【逆転オセロニア】“オセロニアンカップ2019 オープン杯 in 大阪”潜入リポート

2019-04-02 19:15 投稿

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逆転オセロニア

平成最後の公式大会!

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ドーモ、世界のザキヤマです。

今回は、大阪の難波御堂筋ホールにて開催された“オセロニアンカップ2019 オープン杯 in 大阪”の様子をリポートしていきます。

本大会は、先日東京にて開催された“学生選手権”に続き、2回目の開催となる“オセロニアンカップ”。参加条件だれでも参加できるオープン杯ということもあり、200名近くの参加者が集い、和気あいあいと交流しつつ腕を競い合いました。

演者

▲出演一同。左から、プロデューサーのけいじぇいさん、オセロ元世界チャンピオンの高梨悠介さん、タイガー桜井、宮坊、みそしるさん、ちゅうにーさん。

また今回の大会は、高梨悠介さん、みそしるさん、ちゅうにーさん、タイガー桜井、宮坊の公式メンバーも参戦! 来場者と本気の対戦をくり広げました。

なかでも高梨さんの活躍が目覚ましく、準々決勝まで勝ち上がる快挙を成し遂げ、その実力を存分に見せつけてくれました。

ルール

【予選】
1勝先取(スイスドロー/全8戦)
【決勝トーナメント】
2勝先取

【デッキ】
・コスト180以下
・神、魔、竜、混合のいずれか

【使用禁止駒】
・ベルゼブブ
・ファヌエル
・ジェンイー
・アルキメデス
・ロスカ
・フェリヤ
・心核の守護者

世界のザキヤマの参加リポート

今回の大会は、僕自身も予選から参加してみました! デッキはMirrativ配信でリスナーさんと模擬戦をしてもらい調整&準備。大会前からわくわくが止まりませんでした。

伊丹

▲使用デッキはこちら。納涼メフィスト(通称:伊丹さん)を使うことは決めていたのですが、「HPが高い=強い」というシンプルな結論に至った結果、神に寄せることに。

体感としては、“戦”に比べると和やかな雰囲気がありつつも、バトルはガチ。戦いはじめは「いやー、その罠はキツイっすねー!」などと笑っていたものの、終盤になると互いに無言になる……といった温度感でした。

スイスドロー方式の大会に出場することは今回はじめてだったのですが、見ているだけと参加するのではぜんぜん違いますね。臨場感はもちろん、何より楽しさが段違い。またの機会があったらぜひ参加していきたいですね!

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▲結果的には5勝3敗と勝ちのほうが多かったものの、壇上には二~三歩及ばないという結果に。

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▲なお、最後の1戦は“オセロニアンの戦2017”優勝者の伊丹さん。まさかの闘化アムジェラデッキでの勝利、お見事でした!

【準決勝進出者】
・ありすさん
・ゆにばーすさん
・かねさん
・宵さん

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▲準決勝からは学生選手権を優勝したMappy会長さん(右)が実況として参加。正確無比なダメージ計算と「いーいリッチですねえ!」、「サマーシュクレ。4ターン1000カロリーのかき氷を貪っていくぅ!」といった味のある言い回しで戦いを盛り上げてくれました。

準決勝第1試合

第1戦

先攻:ゆにばーすさん
後攻:ありすさん

ゆにばーすさんは蘭陵王トップの混合デッキ、ありすさんは正月蘭陵王トップの神デッキ。

序盤、ありすさんは十字にクリスマスハーピストを設置。対するゆにばーすさんは、この導線を警戒して直接返し、金色フギン&ムニン(以下、金ムギ)を設置します。

中盤、ありすさんはゆにばーすさんのブレスドソーディアンのコンボが発動しないことを読み切り、アルベルダとブライダルウンディーネをつなげてダメージ。しかし、ゆにばーすさんはブレスドソーディガンの導線を残しつつティターニアを設置することに成功します。

ここからゆにばーすさん優勢の流れとなり、最終的にはアラジンでブランジェッタとエンデガのコンボを発動&ゾノバの毒も加わり大ダメージ。ゆにばーすさんが勝利しました。

第2戦

先攻:ゆにばーすさん
後攻:ありすさん

ゆにばーすさんはデネヴトップの竜デッキ。ありすさんは蘭陵王トップの混合デッキ。

後攻のありすさんはミサトをXに打って牽制。これに対してゆにばーすさんは盤面優位を選択。加持をC6に打ち、後の大ダメージを狙っていきます。

ありすさんはブライダルウンディーネのデバフを使うも、ゆにばーすさんは迷わず忍竜と加持で大ダメージ。

一見したところ不利なありすさんでしたが、最後は代償クロリスとミサトをつなげでフィニッシュ。逆境を覆し勝利を掴みました。

第3戦

先攻:ありすさん
後攻:ゆにばーすさん

両者ともに納涼メフィストトップ。ミラーデッキでの対決となりました。

序盤の手駒も互いにエンデガ、ルキアを抱えることに。ありすさんが早々に闘化ブランジェッタを仕込んでリードを取りに行きます。

ゆにばーすさんはゾノバで大ダメージを受けてしまうものの、手駒にティターニアが控える好配牌。しかしありすさんにもティターニアを訪れるという接戦が展開されます。

最終的には、ゆにばーすさんが複数枚返しで大ダメージを与えるものの、ありすさんはHP15でギリギリ踏みとどまることに成功。つぎのターンでフィニッシュを決め、決勝に駒を進めました。

準決勝第2試合

第1戦

先攻:宵さん
後攻:かねさん

宵さんは納涼メフィストトップ、かねさんはデネヴトップの竜デッキ。初戦から竜デッキが登場したことで会場が沸き立ちました。

宵さんは、かねさんがX打ちしたファイアドレイクを敢えて受ける選択。ダメージを受けつつも盤面優位を選択します。

続いてかねさんの手駒にランドタイラントが到来。よりバフがかかった闘化ノイレで大ダメージを与えるも、わずかに削り切ることができず。対する宵さんは減ったHPを逆手に取りヴァイセでフィニッシュ。第1戦を制しました。

第2戦

先攻:かねさん
後攻:宵さん

かねさんは闘化シエンティアトップの神デッキ、宵さんは蘭陵王トップ。試合当日の12時より登場したシエンティアを軸としたデッキメイクに注目が集まりました。

宵さんは闘化ブランジェッタを早々に辺に設置。かねさんはティターニアを敢えて返さず盤面を重視。ゾノバの出現も最小限に抑えることに成功します。

続jくかねさんはサマーシュクレやマーテルを使い、長期戦に向けて布陣を敷いていきます。

宵さんは導線を確保しつつ立ち回り、最終的には服部平次のコンボをエンデガでつなげて大ダメージ。そのままの流れで押し切り、決勝に進出しました。

決勝戦

第1戦

先攻:ありすさん
後攻:宵さん

ありすさんは蘭陵王トップ、宵さんは納涼メフィストデッキ。

ありすさんは初手からクリスマスハーピスト。さらにアテナを辺打ちし、アイギスによって有利な状況を作り出します。対する宵さんはルキアでアイギスを返すことを選択します。

盤面不利に見えた宵さんでしたが、落ち着いてシュクレでのHP回復しつつ立ち回り。さらに防御駒を効果的に使ったうえで、ハロウィン・メーティスで決着。第1戦を制しました。

第2戦

先攻:ありすさん
後攻:宵さん

ありすさんは正月蘭陵王の神デッキ、宵さんは蘭陵王トップのデッキ。

序盤、宵さんは碧音を設置、ありすさんは金ムギでバフ。続いて宵さんはティターニアをB3に打って牽制し、ありすさんはリンガットで被ダメージを軽減します。

最終的にはありすさんの手にアラク、金ムギ、蘭陵王、フェリタ&プティのバフがかかった状態でエンデガが到来。これでフィニッシュし巻き返しました。

第3戦

先攻:ありすさん
後攻:宵さん

両者ともに納涼メフィストトップの魔デッキ。とくに宵さんの配牌がよく、3手先まで確定したような手駒でした。

また、ありすさんもリッチ、ティターニア、ルキアと強力な手駒が揃っており順調な滑り出し。加えて互いにシュクレが手駒に訪れたことから、激戦が予想されました。

宵さんはイヴェットを使いつつ、ありすさんのリッチの横にリッチを付け、強制的に罠を発動させる立ち回り。妖猫の吸収も活かしつつ有利に戦っていきます。

最後まで戦いの行方はわかりませんでしたが、最終的にはありすさんがエンデガとシュクレのコンボで大ダメージを与え、そのまま押し切ってヴァイセでフィニッシュ。

こうして、大阪で開催された“オセロニアンカップ2019”の優勝者は、ありすさんに決定しました。

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▲出場者には特製ピンバッジ、ステッカーなどのプレゼントも!

優勝者インタビュー

オセロニアンカップ2019を制した、ありすさん(文中:ありす)にお話をうかがいました。

【ありすさん:プロフィール】
予選戦績:8戦8勝
ランク:308
クラス:ダイヤモンドマスター
公式戦歴:18003勝
プレイ歴:689日
※取材当時

――優勝おめでとうございます! 今日の手応えはいかがでしたか?

ありす:ありがとうございます! 予選ではスパルムデッキを使ったのですが、これが思いの外刺さって全勝につながりました。

スパルム

──なぜスパルムを使おうと思ったのでしょうか?

ありす:今回の禁止駒である(ファヌエル、ベルゼブブ、ジェンイー、アルキメデス、ロスカ)を考えると、それを除いても強力なデッキを組める納涼メフィストデッキと、神単が多いと予想しました。そのふたつに勝つための構築になります。

──毒という点では納涼メフィストと共通点が多いと思いますが、なぜこちらを選択しなかったのでしょう? また普段からスパルムは得意とされているのでしょうか。

ありす:納涼メフィストはオーラリーダーなので、実質的に手駒が3枚しか使えず、立ち回りが制限されてしまいます。また終盤の火力に欠けがちなデメリットもあります。スパルムデッキを使ったのは、より自由度の高い戦いができるからですね。ふだんは神単が得意ですね。スパルムは久々に駒箱から引っ張り出しました(笑)。

――そういった下準備をしたうえでの挑戦でしたが、大会にはどのような心構えで臨みましたか?

ありす:そこまで賭けていたわけではないのですが(笑)。久々のリアルイベントでお会いできる方も多いので、楽しめたらいいなあ、という思いでしたね。

――“オセロニアンスターズ2019”と合わせて2回のタイトルホルダーとなりましたが、今後の展望を教えてください!

ありす:今回はなんとか勝たせてもらいましたが、まだまだプレイングが甘いところもあります。今後こういった大会が出させていただくことがあれば、悔いのないプレイをして、できればまた勝っていきたいですね。

ありすさんが壇上に用意したデッキ

混合デッキ

スパルム

【ありすさんコメント】
アテナを最近無料サービスガチャで運よく引けたので、使ってみたい一心で採用しました。勝つため、というよりは楽しむことを主眼においています。アテナを活かせるプレイングを目指しています。

竜デッキ

竜

【ありすさんコメント】
竜はあまり駒がそろっていないうえに苦手なんです。壇上では採用しませんでしたね。

魔デッキ

魔

【ありすさんコメント】
多くの人が予選で使ったであろう、テンプレ的なデッキですね。引いたら強い駒を使って作りました。ぬいぐるみファヌエルは特殊カットできるのも含めて優秀ですね。

神デッキ

神

【ありすさんコメント】
シンジを採用しているのですが、「これは本気で神単を組んだら入ってくる」と思ってがんばって手に入れました経緯があります。予選では“シンジくん”という名前で挑戦したくらい思い入れがありますね(笑)。今回のルールではファヌエルとフェリヤが使えないため、ミアクレルだった枠をシンジにしました。初手出しもできるしコンボで火力も出せるため、柔軟な対応が可能です。

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逆転オセロニア

対応機種iOS/Android
価格無料(アプリ内課金あり)
このゲームの詳細を見る
ジャンルRPG/テーブルゲーム
メーカーDeNA
公式サイトhttps://www.othellonia.com/
公式Twitterhttps://twitter.com/Othellonia_info
配信日配信中
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