がないが、今回と同じような形であれば今月末にでも組み分け表を発表しなければならないはずだ。今回きりのルールで、次回以降はまた新たな企画なるのか、気になるところである。
©BANDAI NAMCO Entertainment Inc.
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