『マギレコ』や『ロススト』の最新情報のほか、新作アニメ『コードギアス 奪還のゼット』の動きも明らかになった“f4ファンフェスティバル”新情報まとめ
2023-12-06 20:09
2022-05-13 18:00 投稿
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コードギアス 反逆のルルーシュ ロストストーリーズ
2022年5月17日にDMM GAMESよりリリース予定の『コードギアス 反逆のルルーシュ ロストストーリーズ』(以下、『ロススト』)。
本作は、アニメ『コードギアス 反逆のルルーシュ』の物語にゲームオリジナルの主人公を加えたストーリーが楽しめる、スマホ・PC向けゲームだ。2018年の発表ののち、3年間の沈黙を経て再始動が発表された本作が、いよいよ配信となる。
『コードギアス 反逆のルルーシュ ロストストーリーズ』3年間の沈黙を破って開発陣が語る。「決してブレない新たな主人公が、『反逆のルルーシュ』の世界を変えていく」
今回ひと足先に触ることができたので、その内容をお届け。ストーリーやシステムなどの詳細に触れる前に簡単に総評を述べると、ストーリーは抜群におもしろく、かつ歯応えのあるバトルを楽しめる作品になっている。
気になるオリジナル主人公は悪目立ちせず、しかししっかりと主人公らしく芯のあるキャラクターとして登場している。物語は原作同様に続きが気になって仕方がない仕上がりだ。
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※掲載画像は全て開発中のものとなります。画像、内容ともに実装時は異なる場合があります
序文で触れた通り、『ロススト』ではオリジナルの主人公が登場する。
主人公は男性、女性を選択することができ、デフォルトネームはあるが名前も自由に設定可能だ。
主人公の性別によってシナリオ内容が大きく変化することはなく、性別、名前ともに後から好きなタイミングで変更できるので、選択にそこまで迷う必要はない。
▲男性主人公(CV:内田雄馬さん)のデフォルトネームはマリオ、女性主人公(CV:大橋彩香さん)はマーヤ。
初回起動時のデータダウンロード中に行われるチュートリアルはアニメ10話、11話のナリタ攻防戦の場面からスタート。
主人公は黒の騎士団の一員。ナイトメアフレーム“蒼月”に騎乗して戦闘に参加し、ダールトンとの戦いに臨む場面が描かれる。
スザクの駆るランスロットからゼロを守るなど、騎士団のなかでも重要な立ち位置になっているようだ。
▲主人公のナイトメア・蒼月。巨大な盾の付いた左腕が特徴的だ。
▲通信画面でゼロ(ルルーシュ)が仮面を着けていないが、主人公は黒の騎士団発足前の段階で彼の正体を知っており、その意味でもほかのメンバーとはやや立場が異なる。
▲特殊な立ち位置とは言え、カレンや扇とのやり取りは騎士団のメンバー同士という距離感で、特別扱いされすぎていないのが好感触。
チュートリアル後に流れるオープニングアニメでは、FLOWが歌う“PENDULUM”とともに主人公やルルーシュたちの姿が描かれる。
原作でおなじみの場面に主人公が加わっており、なじみ深くも新しいという独特の感覚で楽しめた。
▲冒頭に登場する折り鶴は主人公にとって大きな意味を持つ。
▲アニメ序盤で描かれたアッシュフォード学園でのドタバタ劇にも主人公の姿が。
▲飛翔滑走翼も登場しており、アニメ1期だけでなく2期の『コードギアス 反逆のルルーシュR2』まで描かれるようだ。
オープニングアニメの後にはガチャなどのチュートリアルが展開。
ここではナビゲーションキャラクターのアノネとC.C.(シーツー)らしきキャラクターが登場する。
この場面のみメタ的な発言があることや、C.C.らしきキャラの名前が“C.C.(?)”となっていることも気になるが、この点については今回のプレイでは不明なままだ。
▲謎の空間(Cの世界だろうか?)でプレイヤーと遭遇するC.C.(?)。プレイヤー=主人公なのかも明らかになっていないため、そのあたりの設定も気になるところ。
▲ナビゲーションキャラのアノネ。チュートリアル後も一部メニュー画面で登場する。
オリジナルの主人公を加えた新たな物語が展開する本作だが、ストーリーの流れは基本的に原作アニメに沿ったものとなっている。
メインストーリーはフルボイスで展開し、主要キャラクターたちはもちろん名無しのモブにいたるまでボイスがあるため、オートで再生すればアニメに近い感覚で楽しめる。
今回プレイできた範囲(3章まで)では、原作アニメの6話(ゼロの仮面がネコに盗まれアッシュフォード学園中を巻き込む大騒ぎになる回)までが描かれた。
▲原作屈指のコメディ回とも言われる6話のネコ騒動。フルボイスなこともありゲームでもアニメ同様に笑えるやり取りが楽しめる。
物語に変化を加えていく本作の主人公だが、彼(彼女)はブリタニア人と日本人のハーフであり、ブリタニアによる日本侵攻の際に両親の命を奪われている。
その後ブリタニア人の養母に引き取られ、自身がハーフであることを隠しながら、ブリタニア人としても日本人としても割り切れない生活を送っていた。
しかしその生活は、ルルーシュがC.C.と出会うシンジュクゲットーでの事件をきっかけに大きく変わっていくことになる。
▲“ロストストーリーズ”というタイトルの通り、主人公は奪われた自分の物語を取り戻すべく戦いに身を投じる。
▲シンジュクゲットーで投棄されたサザーランドに乗り込み、ルルーシュの指揮下で戦う主人公。
▲その後クロヴィス暗殺の場面を目撃し、レジスタンスに指示を出していたのがルルーシュだったことを知る。
ルルーシュがゼロとなる前からその正体を知ることとなった主人公だったが、のちにルルーシュも主人公の正体を看破。ふたりは秘密を共有する同志となる。
その後、ミレイ会長の采配によって主人公はカレンともども生徒会に加わることとなり、学園内でもルルーシュたちと交流を深めていく。
スザクが学園に転入してきた際は、差別を受けるスザクに対し逡巡したのちに手を差し伸べるなど、『コードギアス 反逆のルルーシュ』の世界の住人として非常に自然なかたちで物語に関わっていく。
▲主張が強すぎるわけでもなく、それでいて主人公らしい存在感がある。作品の雰囲気を崩さないストーリーが展開するので、原作ファンも新たな気持ちで楽しめるだろう。
今回プレイした範囲では主人公はまだ黒の騎士団に加入していないため、本作がリリースされた際にはそこも含めた今後の展開が非常に楽しみだ。
原作アニメを見てストーリーを知っていても、先を見たいと思わせる作品の魅力は健在。プレイしているととにかく続きが見たくなって仕方がない! 原作のラストと、全く違う結末が待っているのだろうか……?
▲主人公が面倒を見てあげている日本人の少女・陽菜や主人公の養母・クラリスなど、主人公を取り巻くキャラクターとのやり取りも見られる。
▲もちろん原作の名場面も楽しめる。ジェレミアが全力を挙げてゼロたちを見逃すシーンには顔が緩まざるを得ない。
なお、本作ではストーリーとバトルは直接紐づいてはおらず、バトルで特定のステージをクリアーするとストーリーが開放されていく仕組みになっている。
開放されるたびに細かく読み進めていくのも、ひと通りクリアーして一気に見るのもプレイヤーの自由だ。
『ロススト』のゲーム部分は、ナイトメアを駆使して戦う“ナイトメアフレームバトルRPG”。つぎつぎと現れる敵を撃退して拠点を守る、わかりやすく言うとタワーディフェンスだ。
地上と空中、ふたつの移動タイプを持つ敵を近接攻撃、遠隔攻撃の攻撃タイプを持つユニットを駆使して撃破していくこととなる。
▲時間経過などで増加するコストを使ってユニットを配置し、青く表示される拠点への侵入を防ぐ。侵入する敵を一定以下に抑え、敵をすべて撃退すればクリアーだ。
▲配置する場所や向きなどが戦いの鍵を握る。
▲基本的には俯瞰視点での戦いだが、特定の敵との戦いでは一騎打ちのようなモードに移行し、ナイトメアがぶつかり合う様が見れる。攻撃はオートで行われ、画面右のボタンでスキルなどを発動する。
ユニットはキャラクターとナイトメアのセットで構成され、複数のユニットで部隊を編成する。
キャラクターとナイトメアにはそれぞれコストが設定されており、それらを組み合わせた数値がユニットとしてのコストになる。
ナイトメアは近接、遠隔の2タイプに分かれ、それぞれ下記のような違いがある。
近接:敵進路に配置でき地上の敵を足止め可能。出撃コストが低く、攻撃範囲が狭い。
遠隔:高台に配置でき空中の敵も攻撃可能だが、敵の足止めはできない。出撃コストが高く攻撃範囲が広い。
▲キャラクターごとに近接攻撃や遠隔攻撃、防御などの倍率があり、ナイトメアの能力値にこの倍率をかけたものがユニットとしての能力となる。キャラクターによって近接、遠隔の適性が異なるのもポイントだ。
▲まずは近接と遠隔、そしてコストのバランスを考えた編成が大事だ。
また、キャラクターは6タイプのいずれかに分類され、パラメーターやスキルの特徴が異なる。
突撃:配置コストが低く、配置後にコストを増加させるスキルを持つ。
守護:ブロックできる数が多く、HPやDEF RATEも高く耐久性に優れる。
殲滅:近接、または遠隔のATK RATE戦闘能力が高い。
策略:配置時にスキルを発動でき、再配置に必要な時間が短い。
修理:攻撃を行わない代わりに、範囲内の味方を回復できる。
特殊:味方のコストダウンなど、特殊なスキルを持つ。
守護以外は基本的に1体しか敵をブロックできないので、敵を処理しきれない場合は守護でブロックしつつ高台からの援護射撃で撃破を狙うなど、タイプごとの適材適所が非常に重要だ。
コストの関係もあり、ただレアリティの高いキャラクターを編成すればいいわけでもないため、編成の時点から戦術性を楽しめる。
▲キャラクターを機体に乗せると、迫力の演出とともに高威力の攻撃などを行えるナイトメアスキルが発動可能になる。発動には戦闘で溜まるゲージを消費する。
▲ナイトメアは機体ごとに近接、遠隔が分かれているが、素材を使って“武装解放”を行うと遠近のタイプが選択可能になり、性能も変化する。
あくまで先行プレイでの段階では、という前置きはしておきたいが、本作はなかなかに歯応えのある難度だ。
1ユニットがブロックできる敵の数やコストによる出撃の制限などもあり、タイプの使い分けを把握していない序盤はもちろん、プレイに慣れた後も苦戦させられることは少なくなかった。
しかしそのぶんギリギリでクリアーできたときや敵を1機も残さず撃破できたときの達成感も強い。
誰をどこに、どの順番で出撃させるか、場面によっては先に登場する敵を敢えて見逃してからユニットを配置するなど、工夫できる要素が多い。戦術を巡らせる感覚はまさにルルーシュになった気分だ。
▲ステージによってはすさまじいラッシュが発生するが、配置や立ち回りを工夫すれば何とか突破できる。
また、救済措置のようなものとしてプレイヤースキルが用意されており、こちらは1日1回と強い制限がかかっているぶん非常に強力だ。
なんと指定したマスを崩落させ、発動時にそのマスにいたユニットは敵味方問わず戦闘不能にしたうえでそのマスを通行不能にしてしまう。
原作にあった足場崩しの戦術をそのままゲームに持ち込んだような性能だ。
敵の出撃拠点からのルートを潰して出撃不能にするなど、1日1回の制限を差し引いてもとんでもない性能となっており、この思い切ったバランスにはいい意味で驚かされた。
▲発動位置によっては敵が進行ルートを変えて対応してくるので、使いかたには要注意だ。なお使用後に敗北した場合、使用回数は減らなかった。
ステージが進むにつれて防御に特化したものや、攻撃によって味方を一定時間行動不能にするスタン持ちなど、厄介な敵も増えてくる。
エンドコンテンツとなるであろう“チャレンジ”モードも存在するが、メインクエストも決してぬるくはない本作。バトルを通しても『コードギアス 反逆のルルーシュ』の感覚が味わえることだろう。
バトルを切り抜けるうえで欠かせないのが部隊の強化だ。
ユニットとして編成するキャラクターはガチャで入手し、一部のキャラクターを獲得すると同時にナイトメアが手に入る。
同一のキャラクターを獲得した場合はレベル上限を引き上げるための素材が手に入り、ナイトメアに関しては“ナイトメア開発”で機体を増やすのに必要な素材が入手できる。
▲ガチャ演出はチェス盤をモチーフにしたものとなっている。
▲ルルーシュやスザクはもちろんシャルルやミレイなど幅広いキャラクターが登場。純粋にキャラクターを集めるのも楽しい。
※画像に記載されている“治療”は、正式サービス時には“修理”の表記へ変更となります
部隊強化でメインとなるのは、キャラクターのレベルアップと覚醒だ。
それぞれ専用の素材を使って行い、レベルアップや覚醒によって各種パラメーターが成長し、スキルの習得や強化が行える。
▲一定レベルごとに追加で能力アップやスキル習得、コストダウンが発生する。
▲強化、覚醒、限界突破が可能かどうかはキャラクターカードの右上に色の異なるマークで表示される。画像ではややわかりにくいが、パッと見で育成可能かわかるのは便利。
ナイトメアは武器を強化することで能力の底上げが可能。
先ほども触れた通り、素材を使って武装解放を行えば近接と遠隔の切り換えもできるようになる。
▲重複入手で獲得した素材を使えば機体を開発し、同一機体を複数編成できる。
各種育成素材はデイリークエストで集めていくのが基本となる。
デイリークエストは1日にクリアーできる回数が決まっており、育成は比較的ゆっくりと行っていくイメージだ。
結果的に育成素材のリソースが限られることもあり、バランスよく育成を進めるか少数精鋭で挑むか、誰を優先して育てるかなど、育成面でも悩ませてくれる作品だ(それを考えるのも楽しいのだが)。
また、ガチャに使用するサクラダイトを使えばデイリークエストの挑戦回数の増加や、育成素材セットの購入も可能。すぐにストーリーを開放したい場合は選択肢のひとつになるだろう。
以上、『ロススト』の概要や所感を紹介したが、まず強調したいのはストーリーのおもしろさだ。
原作を見た人なら言わずもがなだが、少なくとも今回プレイした範囲では原作のストーリーから大きく逸脱しているわけでもないため、『コードギアス 反逆のルルーシュ』を知らない人でも原作に近い感覚で楽しめるだろう。
ゲームオリジナルの主人公が今後どのようなif展開をもたらすのかも気になるところであり、単純に読み物としても期待が高まる。ルルーシュをはじめとするキャラクターたちの運命は主人公によって変えられるのだろうか?
▲ホーム画面では入手したキャラクターを自由に設定できるほか、背景に並ぶナイトメアをアレンジしたりキャラクターカードをホーム画面にすることもでき、作品世界をたっぷり楽しめる。
歯応えが強めのゲームバランスに関してはライトユーザーの反応が気になるところだが、純粋にタワーディフェンスのゲームとして見もかなり楽しめるものとなっている。
確定入手のユニットがなく、部隊編成に運が大きく関わってくる点がリリース時にどうなるのかも注目だが、デイリークエストで部隊を育てていけば攻略は進められ、ガチャに必要なサクラダイトも集められる。
▲メインストーリーを進めていくと、味方の残りHPを引き継いで戦うサバイバルモードのような“遠征”なども開放される。挑戦できるコンテンツは多そうだ。
いち『コードギアス 反逆のルルーシュ』ファンとして、3章を読み終えた時点で続きが見たくてたまらなくなっており、本作のリリースが非常に待ち遠しい。
原作ファンの人はぜひとも期待しながら続報を待つとしよう。
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©SUNRISE/PROJECT GEASS Character Design ©2006 CLAMP・ST
©SUNRISE/PROJECT GEASS Character Design ©2006-2008 CLAMP・ST
©SUNRISE/PROJECT G-AKITO Character Design ©2006-2011 CLAMP・ST
©SUNRISE/PROJECT L-GEASS Character Design ©2006-2017 CLAMP・ST
©2019 EXNOA LLC・f4samurai
対応機種 | iOS/Android/ブラウザ |
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価格 | 無料(アプリ内課金あり) |
ジャンル | アクションRPG |
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メーカー | EXNOA |
公式サイト | https://geass-game.com/ |
公式Twitter | https://twitter.com/geass_game |
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コピーライト | (C)S/PLG CD(C)CLAMP・ST |
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