【アイマスヒストリー】『アイドルマスター シンデレラガールズ』初心を思い出させてくれた海外公演【アイマス日記第229回】

2023-04-14 07:00 投稿

『アイドルマスター』全体としては2回目、ブランドとしては初の海外公演

バンダイナムコエンターテインメントが展開する『アイドルマスター』シリーズ関連の話題を取り上げる『アイマス日記』をお届け。

担当:東響希

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いまから5年前となる2018年4月7日~8日、『アイドルマスター シンデレラガールズ』単独としては初の海外公演となる『THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS Initial Mess@ge』が開催された。場所は、台湾にある台北国際会議センターで、ちなみに前年には『アイドルマスター ミリオンライブ!』のメンバーが参加した『THE IDOLM@STER 765 MILLIONSTARS First Time in TAIWAN』も行われている。

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海外公演ということで、現地の参戦はなかなかハードルが高かったものの、旅行会社JTBがライブのためのツアー企画を催行するなどのフォローもあり、多くの“プロデューサー”が遠征を敢行した。国内においては、全国の映画館100ヵ所でのライブビューイングを開催。海外アジア圏では香港や韓国の映画館でも行われていた。いまとなってはオンライン配信での視聴が当たり前のようになり、ライブビューイングという形態は少なくなってしまったが、会場が一体となってのコールや歓声など現地の雰囲気が疑似体験できるというところで楽しめた空間だった。当時、筆者には遠征する予算が当然のようになかったため、国内でのライブビューイングでの観覧であった。

初の海外公演でどのような内容になるのか注目していたが、セットリストは各アイドルのデビューソロ曲と直近でアニメが展開されていた『シンデレラガールズ劇場』、そしてテレビアニメ『アイドルマスター シンデレラガールズ』で追加された楽曲が中心となった。

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当時国内で行われていた直近のライブは2017年のツアーライブ『THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS 5thLIVE TOUR Serendipity Parade!!!』で、ほとんどが全体曲とユニット曲で構成、ソロ曲も比較的最近の楽曲が多かった。それに対し、台湾公演ではかなり初期のころの曲が多くラインナップされており、懐かしさとともに新鮮さも感じていた。セットリストについては、現地でも比較的聞きやすい曲が選ばれていたことが当時のラジオで触れられていた。

『アイドルマスター シンデレラガールズ』のライブについては、筆者がしっかりと追うようになったのは3rdライブから。1st、2ndもともに映像商品での視聴だったが、セットリストと合わせて初期のライブを改めて再度体験できたような感覚だった。

ちなみに、前述した『THE IDOLM@STER 765 MILLIONSTARS First Time in TAIWAN』も、“765プロオールスターズ”と“ミリオンスターズ”の初の合同ライブという歴史的な公演(同年の2017年10月には、改めて国内で合同ライブ『THE IDOLM@STER 765 MILLIONSTARS HOTCHPOTCH FESTIV@L!!』を開催)。当初参加予定だった 伊藤美来さん(七尾百合子役)の病欠をカバーするために、歌唱メンバー変更なども柔軟に対応したメンバーの活躍など、こちらもドラマがあるがまた別の機会に触れたい。

 
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海外での単独公演は『アイマス』全ブランドでも数えるほどでしかなかったが、前述したようにオンライン配信が広がり、海外の“プロデューサー”もしっかり楽しめる環境が整ってきた。とくに近年では公式YouTubeチャンネルでの動画が配信され、また昨今のメインストリームともなっているVTuber的要素の新プロジェクト『PROJECT IM@S vα-liv』も立ち上がることで、海外ファンへの注目度もさらに高まっていくのではないだろうか。

©BANDAI NAMCO Entertainment Inc.

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