『逆転オセロニア』いちこ(お泊まりスクープ)/世界のザキヤマが独断と偏見で選ぶ推し駒`s 【FILE215】
2024-07-13 19:00
2019-12-19 20:55 投稿
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逆転オセロニア
ドーモ、世界のザキヤマです。
本稿では前編に続き、2019年12月14日にベルサール御成門タワーにて開催された、“オセロニアンの戦2019”の準決勝~決勝の様子をお伝えしていきます!
【準決勝進出者】
・とこまゆげ選手(東北地区代表)
・ツッキー選手(北海道地区代表)
・=sai=選手(関東地区代表:優勝)以下、sai選手
・卍たなきー卍選手(関西地区代表:優勝)以下、たなきー選手
▼リポート記事(前編)はこちら
⇒“オセロニアンの戦2019”公式サイト ⇒大会ルール |
とこまゆげ選手VSツッキー選手
先攻:ツッキー選手
後攻:とこまゆげ選手
両者ともにアルイーナルトップの暗黒竜デッキ。本大会初の暗黒ミラー対決と相成りました。
ツッキー選手の手駒には初手からシェンメイが控えていることもあり、一撃必殺のヒリヒリした緊張感が漂っていました。さらに同選手は早々に逆鱗持ちのトネルムをドロー。火力・被ダメージ減ともに一歩リードします。
続くとこまゆげ選手はアイドル・香蘭をX打に打ち勝負に出ることに。対するツッキー選手は盤面有利を選択し、これを受けきる構え。
対するとこまゆげ選手は、香蘭にユグルパをつなげHPをリード。しかし中盤にも関わらず互いのHPが20000近いこともあり、判断の難しい状況が続いていきます。
ここでツッキー選手はフォイムントによる3枚以上返しの導線を構築するも、これによりとこまゆげ選手には香蘭との4枚返しの導線が開けることに。ここで同選手はシェンメイを使用。17000以上のダメージでフィニッシュを決め、第一戦を制しました。
先攻:ツッキー選手
後攻:とこまゆげ選手
互いにラニトップの魔デッキということで、2連続のミラーに会場からは驚きの声が多数上がりました。
ツッキー選手は初手からジェンイーと闘化ブランジェッタが、とこまゆげ選手はランドタイラントが控えるという、互いに攻撃にすぐれる手駒巡りが目を引きました。
とこまゆげ選手は辺のE6にイヴェットを設置。これに対してツッキー選手はジェンイーを使うも罠は発動せず。つぎのターンにアルカードでイヴェットを回収します。
ツッキー選手は続けてゾノバとエンデガで大ダメージ。HP差は約6000と、とこまゆげ選手にきびしい状態ながら、同選手は冷静にテラーナイトを使用。対するツッキー選手もテラーナイトを打ち、反撃の機会をうかがいます。
とこまゆげ選手は続けてルキアを使い、ツッキー選手のブレスドソーディアンを引き出し、致命傷を回避することに成功。
最終的に、とこまゆげ選手はエンデガの4枚返しを選択し、ギリギリでフィニッシュ。
劣勢からの逆転、誤差200以下のダメージ計算による勝利に、会場を沸き立たせての決勝進出となりました。
sai選手VSたなきー選手
先攻:たなきー選手
後攻:sai選手
両選手ともに暗黒竜デッキのミラー対決ということもあり、前戦から引き続きの展開に会場からは歓声が上がることに。
両者とも早々に竜鱗を辺打ちすることに成功。さらに捕食スキルの出し合いより、互いのHPは拮抗状態に。
最初に動いたのは、たなきー選手。リンドの導線でシェンメイを発動し大ダメージでリードを取っていきます。この時点にて、盤面はsai選手が有利、HPはたなきー選手が有利という状況に。
ここでsai選手の手にシェンメイが到来。ラエフォートとコンボを発動させての4枚返しで20000以上のダメージを与え初戦を勝利しました。
先攻:たなきー選手
後攻:sai選手
たなきー選手はラニトップの魔デッキ、sai選手は正月蘭陵王トップの神デッキ。
たなきー選手は2手目でジェンイーが手駒に到来。対するsai選手は辺にウンディーネを設置し、毎ターンのリカバリー手段を確保します。
sai選手はB3にミアクレルを設置。封印マスのコンボ導線をチラ付かせ、たなきー選手に選択を迫ります。しかしたなきー選手はこれに乗らず、テラーナイトをXのB5に設置。
続けてsai選手がハルアキでアヤメを召喚するも、たなきー選手はこれをリッチで直接返していきます。
最終的には、たなきー選手に進化ブランジェッタとの5枚導線ができ、これをジェンイーでつなげて大ダメージ。同選手が1本を取り返しました。
先攻:たなきー選手
後攻:sai選手
たなきー選手は正月蘭陵王トップの神デッキ。sai選手はアレストップの魔デッキ。
たなきー選手は罠を使われる前に特殊ダメージを与えていく作戦に出ますが、sai選手は罠をあまり引けていない状況。しかし初手でルキアを使うことでフェリタ&プティを引き出すことに成功します。
sai選手は準々決勝第4試合に引き続き、またも早めの局面でアレスを使用。ハロウィン・アゲハとミサトをリペアします。
たなきー選手はアレスを金色・フギンとムニンで返し、最小限の被害で罠を回収。さらに、sai選手が角マスを取った際には、正月オキクルミをも含めたダブルコンボ導線を構築できる流れに。
しかしsai選手が辺に打ったのは防御スキルを持つ進化ティターニア。対するたなきー選手は、ティターニアのライフバーストのダメージを上げないように立ち回りつつ、フェリタ&プティのコンボで落ち着いて回復。つぎのターンも回復を選択します。
ティターニアによる防御が切れた後、sai選手はクリスマス・ピリキナータを使用。これによる通常ダメージ返しに加え、つぎのターンにアラジンでコンボをつなげて見事勝利。決勝戦へと勝ち上がりました。
とこまゆげ選手VSsai選手
先攻:sai選手
後攻:とこまゆげ選手
sai選手は正月蘭陵王トップの神デッキ。とこまゆげ選手はアルイーナルトップの暗黒竜デッキ。
とこまゆげ選手は十字に打たれたブライダル・シベリウスを潰す選択。しかしsai選手はブレスドソーディアンでデバフをかけ、被ダメージを下げていきます。対するとこまゆげ選手は辺にトネルムを打つことに成功します。
中盤のHPはsai選手が優勢。さらに同選手はリンガットとのコンボ導線を匂わせるも、とこまゆげ選手はフォイムントをXに打ち、リンガットのコンボを使った際、フォイムントとの4枚返しの導線をチラ付かせ牽制します。
sai選手はリンガットの導線をすぐに使わない選択。さらにキング・ムスタバとニンブスのあいだにウンディーネを滑り込ませ、導線を確保。
とこまゆげ選手はニンブスの導線を活用できる状態ながら、有効なアタッカーが訪れない状態が続きます。
最終的にはsai選手の元にジークフリートが到来。ウンディーネのコンボも活用し、一勝を勝ち取りました。
先攻:とこまゆげ選手
後攻:sai選手
とこまゆげ選手はラニトップの魔デッキ、sai選手はアルイーナルトップの暗黒竜デッキ。
とこまゆげ選手のイヴェットやリッチは暗黒が相手とあって刺さらないものの、初手のアルカードでリードを奪うことに成功します。
対するsai選手は、C5に打ったアイドル・香蘭のコンボをシェンメイをつなげ、早々に15000を越える大ダメージ。10000近いHP差を確保します。
とこまゆげ選手にとっては非常にきびしい状態が続き、ミサトを使用するもこれも貫通によって解除されてしまうことに。
この時点で同選手のHPが3000を切っていたこともあり、ジワジワと捕食で追い詰められる……という展開をだれしもが想像したであろう最中、とこまゆげ選手が進化ブランジェッタを使用。バフ導線を潰したいsai選手はこれを貫通駒で返したいところながら、手駒にいなかったこともあり、もっとも被害が少ない3周年ランドタイラントでこれを直接返すことに。
ここで、とこまゆげ選手がジェンイーをアルカードにつなげてフィニッシュ! 最後まで諦めず、絶体絶命に思えた局面を覆しました同選手のプレイイングに、会場からは称賛の声が多数上がりました。
先攻:とこまゆげ選手
後攻:sai選手
とこまゆげ選手はシーラーザードトップの神デッキ、sai選手はラニトップの混合デッキ。
まず、sai選手は辺に闘化ブランジェッタを、とこまゆげ選手はシーラーザードを設置。回復耐久が相手ということもあり、sai選手がジェンイーをどの局面で使っていくか、一挙一動に注目が集まりました。
中盤、とこまゆげ選手は、闘化ブランジェッタでジェンイーを発動することを誘うような打ち回しを選択。
コンボを使うと盤面が不利になることから逡巡するsai選手でしたが、終盤になるにつれジェンイーを使えなくなる可能性が増していくこともあってか、ここでジェンイーを使用し15000以上のダメージを稼ぎます。
この時点でとこまゆげ選手のHPは5500程度と苦しい状態ながら、回復に焦ることなく、エレーナで回復マスを生成し、後の展開に備えることに。
続くsai選手はイザベラのコンボ導線を構築。しかしとこまゆげ選手はフリジアで大きく回復していきます。
sai選手はイザベラとゾノバの導線を使える状態ながら、有効なアタッカーが訪れない状態。つぎのターンで金色・クリムゾントニトルスが手駒に加わるも、直前のターンでオーフェルによるデバフがかかっていることもあり、攻撃の手を緩めざるをえないことに。
同選手は金色アラジンの複数枚返しの導線を作ることに成功するも、HPが60%を切っていない状態のため、これを活かすことが難しい状態です。
とこまゆげ選手はフリジアのコンボも活用し、HPを大きく回復。ここでsai選手のHPが60%を切り、ついに金色・クリムゾントニトルスを使用。15000の大ダメージを与えます。
一気にHPを減らされたとこまゆげ選手ですが、ふたたびフリジアのコンボを発動。受けたダメージをほぼリカバリーしたことで勝利。
こうして“オセロニアンの戦2019”は、とこまゆげ選手の優勝で決着を迎えました。
“オセロニアンの戦2019”、参加選手ならびにスタッフのみなさま、改めましてお疲れ様でした!
ぼくは“戦”の取材は毎年必ずさせていただいているのですが、年々レベルが上がっていることはもちろん、選手間の関係性の熟成が進んでいることもあり、本当に見応えがある大会だったと思います。
対戦環境としては、使用不可駒の存在があったこともありますが、やはり9月1日からのシーズン0によるところも大きかったと感じますね。とくにアレストップのデッキはシーズン0ならではといった印象で、ハラハラする駆け引きを楽しませていただきました。
暗黒竜もかつてとは比べものにならないくらいに強化されましたが、登場時は暗黒竜デッキの要と言われたアークワンリーダーはほぼ見られず、ストラクチャーパックのアルイーナルを、トップ層の多くが採用していたことは興味深かったです。
また、「強すぎるのではないか」ということで話題になった蘇生持ちの闘化ラファエルですが、僕の知るかぎりではまったく採用されていないことも印象的でした。
こうした事実が浮き彫りになったのも、参加された方々のたゆまぬ努力によって環境が作られていったゆえなのかな、と感じます。
そして、ドラマ性が本当にすごかったんですよね。どの試合も素晴らしかったのですが、とくに決勝戦のとこまゆげ選手と=sai=選手の戦いは、もともとおふたりが仲がよいうえでの頂上決戦となったこともあり、まるで少年漫画におけるライバルとのラストバトルを見ているような感覚に陥りました。
第2戦はとこまゆげ選手が本当にギリギリの状況から巻き返し、結果的に優勝を飾ることになりましたが、あの第2戦に対する正直な感想を言うと「どちらに勝ってほしいか」ではなく、「これで終わらないで! もう1戦、アツい勝負を見せてくれ!」という想いが強かったです。
イベントの最後にはゲストの方々がそれぞれコメントを残しましたが、参加者と同じように感極まったという雰囲気で、涙をこらえつつお話されていたことは脳裏に焼き付いています。
あの胸にこみ上げてくる想いをみんなで共有できたことこそが、“本気で戦うリアルイベント”である“戦”の醍醐味のひとつと言えるのではないでしょうか。
イベント後には「あんなの見せられたらやる気になるわ!」、「モチベ戻ってきた!」という声を多数耳にしたのですが、ぼくもまったく同じ気持ちで頷ける話です。
デッキやプレイングの研究も進み、ますますの盛り上がりを見せていく『逆転オセロニア』。2020年1月からのシーズン1にも期待大ですが、まずはひとつの節目として“戦”が無事に終了したことは喜ばしいかぎりです。
ちなみに後日、本大会優勝者であるとこまゆげ選手のインタビューも掲載予定ですので、ぜひ楽しみに待っていてくださいね!
それではまた、全国のどこかでお会いしましょう!
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