
ゲームコントローラのようなLRトリガーがスマホに搭載!Black Sharkブース端末体験リポート【TGS2022】
2022-09-22 15:00 投稿
物理トリガーが異彩を放つゲーミングスマホが登場!
2022年9月15日から9月18日にかけて開催された“東京ゲームショウ2022”(以下、“TGS2022”)に、ゲーミングスマホブランドのBlack Sharkがブースを出展していた。
こちらのブースでは現在販売中の最新モデル『Black Shark 5Pro』の試用ができるようになっていたので、そこで得られた使用感などをお届けしていこう。
物理トリガーによって高度なゲームの操作が可能に!
ゲーミングスマホとして開発された『Black Shark 5Pro』は、CPUに“Snapdragon 8 Gen 1”を搭載。
さらにディスプレイのリフレッシュレートは144Hzとなっており、ゲーミングスマホとしては申し分ない性能を持っている。
▲端末を冷却する外部デバイスも販売中(写真左)。発熱量が大きいとされるチップセットへの対策を、より入念に行いたい人はこちらの導入も検討してみるといいだろう。
こうした高性能チップセットと高リフレッシュレートを備えたスマートフォンはほかにも種類があるが、本製品は独自の強みを持つ。それが、本体に収納されている物理ボタン“マグネット式ポップアップトリガー”だ。
トリガーは本体を横向きで持った際、ゲームコントローラーでいうLボタン、Rボタンのような場所に位置するボタン。
端末を横向きにした際にはスマホに添えた人差し指でトリガーを押せるので、たとえばTPSゲームのプレイでダッシュ移動用のボタンから親指を離さずに、射撃やアイテムの使用、武器の切り換えなどが行えるようになる。
なお、トリガーの動作は画面タップと紐づけるようなシステムになっている。トリガーを押し込んだ際、どの位置をタップしたと認識させるかは設定により変更できるので、ゲーム内設定でボタン配置を細かくカスタムしている場合でも問題なく動作する。
ちなみにトリガーには適度なクリック感と押し返しがあるので、すばやい入力や連打がやりやすそうな押し心地になっていた。
またトリガーを使わないときにはボタン横に併設されたロックスライドを使うことで、トリガーをスマホ本体の中へ格納することも可能。
トリガーにはゲームを起動していないときにはスクリーンショットやライトなどのショートカットボタンとして運用もできるので、ふだん使いの際にトリガーを収納させておくことはもちろん、どちらか一方をショートカットキーとして運用し続けるといったこともできるだろう。
ゲームをより快適に楽しめる“Shark Space”
物理トリガー以外の特徴としては、Black Shark端末専用アプリである“Shark Space”を搭載している点。これはディスプレイのフレームレートやカラー設定、タップの感度など、ゲームプレイ時に設定したい操作設定をデバイス側で細かに調整できるメニュー画面だ。
発熱やバッテリー消費への許容度に応じて自動設定してくれる機能も備えている。
この“Shark Space”では、スマホを傾けた動きなどをボタンタップとひも付ける“モーションセンシング”も設定できる。
前後左右、ざまざまな方向に端末を動かしたときのモーションとタップ操作を紐づけることができるので、画面タップやトリガークリックに使う指はそのままに、さらなるアクションを設定できる。使いこなせばさまざまなゲームで活用できそうだ。
加えて、本端末にはスマートアシスタント機能の“Shark Chan”が内蔵されており、目覚まし時計、壁紙、充電中に“Shark Chan”が出現。タップなど使用者のインタラクトに応じて、ボイス付きでリアクションを取ってくれる。
“TGS2022”のBlack Sharkブースから得られた情報は以上となる。このほか、強く押した時にマッピングしたボタンの機能が動作する“MagicPress”という機能もあるようだ。
ゲーム機能に特化した、またはゲームユーザー向けの備えたハイエンドAndroidスマートフォンは数多く登場しており、各種性能面で現在そのトップを走っているのはソニーのXperiaシリーズから出ているフラッグシップモデルとなるだろう。
こうした強い競合がひしめく持つゲーミングAndroidスマートフォン市場の中で、“Black Shark”が持つ最大の優位点がある。価格だ。こちらの端末は税込みで12万円を切る価格設定となっている。
この価格帯でゲーミングスマホとして最前線を走れる性能を持っているほか、物理トリガーやモーションセンシングなどの一般的なスマホと一線を画する機能を備えているので、スマホゲームを本気で楽しみたい人は、ゲーム用端末として検討してみるといいだろう。
日本向けTwitter公式アカウントの情報更新も非常に活発なので、気になった方はぜひチェックしてみてほしい。
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