【新作】我が進むは修羅道なり!! タップひとつが生死を分ける墨絵風のチャンバラアクション『浪人：ザ・ラスト・サムライ』

その腕を磨き主君の敵を討て

戦乱の世で主君を失った最後の侍となり、多彩な装備を集め、秘めたる能力を開放しながら敵を追う。

それが本記事で紹介する墨絵風のタッチが印象的にチャンバラアクション『浪人：ザ・ラスト・サムライ』だ。

相手の攻撃をタイミングよく弾き、懐に飛び込み形勢逆転を図るなどの駆け引きは必見。

決まれば爽快、コアユーザーも楽しめるスリル満点の剣撃をお届けするぞ。

敵を怯ませ華麗に斬る息を呑むチャンバラ体験

主君の敵を討つための道のりは険しく、そのゆく先々では幾度となく戦いが強いられる。

それらの驚異をすべて払うことで剣の理、真の侍として歴史に名を刻むまでを追体験していく。

その第1歩となるのが敵の攻撃を受ける直前の駆け引きだ。

相手の攻撃に合わせて防御ボタンを押せば弾き（パリィ）が発生。防御不能の強襲に合わせて攻撃ボタンを押せばカウンターの一閃を放つこともできる。

また、相手に攻撃をしかけ体幹（スタミナ）を奪えばダウンさせることも可能。

武器ごとに異なる奥義（集中・速攻・殲滅）を使えば一気に敵を斬ることだってできる。

戦っている感覚を最近のタイトルでたとえるなら『ゴースト・オブ・ツシマ』といったところか。

無闇に刀を振り回さず相手の動きを見極めチャンスを伺う。

そんな緊張感がとても心地よく夢中になれた大きなポイントだ。

敵討ちの旅に欠かせない武具の強化と育成要素

強敵を倒して多彩な武具を集めていくのはもちろん、レベルアップ毎に3つの能力から1つを選択、ステータスをブーストできるのも本作の特徴だ。

報酬金を使って武具を強化できるだけでなく、装備のグラフィックがキャラクターに反映。

さらには装備する武器に応じて攻撃アクションが変化、武具共に外見にマッチした新しい体験ができるのだ。

また、修練を通じて9種類の能力をルーレット方式の開放＆強化していったり、特別な能力を持つ動物をお供に引き連れるなど、プレイを重ねた数だけ深みが増していくのもおもしろい。

最初のボスはスムーズにたどり着くのに対して圧倒的な壁として立ちふさがる存在だ。

問答無用で心をへし折るほどの強敵だが、周回を重ねて9種類の能力やお供、武具を強化することでパワーバランスが徐々に変わってくる。

データとして確実に成長していくキャラクターと、周回することで腕前を磨いていくプレイヤー。

2つの成功体験こそ、諦めない心を育てる隠れた育成要素というわけだ。

P.N.深津庵
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