『北斗の拳 LEGENDS ReVIVE(北斗リバイブ)』不死身解除はいかに!? 外伝拳士リリンの性能を徹底レビュー【世紀末コラム#23】

2023-04-23 18:00 投稿

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北斗の拳 LEGENDS ReVIVE

リリンは拳速拳士だったのか!?

『北斗の拳 LEGENDS ReVIVE』(以下、『北斗リバイブ』)を愛してやまないライターが、ひたすらに『北斗リバイブ』を楽しんでその想いを綴る世紀末コラム。

第22回となる今回は、『北斗の拳』のスピンオフ作品『北斗の拳外伝 天才アミバの異世界覇王伝説』との外伝イベントに登場する魔法使い弟子見習いの少女“リリン”の性能を徹底レビュー!

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拳速祭開催

エイプリルフールの施策として登場したSRアミバ異世界覇王伝説に続いて、まさかのリリンがURで登場。それよりも何よりも驚いたのがリリン獲得をトリガーで出てきたお得パックで、食料“リザードフロッグのスープ”1000個を有償3500石、無償6000石で販売。

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ショップで購入する場合、食料50で1400石なので、3500石では本来食料125個しか購入することができない。
それが1000個だ!1000個!

購入できるのは有償、無償各5パックずつ、仮に有償を5パック買っても17500石。食料ガチャ完走(75回)で30000石必要であるが、恐らく拳速効率は前者の有償パックのほうが遥かに上だ。

これはやばい・・・。

ということで、このリリンは形を変えた拳速拳士だったというわけだね。以前のコラムでもお話しした通り、外伝やコラボ拳士の食料は復刻がないと基本的に差が埋まっていかないので、ここでの拳速は大きな資産として今後残っていくことになる。

筆者は最近拳速活動を怠りがちでランキングもひとつ落ちてしまったので、また一旦練気をドロップアウトして拳速を・・・と思っていたところにこれだ。

ちょうどいいじゃないか。ということで有償を5パック購入、それをすべてリリンに食べさせてもマックスに届かず笑(全体の拳速をあげるならアミバも均等にあげよう。)S5マックスって遠いんだね・・・。

そこからレアショップの食料を買い足しつつS5レベル120に到達することができた。なんだかんだとそれなりに買い足すことになったので、万が一同じような施策が来てマックスを目指す場合は無償分含めた6パック購入がおすすめだ。

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▲けっこうおかわりしたよ。素直に5+1パック買っちゃうのがよさそう。

拳速は爆上がりして、ランキングも3位ほど上げることができた。現在サーバー5位。ひとつ上に大きく水を開けられて8位だったのにこれは本当にすごいんだよ、伝わってほしい。とんでもない拳速イベントだったね。

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▲そのデカすぎる代償。

リリンの性能確認

筆者はお得パックの存在も知らなかったし、リリンを取る気はまったくなかったのだけど性能を見て何かが反応した。

【89%、79%、66%】

これは!?

ネタキャラの匂いがする!

ハートと同じ匂いがするぞ!!

ネタキャラといえど、最近の『北斗リバイブ』では極端に弱い拳士は登場していないので、これを取ることにしたというわけだ。もうこうやって開発がニコニコしながら性能を決めてそうなキャラクターが大好き。ライター心をくすぐられてしまう。

さて本題。

リリンは力タイプの拳士だ。ただ、現在の『北斗リバイブ』においてタイプの概念はほとんど意味がなく形骸化している。ということで、リリンは力タイプを割り当てられているだけで、イメージ的にはほぼ技タイプ。火力には期待できず、サポート拳士といった立ち位置。

気になる耐久はというと、ここは最新拳士ということで申し分なく、踏みとどまり5回と複数回復活3回を登場時に獲得。さらに1ターン目は不死身となっていて、ダメージを受けた回数が6の倍数のときに踏みとどまりを3回獲得。これが計3回発生し、さらに復活時には4回獲得する。つまり、踏みとどまり回数はトータル26回。前列に配置しても場持ちは良好となっているが、ターン開始時に立っていないとうまみが発揮できないので、基本的に後列で使う拳士と思っておいていいだろう。

耐性面は、凍結、魔氷結、気絶、麻痺、鬼雷縛、背裂、秘孔縛、挑発、HP無効化、沈黙、蹌踉、経絡封印を無効化。2ターンのあいだ、闘気減少、必殺封印、視神経封じも無効化する。

リリン最大の売りは不死身の解除で、星6以上であれば奥義、必殺で不死身を解除、不死身でない場合は不死身を獲得できなくなる。どちらも“発動前に付与する”というのがポイントで、相手が不死身であっても、その攻撃自体で撃破が可能ということに。

そして登場時や必殺発動、敵行動時に魔力を獲得。これが30段階で自ターンを開始すると“豹変”状態になる。この豹変は、虹、赤、緑が存在し、この状態で奥義を撃つと必殺での追撃が発生。豹変の色によって追撃の継続率が決まっていて、虹で89%、赤で79%、緑で66%となっている。

もうお気づきだろう。これはスロット『北斗の拳』のオーラによるバトルボーナス継続率を踏襲しているのだ。89%、79%、66%とは、初代北斗からスマスロまで引き継がれているお決まりの継続率で、そのパロディになっているわけだね。『北斗の拳外伝 天才アミバの異世界覇王伝説』が『北斗の拳』のパロディという面があるので、その作風を性能に落とし込んでいるという、ハートのときもそうだけど本当よく考えるよね。感心しちゃうよ。

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しかし解せないのは終わったと見せかけて『ケーン!』での復活がないこと。リリンでそれやんないでどうすんのよ!!

強い点

筆者のリリンの強化状況はこんな感じ。

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このリリン。星6まで持っていないかとうまみが発揮できない。もちろん経絡解放も必要なわけだから、現状での最大強化が必要というわけだね。半端な強化であれば使わないほうがいいのかなというレベル。

まず特筆すべきはバトルの高速化。このリリンは現環境を席巻しているラオウ 故国の誓いに非常に強い。ラオウの粘りの根底にあるのが終盤以降での2ターンの不死身だ。2ターンというのがミソでスリップダメージで落とすことができずに、丸々1ターンの完全無敵状態が発生するので、そのあいだバンバン強烈な攻撃を受け続けなければならない。ここに闘神の守護が相まって猛烈な耐久になっているわけだね。

が、リリンがいれば不死身なんざないに等しいので、あっさり落としてくれるわけだ。当然ラオウが完全に落ちるのが大幅に前倒しされるので、こちらが受ける被害もそれに伴い大幅に軽減される。

さらに、ラオウはリリンの炎上が通ってしまうので、万が一攻撃で削り切れなくてもスリップダメージで膝を着くというレアな光景を見ることができる。もちろん不死身が基礎となる南斗拳士に対しては完全な特効性能だ。ハートやサウザーなど登場時の不死身拳士は1ターン目に倒れるので、撃破までのターンはおのずと前倒しされることに。これにはリリン自身も含まれてるのが若干悲しい。

リリンでラオウを、サウザーでジュウザ、ヤーマを快適に落とせるようになるので、この2者の併用は練気の観賞体験をよりよいものにしてくれるだろう。

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▲いままで10~11ターン平気でもつれていた同じ相手でも6ターン程度できれいさっぱりいなくなっているので不死身のない世界は本当に快適。

現環境でもまだまだ強い性能ゆえに、陣効果を奪われても退場に至らないカイオウ 悪の妄獣。そして厄介なのが後列攻撃した際の反撃だよね。あれによって闘気が下がってしまい、奥義連発できるはずができないという事態に。リリンはそんなカイオウの反撃を初手から誘発できるので、2ターン目には弾切れに追い込むことができるのもいいなと思った点だ。あれはバトル中20回の上限があるので、リリン相手にムダ撃ちさせてしまえばカイオウの存在意義を大幅に削ることが可能だ。

サウザーもそうだけど追撃の演出自体はいいんだけど、それを1フェーズにしないで前の行動にかぶせるくらいのタイミングでさっさと動いてほしいよね。追撃の演出自体を気持ちいいと思える感じにしてくれたらうれしいんだけど、まぁここはいろいろ事情があるのだろう。

気になる点

リリンの追撃が発生する条件のハードルは意外に高い。

【魔力30を持って自ターンを開始】というのが条件になるが、そもそも魔力が貯まってないといけないし、倒れた状態で自ターンを迎え復活すると“自ターン開始時”のフラグを踏めないという例のアレがあるので、落ちた時点でリリンの魅力が大きく削がれるのが確定してしまうのだ。(復活時は純粋な火力が向上する。)

魔力は基本的に相手から攻撃されることで貯めていくものなので、当然ながら相手が減ってくると30貯まらない場面も増えてきて、全体で見るとリリンが遊んでる時間がかなり長いという印象だ。ここは恐らく超覚醒で改善されるような気もするし期待したいところ。

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▲闘気が貯まるのも、追撃が発生するのも、奥義を連発するのも、すべて豹変しないと始まらない。つまり、魔力がないと何もできない。

あと序盤は火力が出にくいので、いくら必殺10連マックスで昇天しようとも、ほぼ意味がないのだ。ダメージ0の10連を眺めているのがムダな時間なのでここはちょっとね。これで闘気が貯まって奥義を再度撃てるってギミックなんだけど、けっきょくその奥義でも火力が出なかったりするので、ひとりの不死身解除するために何を見ているんだろうとなってしまう。

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▲初手の奥義ダメージ20万・・・力タイプの風上にも置けないこのダメージ。兄さんたちを見習えよ!

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▲ターンが進むとしっかりダメージは出てくれる。

一方で火力が出始めると必殺1撃1000万ダメージを超えるなんてことも。こうなると攻撃前の不死身解除もあって敵をバシバシと倒していってくれる。相手を倒すとターゲットを変えるので、この追撃だけで何体も倒してしまうこともある。

この無双状態は1バトル中1回か2回。このときのカタルシスを得るために長い長い虚無の時間があると考えることもできなくはないが、やはり序盤はきびしい。

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▲こうなったらリリンの無双状態。不死身がないので踏みとどまりをどんどん削って落として撃破まで持っていってくれる。

このように魔力が安定して貯まる序盤は全然火力が出ず、過剰な追撃もほぼ意味がない状態で、中盤以降火力が出始めるころになるとリリンが自体が倒れて豹変できないか、相手の手数が減って魔力を貯められずに不発で終わるという非常にチグハグな性能をしているなという印象だ。この辺が整うのがくり返しになるが超覚醒なのだろうね。

ただ、これはあくまでも目に見えやすい部分のお話し。ラオウ環境である限りかなりの役割を果たしてくれそうだ。
不死身解除時に派手な演出がないのでどれだけ貢献してるのかわかりにくいんだけど、よく見ていると付与された不死身を速攻解除し落としてくれていて、実際バトルが早い。

筆者はサウザーを使っていないので、ここのところ下からも平気で負ける状態が続いていたのだけど、リリンを使うようになって、それがかなり改善されたようだ。恐らくラオウが早く落ちるようになって総体的にサウザーの脅威度が減ったんじゃないかと思っている。

そのほかのコンテンツでもひっそりと期待

いまのところ筆者は練気で使用して快適なバトルを楽しんでいるわけだが、どちらかというと活躍を期待しているのがユニバトや究極闘神。個人的な期待としてはフィールドや陣、拳速持ち以外の拳士は、烈火の如く環境が変わる練気よりもこっちに特化して末永く使いたいというのがあるので、超覚醒もこっち方面に伸びてくれたらうれしいな。

現在の究極闘神は完全なシャオユウゲーとなっていて、シャオを入れるだけでスコアが倍増する。これほんと。4000億が精いっぱいだったのがシャオ入れるだけで1兆乗ったりするからね。リリンもこの位置づけになってくれたらうれしいんだけどね。

リリンの隠れた大きな売りは女性で力タイプで、さらにその力タイプでは初の全体攻撃持ちであること。ユニバトの女性縛りにおいて、しばらくは独壇場なのかなと思っている。つぎの女性で力タイプで全体攻撃なんていつ出てくるのって感じだしね。ユニバトであれば火力面も問題ないだろう。

超覚醒で「ケーン!」が付いてくれたら100点!

北斗の拳 LEGENDS ReVIVE

対応機種iOS/Android
価格無料(アプリ内課金あり)
このゲームの詳細を見る
ジャンルRPG
メーカーセガ
公式サイトhttps://hokuto-revive.sega.com/
公式Twitterhttps://twitter.com/hokuto_revive
配信日配信中
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