『逆転オセロニア』いちこ(お泊まりスクープ)/世界のザキヤマが独断と偏見で選ぶ推し駒`s 【FILE215】
2024-07-13 19:00
2021-10-02 19:00 投稿
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逆転オセロニア
ドーモ、世界のザキヤマです。
先日9月30日より、超駒パレードに新キャラ・リュミエットが登場した。進化のほうの鼓舞もまだ数は少ないが、注目はやはり閃撃デッキで使える闘化。そこで今回は、闘化リュミエット(以下、リュミエット)を実際に使ってみた所感を紹介していきたい。
リュミエットの特徴は、閃気解放持ちの中では最大の火力を出せること。スキルの系統としてはアルメンダリスと同じだが、回復を含めたアドバンテージはアルメンダリスが6798、リュミエットは8510とけっこうな開きがある。
なお火力と言う点では間違いなく閃撃でぶっちぎりなのだが、そのぶん条件はきびしく、性能を最大限に引き出すためには各2個ずつの閃気が必要となる。
とはいえ、この仕様も見方を変えるとけっこうアリだったりする。というのも、これまで閃気はリュミエットのように特定の閃気を重複させる恩恵があまりなかったのだ。
いや、2段階での閃気解放をコンボで持つキャラはたしかにいるのだが、確定導線でない限り、回避されかねないコンボにワンチャン賭けるよりは、確実にダメージを取りに行けるスキルのほうが圧倒的に信じられる。
なので、リュミエットが超駒の名にふさわしいスペックを持つことはもちろんながら、個人的にありがたかったのは「序盤で閃気が偏っても、後の展開に希望を持てる」という精神的な部分だったりする。
とくに囁きやチャージ系に当てはまるが、だれだってキャラのスキルはできるだけ最大倍率で打ちたいはず。だが、リュミエットの条件はランダムで配布される閃気のため、どうがんばっても運が絡むことは避けられない。
そもそも、閃気を各2個溜めるにはリュミエット自身を含めても最低8ターンかかる。何より最終的にリュミエットが手駒に来るか否かということを加味すると、もはやロマン砲の枠に片足を突っ込んでいるとも言える。
あくまで体感だが、上記を満たしてフルチャージでリュミエットを使えるのは、だいたい10回に1回というところ。ニケでフィニッシュを狙うよりは遥かにラクとはいえ、難度が高いことは間違いない。
「じゃあリュミエットって微妙なの?」というと、もちろんそんなことはない。そこで比較として、同じくスキルでの閃気解放を持つ、アルメンダリス、白梅雪花(闘化)と比較してみよう。
※()内は1段階目
火炎:1600(800)
通常:2400(1200)
回復:1000(500)
雷撃:2000(1000)
ATK:1510
【1個ずつ溜めた場合】
スキルダメージ:3000
総ダメージ:4510
アドバンテージ:5010
【2個ずつ溜めた場合】
スキルダメージ:6000
総ダメージ:7510
アドバンテージ:8510
火炎:1200
通常:1800
回復:800
雷撃:1500
ATK:1498
スキルダメージ:4500
総ダメージ:5998
アドバンテージ:6798
火炎:700
通常:1200
回復:600
雷撃:900
ATK:1289
スキルダメージ:2800
総ダメージ:4089
アドバンテージ:4689
個人的にリュミエットを使っていて大事と思ったのが、「フルチャージでないならば、どこで使っていいか」という妥協ラインを決めておくこと。アポロンなどでありがちだが、使う機会を手ぐすね引いて待っていたら負けた……という経験がある人はそこそこいるのではないだろうか。
こう見ると、アルメンダリスのようにすべてを1個ずつ溜めた1段階目では、コスト15の白梅雪花とそこまで大差がなく、S駒の責務を果たしているとは到底言えないのでこれは論外。
最低でもアルメンダリスに匹敵する、スキルでの4500前後のダメージを出してほしいが、その場合の閃気の溜まり具合は以下となる。
花1、鳥2、月2:5200
鳥2、月2:4400
アルメンダリスを越えるスキルダメージは5200からで、これにかかるのは最短5ターン。フルチャージの高性能ぶりに目が行ってしまいがちだが、じつはこの時点でもほかの閃撃S駒より優秀な値となっている。
基本的に中途半端にリリースしてはいけないタイプのキャラではあるものの、フィニッシュのラインを見定めたい場合などは参考にしてほしい。
当初こそ閃撃デッキは「ハマれば強いけど、一線級かなあ……」という印象だったが、リュミエット入り編成だと「もしかしてこれわりと……いや、相当強いのでは!?」というところに来たと思う。
「超駒=その手のスキル持ちで最強格」という図式は従来から据え置きなので、閃撃の使い心地が好きならばリュミエットは強くオススメできるキャラと言えるだろう。
ちなみに最近は、いわゆる「ガチャの天井」が、今回の超駒も含めシーズン節目以外でも実装されている。上限がある点で従来より優しい仕組みになったとはいえ、真っ当に考えて天井を狙うハードルは低くない。
「昔すごく欲しかったキャラが、ふとした弾みにポロっと出た」というケースも十分にあり得るので、“星のかけら”のご利用はあくまで計画的に!(自戒を込めて)
【“世界のザキヤマが独断と偏見で選ぶ推し駒`s ”のまとめはこちら】
文/世界のザキヤマ(@zakiyamaofworld)
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