『アイドルマスター』長い雌伏の時間から各ブランドの動きが活発化!2021年を振り返ってみる【アイマス日記第119回】
2021-12-30 21:27 投稿
バンダイナムコエンターテインメントが展開する『アイドルマスター』シリーズ関連の話題を取り上げる『アイマス日記』をお届け。
担当:東響希
コロナからの復活の年になった2021年
2021年12月28日、毎年恒例となっている年末特番『ゆくM@S くるM@S』が配信され、今年の振り返りとともに来年の動向についても発表された。2020年は新型コロナウィルスの影響によって、ライブ関連が軒並み延期や配信のみという形になってしまったが、今年は様々な対策を行いながら徐々に活動が再開され、復興の年になったとも言える。改めて、各ブランドの2021年の大きなトピックを一つずつ挙げてみよう。
本家『アイドルマスター』は、何といってもコンシューマタイトル『アイドルマスター スターリットシーズン』のリリースだろう。前作の『アイドルマスター ステラステージ』から約4年ぶりとなる新作だが、ブランド合同というお祭り作品ということで発表当初は驚きとともに大きな期待を寄せた。とくにグラフィック面が大幅に強化され、ライブシーンはかなりの見応えだ。さらに、DLCでも各ブランドのアイドルが追加されていくので、今後の展開が楽しみである。
『アイドルマスター ミリオンライブ!』は、延期となっていた7thライブが1年越しに開催された。『アイドルマスター』ブランドの単独ライブとしては初の野外ステージという記念すべき公演でもあった。前日までは大荒れの天気で開催も危ぶまれている状況だったが、“プロデューサー”とキャスト陣の祈りが通じたのか当日は天候が回復し無事に開催。夕方から日没、そして夜へという自然の照明が演出する最高のステージが堪能できた。
『アイドルマスター シンデレラガールズ』は、10周年という節目を迎える記念すべき年となった。現在開催中の10周年ライブツアーでは、愛知公演が延期になってしまったものの、新型コロナが一旦の減少傾向に転じ、12月に延期公演を開催。結果として4ヵ月連続でライブを楽しめることになった。さらに、この延期公演でファイナル公演の追加も発表。しかも、『ゆくM@S くるM@S』にてメットライフドームでの開催で『アイドルマスター』ブランドのライブとしては初の出演者オールシークレットという、とんでもない演出が明かされた。果たしてどのような内容になるのかいまから期待が膨らむ。
『アイドルマスター SideM』は、新作リズムゲームアプリ『アイドルマスター SideM GROWING STARS』がスタートしたばかり。ストーリーやアイドルたちのエピソードをメインに、リズムゲームもしっかり楽しめるものになっている。各楽曲の評価をAランク以上でクリアすれば、オートライブプレイが可能となるという点もじつに親切な設計。また、現在は新ユニット“C.FIRST”のみだが、ライブシーンをフルアニメーションで楽しめるという新体験も味わえる。今後、アニメーションPVは増えていくということで、こちらにも期待だ。
『アイドルマスター シャイニーカラーズ』は、延期されていた2ndライブとともに、3rdライブは初のツアー公演を開催。一部は、新型コロナウィルスの影響によってオンラインでの配信のみという形になってしまったが、最後まで無事に完走した。さらに、年末のクリスマスライブでは、イベントの締めとしてコールされる「アイマスですよ!アイマス!」の後に、サプライズゲストとして川口莉奈さん(斑鳩ルカ役)が登場するというまさかの演出。新ユニット“SHHis”に所属する“緋田美琴”と因縁のあるアイドルだが、どのように今後の物語が展開していくのかが楽しみである。
©BANDAI NAMCO Entertainment Inc.
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