
【スマホとゲーム機どっちで遊ぶ?#60】スマホ版はお買い得&直観的操作!SFダンジョン探索ローグライト『ダンジョン オブ ジ エンドレス』
2023-03-26 13:00 投稿
ストラテジー感も楽しめるローグライト!
スマートフォン・タブレットと別機種で配信されている作品を比較していく企画の第60回。
今回扱うのは、SF世界でモンスターのはびこるダンジョンを攻略していく『ダンジョン オブ ジ エンドレス』。
比較に使用したのはiOS版とニンテンドースイッチ版。ゲーム紹介ではiOS版の画像を使用していく。
【価格】
iOS:1200円(税込)
Android:920円(税込)
ニンテンドースイッチ:3500円(税込)
『ダンジョン オブ ジ エンドレス』とは
・最大4人のパーティーでダンジョンを探索するストラテジー×ローグライト
・探索と同時に拠点の防衛も行うタワーディフェンス的なゲーム性もアリ
・難度はやや高く、歯ごたえのあるゲームを求めている人にオススメ
スマホ版とスイッチ版の違い
・スマホ版はスイッチ版に比べてかなり安価
・ゲーム内容に差はなく、ドット絵なのでグラフィックの差もほぼない
・元がPC向けの作品なこともあり操作性はスマホ版のほうが快適
RTSやタワーディフェンスの要素を持ったローグライト
『ダンジョン オブ ジ エンドレス』は、最大4名のパーティーでランダムに生成されるダンジョンを探索し、クリスタルを守りながら戦っていくローグライト作品だ。
登場するキャラクターはとある惑星に向け輸送されていた囚人たち。彼らの乗っていた宇宙船は惑星の防衛システムに撃墜され、不時着した迷宮から脱出を試みる、というのが本作の舞台設定だ。
個別に動かすこともできるパーティーメンバーに探索と防衛とで役割分担をさせるなど、シミュレーションゲーム的な戦略性も楽しめる一本になっている。
▲使用するポッドとキャラクターを選択してゲーム開始。ポッドやキャラクターはそれぞれに異なる能力を持っており、組み合わせをいろいろと試して遊ぶのもおもしろい。
本作の大まかな流れは、移動先や開ける扉を指示してダンジョンのどこかにある出口を探し、クリスタルを防衛しながら出口まで運んで脱出するというもの。
ゲームを始めるとダンジョンを連続で攻略することになり、13のダンジョンを突破すればクリアーだ。
▲防衛対象となるクリスタルはスタート地点に配置されており、出口を発見すると運べるようになる。
▲ダンジョン内の部屋は基本的に暗くなっており、資源のひとつであるダストを使うことで通電可能。ダストは新しい扉を開ける、敵を倒すなどの手段で手に入る。
部屋の通電に必要なダストに加え、本作では食料、工業系、科学系といった資源が存在する。
食料はキャラクターの回復や強化、雇用などに使い、工業系はさまざまな効果を発揮するモジュールの作成、科学系は新たなモジュールの研究などに必要。
ダンジョンを探索してダストを集め、通電させた部屋にモジュールを設置することでリソースを充実させていき、キャラクターたちを強化しながら出口を探していくわけだ。
▲扉を開けた際に獲得できるリソースを増加させるものや戦闘を補佐するものなど、多彩なモジュールを活用するのが攻略のカギとなる。
▲宝箱や商人から装備品を入手すればキャラクターが強化可能。食料を使ったレベルアップも重要だ。
味方が全滅するのはもちろん、クリスタルを破壊された場合もゲームオーバーとなるうえに、敵の多くはクリスタルに直行して破壊しようとしてくる。
敵は新しく入る部屋で出現することもあれば、扉を開けたタイミングで、通電していない部屋から新たに発生することもある。
ダストの入手量と通電に必要なコストの関係ですべての部屋に通電させることはむずかしく、クリスタルから離れて出口を探しつつ、クリスタルの防衛にも気を配らなければならない。
▲戦闘中も移動やHP回復、スキルの発動といった操作はできるので、ただ眺めているだけというわけでもない。
味方は最大4人まで集められるが、4人をどう動かすかはある程度自由が利くようになっている。
移動の指示は選択中のキャラクターに対して行われるので、特定のキャラはクリスタルの近くに待機させ、別のメンバーで新しい扉を開けに行く、といった役割分担も可能だ。
▲ピンチアウトするとマップを表示でき、この画面でも移動先を指示できる。通電している部屋なら敵の移動も確認できるので、より戦略的な動きが取りやすくなる。
全体的に難度が高く、トライ&エラーをくり返して学ぶことも多い作品だが、1フロアあたりのプレイ時間は10分前後と短く、セーブして中断することもできるので、手短にも遊べる作品だ。
パーティー編成の幅が広く、同じメンバーでも各メンバーの使いかたを工夫できることもあり、遊びこむほどにおもしろさが見えてくるだろう。
価格と操作感に大きな違い!
日本語版はスマホ版とスイッチ版が配信されている『ダンジョン オブ ジ エンドレス』だが、まず大きな違いは価格設定。
スイッチ版が3500円(税込)なのに対し、スマホ版は1000円前後とかなりお買い得。
ゲーム内容自体にも差はなく、ドット絵なので見映えの差もあまりない点を考えると、このあたりはスマホ版に軍配が上がる。
価格とともに大きく異なるのが、操作性の部分。スマホ版はタッチ操作で指示を出すキャラクターや移動先を直観的に操作しやすい印象だ。
▲右下にあるキャラクターのアイコンをタップすることで各キャラに指示を出すかどうかが切り換えられる。アイコン横の十字マークで回復も可能だ。
一方でスイッチ版はL、Rで指示を出すキャラクターを選択し、左スティックで移動先を指定することとなる。
スワイプでカメラを感覚的に動かせるスマホ版に対し、スイッチ版は部屋の選択に応じてカメラが動くため、ややぎこちなさを感じる。
また、スイッチ版でもキャラクターのアイコンをタップして回復などを行えるが、アイコンが小さくなっているぶん、とっさのタイミングで操作のしづらさを覚えることもあった。
本作は元々がPC向けのゲームとしてリリースされており、マウスを使った動きがベースになっているせいか操作はスイッチ版よりもスマホ版のほうが快適だ。
▲スイッチ版は画面右上にキャラクターのアイコンが表示される。回復はメニューを開いて行うこともできるが、アイコンをタップしての回復は若干やりづらい。
オススメはスマホ版!
前述の通り、『ダンジョン オブ ジ エンドレス』は価格と操作性、どちらの面から見てもスマホ版がオススメだ。
なお、PC(Steam)版自体は日本語に対応していないが、有志による非公式の日本語化MODも存在するので、PCでのプレイ環境がないわけでもない。
基本的にはスマホ版がオススメだが、腰を据えて大きな画面でプレイしたい場合はPC版でのプレイを検討するのもいいだろう。
大きな画面でプレイしたいがPC版には手が出ない、という場合はスイッチ版でプレイするといい。
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