
『ドラえもん』の新作タイトルも登場!LINE GAME、LINE QUICK GAME新タイトル発表会リポート
2019-04-23 14:22 投稿
新作タイトルが続々登場!
2019年4月22日、都内で“LINE GAME”、“LINE QUICK GAME”の上半期新作発表会が実施された。
本発表会では、両プラットフォームで2019年にリリースが予定される新作タイトルの最新情報が公開された。ここでは、そこで発表された最新情報をお届けしていく。
480万人の登録者を持つLINE QUICK GAME
発表会は、奥井麻矢氏(LINE株式会社ゲーム事業本部 事業本部長)による、LINEが取り組んできたゲーム事業についての振り返りと分析紹介からスタート。
▲2018年9月にはLINE QUICK GAMEが正式オープンし、より多くのゲームが提供されるようになった。
発表によれば、現在LINE GAME、LINE QUICK GAMEでは合計31タイトルが運営されており、日本だけでなく海外でも高い業績を収めているとのこと。またトークアプリ『LINE』が日常的に使用されている国では、連動してゲームのユーザー数も増えており、順調な推移を見せていることが明かされた。
注目すべき点は、アプリをプレイしているユーザー層。一般的なゲームアプリとは異なり、高い年齢層のユーザーも多くいるのがプラットフォームの特徴なのだという。とくに、LINE GAMEで初めてゲームに触れるという人も多く、これまでにない層へのアプローチ、誘因に成功していることが窺えた。
この要因として考えられるのは、ゲームのカジュアルさや、体験やスコアを共有できる仕組み。学生や社会人、専業主婦などのプレイヤーが『LINE』を通じて友人をゲームに誘い、そこからさらにユーザー層を拡大するという動きが効果的に働いている結果と言えるだろう。
このように多くのユーザーを抱えているLINE GAMEは、2019年には既存領域の強化に加え、新市場の開拓にも着手していくという。具体的には、LINE QUICK GAMEが新市場の開拓を担っていくことになるようだ。
ここで、LINE QUICK GAMEでプロデューサーを務める中田陽平氏より、LINE QUICK GAMEのコンセプトが紹介された。
LINE QUICK GAMEは、『LINE』アプリの公式アカウント上でプレイできるHTML5ゲームで、ダウンロードもインストールも不要で、すぐにプレイできるサービス。
本サービスは、プレイ、共有、拡散がすべてメッセンジャーアプリである『LINE』上で完結するため、ほかのアプリやHTML5ゲームとは拡散力が異なる。この『LINE』ひとつで済む環境はユーザーとしてもメリットが大きく、LINEユーザーとも親和性が高いようで、サービス発表以降、順調にユーザー数を伸ばしているようだ。
具体的には、ほとんどプロモーション施策をしていないにも関わらず、現在LINE QUICK GAMEの累計登録者は480万人にも上るという。『LINE』による拡散力の強さを示すように、本サービス利用ユーザーの80%は、友人からの招待で始めた人となっているそうだ。
こうした動きにより、ふだんはゲームを遊ばないスーパーライト層すらも取り込み、次第にユーザー数を増やしているLINE QUICK GAME。発表現在配信されているタイトルのほとんどは、学生が休み時間や放課後に軽く遊べるカジュアルな内容となっているが、今後配信予定となっているタイトルは、どのような形になっているのだろう?
『ドラえもん』の新作アプリなどが多数発表!
今後のゲームソリューション展開については、ゲーム事業本部 事業1部1 副事業部長の佐々木章子氏より紹介がなされた。
現在、既存アプリと『LINE』を連携できるソリューションを実施しており、『荒野行動』や『ブロスタ』といったマルチプレイがメインの他社製アプリでも、次々と導入が進められている。これを導入すれば、『LINE』上で友だちみんなのランキングを確認できたり、招待が送れるようになるため、コアプレイヤーの活性化に繋がるのだという。
LINEは今後もこれを利用し、ゲームアプリと『LINE』との連携によるマーケティングの最適化や、ユーザビリティの向上を目指していくとのこと。なお、より高い効果を発揮するためには、単なるアカウント登録として『LINE』を利用するのではなく、カスタマイズSDKを通じたランキングデータの出力など、より深い部分までアプリとの連携になる。
新規カジュアルゲームが続々登場!
発表会の最後には、4月22日以降に配信を予定しているタイトルが発表された。
最初に紹介されたのは、『LINE シェフ』。こちらのタイトルは、“『LINE』のキャラクターであるブラウンがシェフを目指して料理に挑戦する”という設定で送られる、カジュアルゲーム。ゲーム内容は、つぎつぎと訪れる客を相手に、オーダー通りの商品を作って渡していくというシンプルなもの。5月末のサービス開始を目標に開発が進められているという。
▲不二家の『ペコちゃん』とのコラボレーションも決定している。
『LINE シェフ』については、発表会の後に先行体験をすることもできた。
基本的な流れは、ホットケーキを焦がさないように焼きながら、ホットケーキやドリンクの注文をさばいていくシンプルな内容。序盤こそお手軽に遊べる内容だったが、後半になるに連れてトッピングの要求が増え、注文も複雑になってくるため、思いのほか忙しくなった。
手際よく、どれだけ素早く料理を作っていけるのか、プレイヤーの頭の回転の速さが求められるような内容であると感じた。しかし操作自体は簡単で、1回のゲームプレイも短く終わるため、スキマ時間にちょっと遊ぶには最適なタイトルとなりそうだ。
続いて紹介されたのは、『LINE』のキャラクターたちとコミュニケーションも楽しめるパズルゲーム『LINE ハローBT21』。ゲームないには、キャラクターとのコミュニケーションの場となる箱庭と、パズルモードが用意されているようだ。こちらは2019年6月下旬のサービス開始が予定されている。
▼事前登録はこちら
つぎに発表されたのは『LINE ゴッタマゼイヤー』。こちらは、これまでLINE QUICK GAMEで配信されてきたタイトルとはタイプの異なる作品で、16人対16人のリアルタイムバトルが楽しめる内容になるという。本作は今夏配信が予定されている。
最後に発表されたのは、『ドラえもん』の新作ゲーム。どういった内容になるのかは明かされなかったが、“ドラえもん”以外のキャラクターも登場するということは言及された。こちらはLINE GAMEとkakaogamesの共同開発タイトルになるようなので、続報を楽しみにしよう。
以上が発表会で明らかにされた各種情報となる。LINEがゲーム市場において今後どのような展開を見せていくのか、注目していきたい。
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