『アイドルマスター』食と癒しが楽しめる新作漫画『765プロの台所』がいよいよ本格始動【アイマス日記第178回】
2022-08-27 10:00 投稿
ありそうでなかったアイマスと食がテーマのコミカライズ
バンダイナムコエンターテインメントが展開する『アイドルマスター』シリーズ関連の話題を取り上げる『アイマス日記』をお届け。
担当:東響希
『アイドルマスター』に登場する“765プロオールスターズ”がメインとなった新作連載コミック、『765プロの台所』の連載がスタートした。こちらは、“現場猫”などで有名なイラストレーターのくまみね氏によって描かれるアイマスと食がテーマとなっているショートコミックだ。
くまみね氏は、元々“ニコニコ動画”でアイマスキャラの二次創作動画などを投稿しており、最初の『アイドルマスター』から“プロデューサー”として活動するベテラン。7月に開催された『THE IDOLM@STER 765PRO ALLSTARS LIVE SUNRICH COLORFUL』にて連載が発表され、“現場猫”で知っている“プロデューサー”や“ニコニコ動画”で知っていた“プロデューサー”からも驚きと期待の声が多く聞かれた。
発表と同時に第0話が公開され、“秋月律子”が作った特製の栄養スムージーを全員で味わうというもの。皆が微妙な顔を浮かべ、外に出て気分を変えながら飲んでみようと“天海春香”が提案するも、結局は状況は改善せず。しかし、さりげなく“四条貴音”は飲み干しているという細かい描写は流石である。
満を持してスタートした第1話では、“天海春香”によるクッキーがテーマだ。お菓子作りと言えば“天海春香”という代表的なステータスがしっかり描写され、食とアイマスを語るうえでは、王道のオープニングだ。可愛らしいクッキーをみた“菊地真”が「かわいくって食べづらくなっちゃうな」と語っているあたりは、可愛いもの好きの設定が生かされている。一方で、“菊地真”のイケメンボイスで同じ台詞を言われたら思わずニヤけてしまう“プロデューサー”もいるのではないだろうか。1つの台詞でふたつの側面が観られる絶妙なワードチョイスだ。
それに対比するように、“三浦あずさ”が躊躇なく食べてしまい気まずそうに苦笑いしている表情も面白い。個人的に『アイドルマスター』のTVアニメでは、ダイエット中だったとはいえ、美味しそうなプリンを思わず食べてしまったシーンが思い出され、懐かしい気持ちにもさせてくれた。
本家『アイドルマスター』のコミカライズは多数展開されたが、現在のところ2008年から連載中の『ぷちます!』のみ。最後のコミカライズは、おそらく2014年まで連載されていた『アイドルマスター2 The world is all one!!』となるので、“765プロオールスターズ”がメインとなっている新作は実に8年ぶり。今後、どのようなペースで連載されていくのか、単行本化なども楽しみにしたいところだ。
©BANDAI NAMCO Entertainment Inc.
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