『アイドルマスター ミリオンライブ!シアターデイズ』投票企画第3弾“MILLION C@STING!!!”の前半戦がスタート!【アイマス日記第210回】
2023-02-02 08:00 投稿
配役がわかりやすくなり、より妄想が捗る投票システム
バンダイナムコエンターテインメントが展開する『アイドルマスター』シリーズ関連の話題を取り上げる『アイマス日記』をお届け。
担当:東響希
『アイドルマスター ミリオンライブ!シアターデイズ』(以下、『ミリシタ』)では、投票企画“MILLION C@STING!!!”が開催中だ。
こちらは、テーマごとのCD楽曲とオリジナルボイスドラマのキャスティングを“プロデューサー”が決める投票企画であり、『ミリシタ』での開催は第3弾。サービスが終了しているグリー版『アイドルマスター ミリオンライブ!』(以下、『ミリマス』)も含めると第4弾となる企画である。
テーマごとの役柄に対して765プロオールスターズを含めた52人からキャスティングしたいアイドルを投票。選ばれたメンバーはユニット曲とボイスドラマが制作され、『ミリシタ』内では関連イベントも開催される。これまでホラーやサスペンス、ファンタジーなど王道のものから、カフェを舞台にしたヒューマンドラマ、さらにはポストアポカリプス、任侠モノなどのユニークな設定も描かれ、アイドルたちの可能性を広げてくれた。
『ミリシタ』では、現在も展開している“聖ミリオン女学園”シリーズや“オペラセリア・煌輝座”をはじめとした劇中劇があり、ある意味では『アイドルマスター ミリオンライブ!』のウリのひとつと言ってもいいだろう。
今回の投票企画では、これまで3つだったテーマが4つまで拡大し、配役は合計20人。これにより、メンバーの約4割が選出されることになり可能性が大いに広がった。さらに、各テーマで配役されなかったアイドルのうち、得票数上位2名のアイドルはそれぞれボイスドラマにゲストとして参加することが明言され、楽曲には参加できないものの計28名に拡大。半数以上のアイドルが選出されることになる。
これまでも含めて、この投票企画がおもしろくかつ難しいのは、単に自分の担当アイドルを“推す”だけではなく他の配役との組み合わせまで考える必要がある点だ。それぞれのアイドルにあったイメージに入れるのもいいし、あえてミスマッチキャスティングを見てみるなど、“プロデューサー”ごとにさまざまな楽しみもあるだろう。
例えば、第1回となった『ミリマス』の投票企画“THE@TER ACTIVITIES”では、任侠モノ『果てしなく仁義ない戦い 魅梨音闘争篇』の結果はかなりおもしろいものだった。“周防桃子”と“大神環”の小学生メンバーが選ばれたうえ、悪徳組長役に純朴で素直な“木下ひなた”が配役されており、ミスマッチキャスティングを楽しむ典型だったと言える。
今回は配役に加えて劇中での相関図が事前に公開されており、さらに“プロデューサー”を楽しませ、悩ませてくれる材料になっている。ここまでしっかり設定されているとなると、アイドル同士の関係性も含めて、配役を決めていくことも考慮したい。
これまで、ゲーム内で組まれてきたユニットや前述したような劇中劇内での関係性に、もともと仲が良かったというアイドル自身の関係性も存在する。そういった設定から、各テーマごとに自分の担当アイドルをどこに配置すれば完成度が高いドラマになるか、こうなると“プロデューサー”一人一人が脚本家になるような企画である。
最後に、これまでの過去の結果を見ておこう。まず、これまで投票で選出されたことがあるアイドルは、全部で40名。すべて名前を挙げると多すぎるので、ここでは選ばれていないアイドルを挙げるが、“秋月律子”、“伊吹翼”、“春日未来”、“四条貴音”、“高槻やよい”、“中谷育”、“萩原雪歩”、“双海亜美”、“双海真美”、“舞浜歩”、“三浦あずさ”、“水瀬伊織”の計12名だ。うち、“765プロオールスターズ”が8名となっており、『ミリシタ』では物語の中心にいる後輩組のメンバーが強い印象だ。
今回は、『ミリシタ』での企画ということで、最初の『ミリマス』の投票企画を除外した場合は、“大神環”、“北上麗花”、““木下ひなた”、“佐竹美奈子”、“篠宮可憐”、“ジュリア”、“天空橋朋花”、“七尾百合子”、“福田のり子”、“松田亜利沙”、“矢吹可奈”、“ロコ”の12名も選ばれていないことになる。
一方、複数回選出されたことがあるメンバーは、“箱崎星梨花”、“真壁瑞希”が『ミリマス』と『ミリシタ』の投票で1回ずつの計2回。“桜守歌織”が、『ミリシタ』の第1回、第2回で計2回。そして、“周防桃子”は、『ミリマス』と『ミリシタ』で行われてきた投票企画で計3回、つまり毎回選出されているという人気ぶり。ベテラン子役の面目躍如といったところだろうか。
第1回の投票期間は2月28日23時59分まで。“プロデューサー”諸兄が考えるどの組み合わせが投票結果をあらわれてくるのか、楽しみなところだ。
©BANDAI NAMCO Entertainment Inc.
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