【スマホとゲーム機どっちで遊ぶ?#46】スマホ版は『海底探険』が無料で遊べる!ボードゲーム詰め合わせの『レッツプレイ!オインクゲームズ』

2022-12-11 13:00 投稿

スマホ版は割高だが取り回しのよさがポイント

スマートフォン・タブレットと別機種で配信されている作品を比較していく企画の第46回。

今回扱うのは、複数のボードゲームをデジタル化して詰め込んだ『レッツプレイ!オインクゲームズ』)。

比較に使用したのはiOS版とニンテンドースイッチ版。ゲーム紹介ではiOS版の画像を使用していく。

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【価格】
iOS:無料
Android:無料
ニンテンドースイッチ:2500円(税込)
PC(Steam):2500円(税込)

 

『レッツプレイ!オインクゲームズ』とは
・7個+1個(DLC)のゲームが詰め込まれたボードゲーム集
・各ゲームの丁寧な説明もあるのでボードゲーム初心者でも安心
・オンライン、オフラインでのマルチプレイやCPUとのプレイが可能

スマホ版と他機種版の違い
・スマホ版は無料で『海底探険』が遊べ、ほかのゲームは個別で購入
・すべてのゲームを購入した場合、他機種版のほうが値段は安い
・スマホ版でゲームを購入していれば、購入していない人もひとりは参加可能になる

手軽に遊べるボードゲームの詰め合わせ

『レッツプレイ!オインクゲームズ』は、カードやコマなどを使って遊ぶボードゲームをデジタル化し、複数のボードゲーム(2022年12月時点で8本)を遊べる作品だ。

収録されているのは、『海底探険』、『エセ芸術家ニューヨークへ行く』、『スタータップス』、『月面探険』、『この顔どの顔?』、『藪の中』、『ファフニル』の7本と、追加コンテンツとして配信された『SCOUT』。

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▲こちらが選択画面。各ゲームの小箱が並べられている。

各ゲームのルールはゲーム内の動画、あるいはスライドによる説明で確認できる。

基本的にはシンプルなルールのゲームが多いため、ボードゲームに触れたことがないという人でもスムーズに遊べるだろう。

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▲かわいらしいイラストとともに説明が行われる。

スマホ版では無料で遊べる『海底探検』は、すごろくのようにダイスの目によって移動し、移動マスになっている宝を回収し、潜水艦に帰還して得点をゲットするゲーム。

宝の得点は潜水艦に戻るまでは確認できず、遠い位置にある宝ほど期待値は高い。

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ただし、宝を拾うと手番ごとに酸素が消費されていき、酸素が尽きるとラウンドが終了。

その時点で潜水艦に戻れていない場合、拾った宝はすべて海底(最後のマス)に沈み、得点もゲットできなくなってしまう。

また、宝を拾うとひとつにつきダイスの目が-1されていくため、多くの宝を拾うほど酸素の消費が早くなり、足も遅くなるため帰還も困難になる。

どこまで潜り、どれだけの宝を回収して帰還するか、その判断が重要になるゲームだ。

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▲ラウンドが変わると回収された宝のマスは取り除かれるので、最初は遠かった高得点の宝がより回収しやすくなる。

『エセ芸術家ニューヨークへ行く』は、ひとりだけお題を知らない状態で全員が絵を描いていき、誰がお題を知らないかを当てるお絵描き人狼的なゲームだ。

ダイスやお絵描き以外にもカードを使ったゲームなど、それぞれ異なる駆け引きを楽しめる作品が揃っている。

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▲プレイ時間はゲームごとに異なるが、短いものなら5~10分程度、長めのものは40分程度となっている。

本作はオンライン、オフラインでのマルチプレイに対応しており、CPUを入れてプレイヤー数を増やすことも可能。

異なるデバイスでのクロスプレイもでき、実際のボードゲームと異なり物理的なスペースを必要としない、得点計算などが自動かされるなど、デジタルならではのメリットも多い作品だ。

大きな違いは販売形態

『レッツプレイ!オインクゲームズ』のスマホ版、他機種版でもっとも異なるのは、販売形態および価格設定だ。

スマホ版は無料でダウンロードでき、『海底探検』はそのまま課金なしで遊ぶことができる。

それ以外のゲームについては1本650円(税込)となっており、4本以上のゲームを購入した場合、値段は他機種版よりも高くなる。

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▲遊びたいものをピンポイントで遊ぶのであれば低価格で楽しめる。

また、スマホ版はおすそ分けプレイができるのも特徴だ。

マルチプレイを行うには基本的に人数ぶんのソフトが必要だが、スマホ版の場合購入済みのゲームなら、ゲームを買っていない人もひとりまで無料で参加できる。

価格で言えば他機種版、取り回しはスマホ版

『レッツプレイ!オインクゲームズ』の操作性はスマホ版、他機種版でほぼ変わらないので、判断の大きなポイントは値段の違いになるだろう。

前述の通りスマホ版は『海底探検』以外は個別購入となっており、7本購入すると4550円(税込)と、DLCである『SCOUT』以外がセットになった他機種版の2500円(税込)に比べて割高となる。

収録されているゲームをすべてプレイしたいのであれば他機種版が圧倒的にお得だが、試しに『海底探検』を遊んでみたい場合はスマホ版なら無料でプレイ可能だ。

また、友だちと集まって遊ぶ場合、スイッチよりはスマホのほうが持ち寄りやすく、おすそ分けプレイのおかげで新しく遊ぶ人を巻き込みやすいというのもひとつのポイント。

どのゲームを遊びたいか、どんなスタイルで遊びたいかによってデバイスを選ぶといいだろう。

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