『逆転オセロニア』アズリエル(ダメマス)/世界のザキヤマが独断と偏見で選ぶ推し駒`s 【FILE126】

2022-05-28 19:00 投稿

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逆転オセロニア

ダメマスデッキに革命!

ドーモ、世界のザキヤマです。

5月20日〜25日まで、ガチャ“ダメージマスデッキコレクション”が開催されていました。今回は遅ればせながら、表題のアズリエルについてアレコレ語っていきたいのですが、このコレクションガチャの登場は驚きましたね。

ダメマスって、理屈の上では明らかに最強なんですよ。自分にも被害がある共用ダメマスA・Bは流石に難しいので、ダメマス=敵用ダメマスBを前提としますが、相手が回復使わなかったら10回踏ませれば勝ちですからね。

もちろん、そんなことはまったく現実的ではないのですが、例えばHP30000の相手が3回踏んだ場合は9000ダメージなので、うまくいけば素晴らしく有能です。ついでに相手がダメマスを嫌った進行を選んでくれると、盤面も取りやすいというオマケ付き。

とはいえ、これまでのダメマスデッキはロマン枠という扱いでした。なにせよっぽど戦いが長期化しないかぎりはランダム性がとんでもないですし、だいたいは火力で押し切られます。

とりあえずダメマス駒を投げているだけではまったく勝てないので、いろいろなスキルと組み合わせたり、みんながあれこれ工夫をしてきた経緯があるんですよね。僕自身も一時期ものすごく使ってました。

ただ、最近は流石に環境が変わってきた&魅力的な新スキルが多数登場したこともあり、よっぽど運試しでもしない限りダメマスデッキは使わないかなあ……という状況下で、唐突な“ダメージマスデッキコレクション”ですよ。「この時代にダメマス推してくるの!? マジかよありがとう!!」と目を疑うレベルで個人的には狂喜乱舞でした。

というわけで改めて、今回は“ダメージマスデッキコレクション”のキー駒、“[骨三郎パンチ]アズリエル”についてです。

ちなみにアズリエル、すでにさまざまなバージョンがいる人気キャラなわけですが、そろそろ1ページ埋まるくらいに増殖しています。

図鑑

▲“アズリエル”の名を冠するキャラ数は膨大。実際はこれに『モンスト』コラボの“アズ&パンドラ”が追加される形です。なお、右下の亀は正月イベントに関連した“アズリエル宛レタータートル”。

ここまで多いと略称を使わざるを得ないので、さしあたり本記事では“ダメアズ”と表記していきます。なんだか弱そう申しわけないのですが、実際はものすごく優秀なのでご容赦を。

ダメマスアズ

ダメアズのスキルは“表になっている4ターンの間、ひっくり返したあとの盤面の自分の周囲の通常マスを2個敵用のダメージマスBに変換する”というものですが、このタイプのダメマススキル、これまでなかったんですよね。

まず注目すべきは“4ターン持続する”こと。これは同時期に追加されたダメマス生成スキルを持つレイホウやリッチも同様なのですが、ダメマスって後半になるほど抽選的な意味で強くなるんですよね。

6×6盤面だと計36マス(実際は開始時に4つ埋まっているので32)あることになりますが、1ターン経過で互いに1キャラずつ打つので、これが2マスずつ減っていきます。つまり、都合のいい場所にダメマスが発生する確率がどんどん上がっていくわけです。

ダメアズが生成できるのは1ターンに2個×4ターンで合計8個なので、進化シェイドのポン出し7個生成に比べると即効性はないのですが、結果的には好配置にダメマスを生成してくれやすい性能となっています。

とはいえ、ダメアズに関してのみこちらの説明は的確ではありません。というのも、リッチやレイホウの場合は“一定ターンの間、通常マスをランダムで変換”するものですが、ダメアズが対象とするのは“自分の周囲の通常マス”。

初手C打ちをした際や、いつ使ったかによってはこの限りではありませんが、どう進行しても踏んでくれなそうな辺や角などを抽選から外せる時点で、ものすごく優秀です。

要するにダメアズの場合は、対象とするマスがリーダーでの楔生成と同じわけですね。ある程度の出目が予測できるのは、ダメマスデッキにとって革命とすら言えます。

そしてこれも推したい仕様なのですが、たとえばダメアズが発動している段階で進化シェイドのようなランダムダメマス生成を使うと、順番的にはダメアズ⇒シェイドとなります。

出方1
 
出方2

▲自分の駒の周囲(ダメアズ)⇒そこを除外したランダムなマス(シェイド)という順番。

ダメアズが対象とするのは“自分の駒の周囲”なので、仮にシェイドのダメマスがそこをすべて埋めてしまった場合、アズリエルのダメマスが減る、ないし発生しないことになってしまいます。

これは極端な例ではありますが、アズリエルがほかのダメマス生成キャラの動きをサポートできるのもうれしいポイントです。

あと、トリッキーなキャラのわりにリンク条件が“魔駒10枚以上”と緩いのもいいですね。ダメマスはランダム性の点から生き残らないとどうしようもないものの、最近は魔キャラ編成条件の回復持ちもいますし、これは「ダメアズで長期戦をするのだ……ダメマスを踏ませるのだ……」という運営からのお告げに違いありません。

ダメマスデッキ

▲ダメアズのみだと全盤面を埋めるには足りないため、ダメマスの先駆者であるシェイドさんをトップに。あとは回復やデバフでしぶとく存命し、強制的にダメマスを踏ませていく作戦です。

以下、こちらのデッキがものすごくうまくいった例を紹介します。

0

▲初手のシェイドは完全に博打ですが、まずはお相手の初手であるE3、そして後々に踏む可能性のあるD1を埋めてくれたのがエラい。

1

▲この進行だと白はB3⇒D1、もしくはB2のXから圧をかけていくことが多いですが、ダメアズがピンポイントで仕事をしてくれました。前者の場合、最低2回はダメマスの餌食になります。

2

▲お相手はやむなくB4に設置。何年か前に流行っていた古(いにしえ)の進行ですが、僕も踏みたくないので同じ選択をすると思います。望まない動きを強要できるのもダメマスの醍醐味のひとつです。

3

▲最終的にはこちらの形に。お相手はつぎのターンで強制的にダメマスを踏まされ、何を打とうとこちらの勝利となります。

もちろんダメアズを早い段階から引ける上振れがあったとしても、ランダム性が強いことに変わりはなく、上記のような気持ちのいい展開に持っていけることはそう多くありません。とはいえ、ダメアズのおかげで従来のダメマスデッキに比べると相当に確度が上がったな、という印象はありますね。

ちなみにダメアズはコンボが毒ライフバースト。この手のキャラはコンボが攻撃的でないか、同じくダメマス生成であることが多いので、こちらでダメージを取っていけるのも優秀です。

コンボ

なお、今回登場した“ダメージマスデッキコレクション”と“マナデッキコレクション”のキャラたちは、各々が格闘大会に出場しているというバックボーンがあります。

ダメアズは骨三郎をグローブ代わりに使うという、恒例の可哀想な扱いをしていますが、そんな骨三郎によるコンボは毒霧。もはやヒールレスラーのそれなのですが、無国籍かつバーリトゥード(なんでもあり)な大会の雰囲気が伝わってきたのが密かにツボでした。

デッキ2

▲ダメアズ入りだとこんな構築も。毒バフリーダーでコンボをより活かしやすくなります。

結論としては、ダメアズは汎用性が高いうえ、ダメマスデッキをかなり実用的なところまで引き上げてくれた立役者と感じています。

コレクション駒なので入手ハードルはある意味で超駒・強駒などより高めではありますが、手に入った人はいろいろな構築で楽しんでみてはいかがでしょうか。うまいことハマると最高に楽しいですよ!!

【“世界のザキヤマが独断と偏見で選ぶ推し駒`s ”のまとめはこちら】

文/世界のザキヤマ(@zakiyamaofworld

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逆転オセロニア

対応機種iOS/Android
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ジャンルRPG/テーブルゲーム
メーカーDeNA
公式サイトhttps://www.othellonia.com/
公式Twitterhttps://twitter.com/Othellonia_info
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