『アイドルマスター ポップリンクス』未登場アイドルのイラストが収録される公式本発売にテンション爆上げ!【アイマス日記第166回】
2022-07-21 22:51 投稿
最後まで登場しなかった担当アイドルのビジュアルが見られるようなので公式本はゲットしたい
バンダイナムコエンターテインメントが展開する『アイドルマスター』シリーズ関連の話題を取り上げる『アイマス日記』をお届け。
担当:東響希
2022年7月21日、『アイドルマスター』では初となるパズルゲーム『アイドルマスター ポップリンクス』のサービスが終了した。こちらは『アイドルマスター』ブランドから『アイドルマスター』、『アイドルマスター ミリオンライブ!』、『アイドルマスター シンデレラガールズ』、『アイドルマスター SideM』、『アイドルマスター シャイニーカラーズ』のアイドルが登場するゲームで、“ポップリンクス フェスティバル”という大型ライブに参加するという設定だ。
パズルゲーム“ツムツム”を踏襲したシステムになっており、3人1組のユニットを編成するのだが、前述のさまざまな作品に登場するアイドルから自由に編成できるという点がウリのゲームだった。しかし、今年4月にサービス終了が発表され、今日にいたる。また、公式サイトも8月22日に閉鎖予定だ。サービスの継続と共に、全アイドルが実装される予定だったが144名が未登場のまま、エンディングとなってしまった。
「アイドルマスター ポップリンクス」は2022年7月21日をもちまして、サービスを終了いたしました。
本日までサービスを続けることができたのは、プロデューサーの皆さまのご愛顧のお陰です。心より感謝申し上げます。
詳細は、ゲーム内もしくは公式HPをご覧ください。https://t.co/G5TvvHRREx— アイドルマスター ポップリンクス公式 (@imas_poplinks) July 21, 2022
本作の良かった点は、再三になるが『アイドルマスター』のメインとなる5大ブランドの全アイドルが登場するという設定だった。ひとつのゲームに集約するにあたり、キャラクターデザインも統一されており、新しいビジュアルが見れる点は嬉しいところだった。
また、アイドルたちを自由に組み合わせてユニットにできる点もおもしろかった。さまざまなブランドをプレイしている“プロデューサー”諸兄であれば、自分なりの設定や親和性を見出して、ユニット内のやりとりなどを妄想できたりするわけだ。
一方、イマイチだったところは、さまざまなブランドのアイドルが登場しているのに、ゲーム内でのストーリーやコミュがなかったこと。これは、ブランドの越境については否定的な意見があるところにも関係しているのかもしれない。大多数というわけではないが、そういった声が一部あるというのも聞く話だ(幸い、自分の周りではそういった意見はなかった)。ただ、全ブランド登場という企画をしたからには、もっとやりきって欲しかったのも正直なところ。4コマ漫画という形で、アイドルたちが会話している様子が見られたが、ゲーム内でストーリー性のあるコミュをボイス付きで楽しみたかった。
ストーリー性のあるコミュや、イベントが組まれれば必然的に楽曲制作というところにまで発展するだろう。『アイドルマスター ポップリンクス』の楽曲はメインテーマの“POPLINKS TUNE!!!!!”のみだったので、オリジナル曲がもっと聞きたかったというところも付け加えておきたい。
パズルゲームという難しさもある。『アイドルマスター』関連のアプリゲームはかなり多く、「アイマスが忙しくて、アイマスができない」状況に陥りやすい。そのバランス調整というわけではないが、リズムゲーム関連アプリは軒並みオートでプレイできる機能が実装されており、育成がメインの『アイドルマスター シャイニーカラーズ』でも一部ではあるが実装されている。しかし、パズルゲームはランダム性があるうえ、プレイ方法によって時間の長短が生じるので、オートプレイにするのは難しい。
また、アイドルが実装がなかなか進まなかった点もある。とくに『アイドルマスター シンデレラガールズ』は、人数が多いだけにサービス終了までに半分程度しか実装されていない。担当アイドルがいないので、様子見をしていた“プロデューサー”もいるのではないだろうか。個人的にも担当のひとりである“道明寺歌鈴”が登場しなかったのは残念なところである。
ただ、こちらに関しては今後発売予定となっている公式コンプリートガイドブックにて、4コマを担当しているさんねこ先生が未登場のアイドルを描き下ろして収録するということなので、ぜひチェックしていただきたい。
個人的には、お祭り的な作品はもっとやって欲しいと思っているところであり、ゲーム内容やシステム次第ではまたおもしろいものができるのではと考えている。ぜひ、こういったチャレンジは今後も続けていただきたいところだ。
©BANDAI NAMCO Entertainment Inc.
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