『逆転オセロニア』いちこ(お泊まりスクープ)/世界のザキヤマが独断と偏見で選ぶ推し駒`s 【FILE215】
2024-07-13 19:00
2021-02-20 19:00 投稿
この記事に関連するゲーム ゲーム詳細
逆転オセロニア
ドーモ、世界のザキヤマです。
活躍の場に恵まれない駒はいろいろある。単純に上位性能のキャラクターがいたり、あまりに初期のキャラすぎてデッキに入れにくかったり、使いどころがニッチすぎたり、その理由はさまざまだろう。
ただ個人的には、今回紹介するエデッサがとくにこの枠に該当すると思う。彼女は火炎のストラクチャーセット“master of FLAME”のバフリーダーとして登場したが、対戦でその姿を見かけた人は少ないのではないだろうか。
ストラクチャーセットは新しいデッキタイプが登場したとき、「こんな戦いかたができるよ!」ということをわかりやすく楽しめるもの。そこに含まれるリーダー駒は後から上位互換となるキャラが登場する例もあるが、少なくともそれまでは活躍が約束されている。ところがエデッサの場合は何かと残念な境遇が続いていると言わざるをえない。
今回はエデッサが辿ってきた火炎まわりの簡単な歴史と、もしかしたらこれからエデッサリーダーを見ることになるかも? という予想を紹介していきたい。
エデッサのスキルは火炎バフ30%のリーダーオーラ。前述の通りストラクチャーセット“master of FLAME”の一員として2018年12月に登場した。
実装当初から、火炎デッキは「相手の駒を残しつつ燃やしていく」という、従来とは異なるプレイスタイルが求められたからこそ、火炎独自の進行を熱心に研究した人もいただろう。
とはいえ、当時の印象としては「ハマればエデッサのバフも乗って強力ながら、駒巡りに左右されると大火炎を作りにくく安定しない」という考えの人が多数だったと思う。
その常識がガラリと変わったのが、2019年2月3日に開催された“オセロニアンの祭典 3rd Anniversary”。ここで準優勝を飾ったプレイヤーであるティラノさんが、カフネリーダーの火炎デッキで華々しい戦績を残したのだ。
いまでこそ、火炎と言えば確実に十字火炎を使えるカフネ/ヴェルトリンデリーダーが一般的になったものの、当時の驚きといったら相当なもの。「火炎デッキでカフネがリーダーなの!?」、「壇上で火炎使うの!?」と多くの人がド肝を抜かれた。とくに僕の場合は興奮しすぎた結果、ご本人に取材しに東京から北海道までうかがったほど。本当に、それくらいの衝撃だったのだ。
もちろん、ティラノさん以外にもカフネリーダーを考案していた人はいたと思う。ただ、生放送で火炎のポテンシャルを目の当たりにした人たちの多くは思っただろう。「火炎のリーダーは永続十字がいいんだ」と。あの瞬間から、現在に至る火炎デッキの素地が広く知られるようになったと僕は思っている。
そして2020年5月、獄炎の登場により間もなくして、なにかと物議を醸し出したラニ火炎が爆誕。もはやリーダーは竜ですらなくなった。
こうして火炎のリーダーと言えば、カフネ/ヴェルトリンデ、ラニが広く使われるようになり、エデッサが採用される余地はほぼなくなった。もちろん、エデッサリーダーの火炎デッキも存在はしたものの、少数派であったことは否めないだろう。
この流れは『オセロニア』的に見ると非常に興味深い。ストラクチャーセットから判断するかぎり、運営サイドは「エデッサリーダーの火炎デッキ」を想定していたはずなのに、結果として違うベクトルで強力なデッキレシピが誕生したということになる。
バフリーダーには、古くは蘭陵王やデネヴ、最新ではリベンジのハッキュウイーなどがいるが、特定のダメージソースを増幅させ火力を出すタイプのデッキで「リーダーはバフオーラ以外がいい」となったケースは、チャージを除いてまずない。
実際のところ、運営さんがこういった流れを予想していたかどうかは定かではない。しかしバフといえばA駒で1.3倍、S駒で1.4倍(蘭陵王とラニ、千代と廻魏羅のような)が通例にも関わらず、いまだにS駒の火炎バフリーダーが登場していないという事実が、答えのひとつだったとは思っている。
エデッサのやむにやまれぬ不遇についてツラツラと解説してきたが、だからといって彼女の価値が減じるかと言えば、それはノーであると声を大にして主張したい。
2月末のカップ戦“ゴールデンアニバーサリー杯”は、コストの関係もあってか楔デッキの勝率が高いと言われている。リーダーはコレクションガチャ入手のディートリヒ、もしくは召喚楔の闘化ウィブサニアあたりが有力だ。これに対し、バフリーダーの殴りデッキや、ヒカキソリーダーのジワジワ系デッキがバチバチと火花を散らすことになるのだろう。
ちなみに闘化ウィブサニアに関してはコストが23と上がっているものの、そこは最新の超駒。自分でも使ってみたがたしかに強い。ついでに言えば、楔にはカシマという超優秀な鹿がいるため、B枠が多くなっても戦力ダウンを補いやすいのもポイントだ。とはいえふとよぎるのは、召喚駒の多さから「火炎が来たら終わるな」ということだった。
じゃあ火炎のほうのコストはどんなもんだろうと見てみると、カフネ、ヴェルトリンデ、メイレンのコストが23、獄炎持ちの闘化テュポーンは25にアップ。そして外周火炎の闘化バレンタイン・ミューニはコスト30。
金色ベルーガ、正月ジェンイー、コルヌゲーラ、ザガードバイスは据え置き20ながら、コスト減の火炎の有力駒がいないことには、「えげつねェな……」とすら思ってしまった。そんなこんなで、ちょっとふて腐れた気分でズラズラとコスト順に持ち駒を眺めていたら……。
|
▲エデッサとA火炎の仲間たちのコストが8に!
これを見るなり、僕は「ロクに調べず偉そうなこと思ってすみませんでした、火炎の活きる路は残されていたんだ!」と180度意見を翻した。
そこで「せっかくだからエデッサリーダーでやってみるか」と前哨戦にふたたび潜ってみたところ……、これがまあ、わりと善戦できたのだ。
というか、エデッサによるバフ効果が思ったより大きい。大火炎が作れなくてもけっこうなHPをジワジワ削っていけるし、コルヌゲーラや金色ベルーガを合わせて大火炎を作れたときの与ダメージは相当なもの。
▲前哨戦にて。えっ、これふつうに強くないか……?
僕の場合はまだ構築が甘いので万全に勝てるとは言いがたいものの、打倒ウィブサニアを掲げている人は、すでにエデッサリーダーで練習しているかもしれない。そう思わせてくれるだけのポテンシャルは十分に感じられた。
そして2月20日より、“5周年特別!Duel Evolution~エキスパンション エディション~”が開始。新スキルである“火球”は囁きのように自駒を参照し、固定の火炎ダメージを与えるもの。同じく新スキルである“マス変換:火炎”は、該当のマスにいる敵駒に火炎ダメージを与える、とのことだ。
この原稿を書いているのが前日2月19日のため、実際に使わないとなんとも言えないのだが、気になるのはこれらのスキルは漏れなく竜単のリンクが付いているということ。
従来の火炎との差別化を狙っていることは否応なく伝わってくる反面、新駒の持つ火球の威力が、通常の火炎を差し引いたとしてもやや低めなことが引っかかる。
そう、これはつまり……ようやく火炎バフリーダーのエデッサの出番ということではないだろうか!?
|
▲同じく火炎バフリーダーの温泉ルーシェ君がプッシュされているあたり、この線は濃厚に感じる。
新しいデッキタイプ=全面的に強いという図式は必ずしも当てはまらないとはいえ、火炎のバリエーションが広がったことは、エデッサについて最近考えていた身からするとなんともうれしい。
2月20日からは、火炎デッキが登場したときのように、しばらくは対戦画面で彼女の姿を拝む機会が増えるかもしれない。
【“世界のザキヤマが独断と偏見で選ぶ推し駒`s ”のまとめはこちら】
文/世界のザキヤマ(@zakiyamaofworld)
YouTubeチャンネルの登録はこちら |
対応機種 | iOS/Android |
---|---|
価格 | 無料(アプリ内課金あり) |
ジャンル | RPG/テーブルゲーム |
---|---|
メーカー | DeNA |
公式サイト | https://www.othellonia.com/ |
公式Twitter | https://twitter.com/Othellonia_info |
配信日 | 配信中 |
コピーライト | オセロ・Othelloは登録商標です。TM&Ⓒ Othello,Co. and Megahouse / © DeNA Co.,Ltd. |
この記事に関連した記事一覧
この記事と同じカテゴリの最新記事一覧