『アイドルマスター』CDシリーズ“MASTER ARTIST 4”がいよいよそろい踏み!ピックアップして曲紹介してみる②【アイマス日記第57回】
2021-06-19 12:00 投稿
バンダイナムコエンターテインメントが展開する『アイドルマスター』シリーズ関連の話題を取り上げる『アイマス日記』をお届け。
担当:東響希
いい歌が揃ってきてますますライブへの期待感が募る
前回に引き続き、765プロオールスターズのソロCDシリーズ第4弾、『THE IDOLM@STER MASTER ARTIST 4』シリーズから、ピックアップして紹介。
改めていうことではないが、全部がオススメ曲であり、聞いてほしい楽曲である。そのなかでも、特に印象的だった曲の紹介として今回も3曲ほどあげてみたい。
少女の可愛らしさを前面に押し出した曲から、ダンサブルでセクシーな曲調やなど、多彩な表現が魅力の“三浦あずさ”。今回挑んだのはディスコグラフィーの中では初となるEDMサウンド、“VELVET QUIET”である。イメージ的には“Mythmaker”や“嘆きのFRACTION”のようなかっこいい系の曲にカテゴリされるが、今回はセクシーかつオシャレな雰囲気。さらに、思わず体を動かしたくなるようなリズミカルな楽曲で、様々な要素が盛り込まれた贅沢な1曲だ。
“如月千早”が歌う“Coming Smile”は彼女の成長と歩みを感じさせる1曲だ。“蒼い鳥”のような悲し気なバラードや、“目が逢う瞬間”、“arcadia”のようなアーティスティックな面に押し出した曲に続き、“眠り姫”や“細氷”のようなドラマチックな曲調に葛藤しながらも成長を感じる一面を見せた。ミリオンでは、“Just be myself!!”や“Eternal Harmony”など楽しくて明るい表情も見せてくれたが、今回の“Coming Smile”はまた違った雰囲気。シンフォニックサウンドもミックスされたポップでメロディアスな曲調に、優しく包み込みような歌詞は聞いているだけで笑顔になる温かさがある。様々な経験を経て、充実感と多幸感の中で“如月千早”の思いが詰まった1曲ではないだろうか。
最後は“水瀬伊織”の“ソナー”だ。振り返ってみると、デビュー曲の“フタリの記憶”は少し抽象的な表現で描かれる切ないバラードだった。続けてポップな曲調に熱い歌詞の“DIAMOND”、そして前回は懐メロ感たっぷりの王道アイドルソング“私はアイドル”と、アイドルとして“水瀬伊織”にフォーカスした曲だった。そして今回は、恋する気持ちと葛藤を描いた淡いラブソング。おしゃれな曲調と、モノローグのような歌詞がドラマティックな1曲に仕上がっている。個人的に思ったのは、実際に“水瀬伊織”が恋愛をしているとしたら、こんな感じのシーンが想像できるリアル感もあり、ある意味では等身大の彼女が描かれていると言えるかもしれない。
前回と合わせて計6曲を紹介してみたが、他の7曲も実に名曲ぞろいなので、ぜひ聞いてほしいところ。あとは、これを生で聞ける機会が待ち遠しいところ。
昨年行われるはずだったライブは中止となっており、以降も単独ライブの予定は上がっていない。本当の意味で15周年を迎えた13人全員が揃ったライブに期待したい。
© BANDAI NAMCO Entertainment Inc.
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