『アイドルマスター シンデレラガールズ』10周年企画“My Best Cinderella Songs”で投票した楽曲の話【アイマス日記第121回】

2022-01-07 19:56 投稿

バンダイナムコエンターテインメントが展開する『アイドルマスター』シリーズ関連の話題を取り上げる『アイマス日記』をお届け。
担当:東響希

3

300曲近くの中から3曲を選ぶ辛さ…

『アイドルマスター シンデレラガールズ』では、10周年の特別企画として、これまでリリースされている同コンテンツの楽曲の中から3つを選んで投票する“My Best Cinderella Songs”が、2022年1月3日まで開催されていた。

 
7

投票対象となる楽曲は300曲を超えている状況で、どれにしようかとまじめに考えるほど時間がかかってしまうので、最初に決め打ちしていたものにブレずに投票した。正直なところ、投票後にもあれこれ考えてしまうほどにもどかしい中での選曲だったが、今回はその3曲と投票理由を挙げてみたい。

1.さよならアンドロメダ
これだけは最初から選ぶつもりだった1曲である。作曲を担当する“TAKU INOUE”氏の楽曲は、様々なジャンルのダンスミュージックが取り入れられており、どの曲も魅力的。特に『アイドルマスター シンデレラガールズ』の“Hotel Moonside”や『アイドルマスター』の“Miracle Night”などのEDMサウンドを盛り込んだものは、アイマス楽曲の中でもパイオニアと言える。その中でも、この曲はバラード調となっており、リズムやダンスサウンドではなく、メロディや歌詞を聞かせるようなイメージを感じる。“渋谷凛”、“森久保乃々”、“大和亜季”の3人のハーモニーも美しく、やさしく包みこむようなそれでいて切ない歌声で、聞くたびに心が浄化されていくような1曲。個人的な再生回数でもダントツ1位なのでこれは外せない。
『アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ』(以下、『デレステ』)では、名作“銀河鉄道の夜”を思わせる演劇メインのコミュや2DリッチのMVもオススメ。

4

2.Driving My Way
こちらはフュージョンを取り入れたロックサウンドである。作曲・編曲を担当した山本真央樹氏と共同編曲に参加した小栢伸五氏がフュージョンバンドで活動しているというところで依頼された曲でもあり、『アイドルマスター』の新境地を見せつけた楽曲である。山本氏と小栢氏と歌唱メンバーの一人である安野希世乃さん(木村夏樹役)の対談動画でも触れられていたが、本来のフュージョンは各プレイヤーの技巧やサウンドがメインで、ボーカルが付くということはほぼないとのこと。それだけに、ボーカルにも超絶技巧が求められるわけだが、安野さんに加え、佐倉薫さん(黒埼ちとせ役)、千菅春香さん(松永涼役)という歌唱力の高い3人の歌声がさらに完成度を押し上げている。“さよならアンドロメダ”とは一転して、歌だけでなくサウンドとして体でリズムを刻みたくなるような熱いロックナンバーで、近年で一番刺さった曲である。ライブで披露されたことはないが、できれば作曲陣2名も含む生バンドサウンドで聞いてみたいところ。こちらは、まだ『デレステ』の方では登場していないので、イベント内容やコミュがどのようなものになるかというのも楽しみである。

 
1

▲『THE IDOLM@STER CINDERELLA MASTER 3chord for the Rock!』に収録されている。

3.Snow*Love
迷いに迷った3曲目だが、様々な候補の中から選んだのがこの曲だった。冬の曲というところで今の季節に引っ張られたこともあるのだが、個人的にとにかく何度も聞きたくなる中毒性を感じる。作詞作曲編曲を担当したヒゲドライバー氏によれば「雪がテーマのキラキラエレクトロ」ということで、そもそも“エレクトロ”は1980年代初頭に流行した電子音楽のジャンルで、ダンスミュージックシーンにも影響を与えたジャンルとある。実際にダンスミュージックをイメージしながら本作を聞いてみると、確かに自然と体が動かしたくなるリズミカルな曲調が感じられる。さらに、甘酸っぱい歌詞と、パッションメンバー5人のキュートな歌声がマッチし、冬なのに心が熱くなるウキウキしたラブソングに仕上がっている。楽曲はもちろんだが、アニメ『シンデレラガールズ劇場』のエンディングアニメーションで2Dキャラが可愛らしく踊って歌う姿も必見。こちらは5人のユニット曲ということで、オリジナルメンバーでライブは披露されていないが、いつか全員が揃った生歌を聞いてみたい曲である。

 
2

©BANDAI NAMCO Entertainment Inc.

【アイドルマスター関連商品をAmazon.co.jpで検索する】

Amazon人気商品ランキング 一覧を見る

最新記事

この記事と同じカテゴリの最新記事一覧